電子限定漫画付き
表題、共依存ガチ兄弟もの最高でした。
弟のほうが兄に依存しているのかと思ったら、兄のほうが重症なのかな。
弟がぶっかけられたものを頭に付けたまんま、普通に食事の用意してるのなんか笑った。
それにしても弟こわかわいい(怖い+かわいい)
兄がトイレで自慰をしてるのに気づいても「こちですればいいのに」とか当たり前のように普通に思ってるし
「たーちゃんどんどん駄目になっちゃうねぇ」って自分が1日留守しただけで憔悴した兄を見て嬉しそうだし。
ガチ兄弟でも背徳感があまり無いのではなく、そうなることは当然のことだった。みたいなとことがとても良かったです。
絵柄がけっこう迫力ある感じなので、ちょっとホラーっぽく見える時がありました。そこもとても魅力的。
描きおろしはただのバカップルしててかわいかったです。
他の短編も全部面白いです。全く違った話ばかりなので作者様の作品の幅広さを感じました。
絵柄的に、仄暗いお話が引き立つと思いました。
全部、丸々1冊で読みたいくらい面白くて久しぶりに滾りました。
絵のうまさはもちろんのこと、話の運び方が素晴らしすぎて、なんの違和感も引っかかりもなくするする読めるんですよ!
強いて言えばページめくるのが勿体なさすぎて先へ進むのに躊躇うくらいです。
表題作は依存系の暗め重めな話ですけどバッチリ好み!しっかり変態さを描いてていい。
依存していたのは弟だと思ってたけど実は兄が…みたいなの最高!
あと兄の友人が帰った後の一連の流れで、緩くなってたのは自分でしてたからとか、わかってたけどツボつくなぁぁ〜〜〜!!やるなぁ〜!
他の短編、とくに『おにいさんと呼びなさい』もめちょくちゃ好みです。髪型すきだなぁぁ。
この方の他の作品も読みたいけど単行本化はこの作品だけなんですかね…つらい。
作家買いがまた一つ増えました٩( ᐛ )و
松田うさち子先生のデビューコミックス。待ち望んでました!
年の離れた兄弟、兄の匂いがしないと眠れない弟は兄と離れると不眠症になってしまう。弟→兄の執着かなと思ったら、弟はただ兄の匂いが必要なだけで、弟がいなくなると兄の方が風呂にも入らずヤバくなっていき、兄→弟の執着の方がすさまじかった…
そして兄が弟で抜いてるのが弟にバレて、二人は兄弟を辞めてカラダの関係を持つことに。弟は今まで兄を抱くなんて考えたこともないと思いつつ、兄が気絶するまで抱きまくり、いままでの兄弟って関係よりカラダの関係の方がしっくりしているように見える。
三部作「どうしようもない」で兄の執着の危うさが描かれ、「どうしたらいい」で二人は兄弟を辞めて、「どうにかなる」で弟の執着の激しさが描かれてます。
病んでるガチ兄弟の執着・共依存の話だとわかっていても、「どうにかなる」の二人は想像をはるかに超えてすごい…鳥肌もの。
雑誌で読んだ時、ストーリー組み立ての巧みさ、絵のうまさに惹きつけられ、他の作品も読みたいとコミックスを探したら一冊も出てない新人作家さんだったことに驚きました。なので、コミックスでまとめ読みできるのが本当に嬉しいです!
同時収録の短編も、ほどよく病んでておもしろいです。
松田うさち子先生の今後の作品も本当に楽しみ!
松田うさち子先生のデビュー作です。
絵がとても綺麗です!
兄弟のお話で、最初は弟の方が兄に依存してると思っていましたが、実は兄の方が弟に依存してるというのに気付き二人は兄弟を辞めます。
二人ともが依存しあって、お互いがお互いを必要としているところが良かったです。
短編の作品で「ハッピードリームマン」が好きです。何回読んでしまう!
初見のときはいろいろごっちゃになってしまったんですが、二回三回と読み進めていくうちにハマっていきました!
デビュー作とは思えないようなクオリティでオススメです。
私は結構依存系は結構好きで今回は結構どストライクでした(笑)
少し違う常識にいる兄弟の世界。他人には入れない世界があって、他人とは違うって気づくんですよね。そこで対立した結果が共依存だった。全然アリだと思うんですよね。家族として恋人としてどちらにしても側にいる事を選ぶんじゃないかって。これも愛情の形なのかもしれないなって思いました。
「おにいさんとお呼びなさい」
このお話も私は好きです。なかなかコメディな流れで次どうなるんだろってワクワクします。