渾名をくれ

adana wo kure

渾名をくれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×27
  • 萌15
  • 中立7
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
11
得点
190
評価数
57
平均
3.6 / 5
神率
38.6%
著者
新井煮干し子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396783921

あらすじ

ジョゼは
おれの
神様だった。

おまえを独占するなんて、
どんなに望んでも叶わないと思ってた――。

有名イラストレーター・天羽(あもう)と超人気モデルのジョゼは同居中。

天羽は美しいジョゼを愛し、ジョゼが他の男と寝ても、帰らない日が続いても、召使いのように従順に受け入れる。
「愛されるより愛したい」。それが天羽という男だった。
しかし、ジョゼの恋心が自分に向かっていることを知り、天羽の心中は――。

愛されることを望まない絵描きと、
対等な恋人になりたいスーパーモデルの
純粋すぎるラブストーリー。

表題作渾名をくれ

天羽崇人 有名イラストレーター
ジョゼ 人気ファッションモデル

レビュー投稿数11

解釈が難しいよー!

うん、難解でした……
独特の世界観です。

主人公の天羽とジョゼも難儀な2人です。
心で思っていることを言葉にしない天羽と、
はっきり言葉にしてほしいジョゼ。
正反対だからこそ惹かれ合うのかもしれません……

美しいジョゼが大怪我をして鼻には大きな絆創膏、
顎の傷のせいで髭は伸びっぱなしに。
天羽が自分の見た目を愛していると思っているジョゼは荒れます。

だけど、天羽は「ジョゼは骨になっても美しい……」
って言うんです。
これ聞いて、あぁ天羽の愛って大きくて深いんだなと思いました。
ジョゼもきっとそう思ったんじゃないかな?

まぁ、それにしても難解……
最後の友人・剣と3人で旅行するところ……なに?
なんで3人?
分からなかったーーー^^;

でも、〝ジョゼ〟は天羽だけの呼び名になったのよね?
これがタイトルの所以なのでしょうか?
む、ムズイ……

でも、違った意味で心には残ったかもしれません。

0

私にとって難解

難しいのかシンプルなのか
読解力のない私にはわからない愛の物語でした。
天羽はジョゼの全てを愛していて、ジョゼが何をしてもいいと思えるのも不思議。
ジョゼも天羽を好きだと、全部知りたいと言ってくれているのに
描いたジョゼの絵は見せられないのは自分の欲望にまみれているから、
というのはなんとなく分かる気はしたのですが
見たいとジョゼが言うなら叶えてあげたらいいと思ってしまいました。
絵描きじゃないとこういう感覚はわからないのかな…。
裏切られてもいいと思うような絶対的な存在が天羽にとってジョゼだけど
愛していたら裏切られたくないし自分を愛して欲しいものでは?
何度か読み返してみたのですが、天羽だから、ジョゼだからとしか捉えられず
そもそも自分以外のことは理解が及ばないものかもしれないですね。
どうあっても二人は愛し合ってることは確かだからいいのかな。
ジョゼの事務所の後輩・剣が普通の感覚の持ち主で少し安心しました。

1

愛のはなし

圧がすごい。
作品全体からの圧、キャラクターからの圧、絵柄の圧、ぎゅうぎゅうと迫られる感覚のまま最後まで連れて行かれます。

決して万人がBL漫画に求めている雰囲気ではないと思いますが、好きな人は癖になる。むしろ表紙も特徴的なので好きな人しか手を出さないかも知れない。新井煮干し子先生の絵柄、自分は大好きです。

あまり講釈をたれたい作品ではないのですが、剣の2人への関わり方が絶妙でした。これ以上踏み込んでたらヤメテクレって感じだった。
途中まで、天羽はジョゼのガワだけ好きなのかなと思ってましたが、むしろ真逆でしたね。

0

骨になっても

ずっっっとこの表紙が怖くてゾワゾワしちゃうので避けてたのだけど、電子のセールだったので読んでみました。

有名イラストレーターの天羽と絶対的な美を持つモデルのジョゼ。

ただの同居人かと思ったら、二人でエッチはしてるし、でも天羽の前で他の人とエッチしてそれを見ててとか言うし…と二人の関係性に最初戸惑いました。というか愛し合ってるけど愛し方が違うというのかなぁ。

天羽はなんというかジョゼを崇拝している感じで、学生時代はひたすらクロッキー帳にジョゼを想像でスケッチしてそれでヌいていたとかちょっと偏執狂っぽくて、ジョゼが何をやっても何を言っても受け入れる。対するジョゼは始めは天衣無縫に感じたんだけど、普通に天羽が好きで普通に愛しあいたいのにそれが出来ないもどかしさなどがあって、わざと天羽の前で他の男と寝ちゃったりするんじゃないかなと。

信仰は一人でするもの=天羽の現在の状況
愛し合う=二人でするものだと思っているジョゼ
って感じかなぁ。

正直判りづらくてどうしようか…と途中まで思っていたんだけど、終わりのほうで俄然いいなと思いました。
それはジョゼが酔っ払って鼻を怪我してしまうところで、自分の取り柄であると思っている顔に傷がついてしまったジョゼが「美しくなくなって誰にも見向きされなくなったらおまえもおれを見なくなるんだ」と天羽に不安をぶつけるのですが「そうなればいい」と答える天羽。
天羽は外見だけではなくてその内面、魂すべてを愛し尽くしているので、そんな外見がどうのだのこだわっていない。
それまで全く異なる言語で愛を語っていたような二人がようやく何とか共通言語で語れるようになった(まだ完全じゃないけど)瞬間が好きです。そして天羽が言う「お前は骨になっても美しい」ここに痺れました。
あ、何をやってもジョゼの言うことを受け入れるとあったけど、最後に天羽の部屋を見せてと言ったジョゼの願いだけは頑として拒否してたな。一見普通の仕事部屋なんだけど天羽の信仰部屋というか長年描き続けてきた膨大な御本尊(スケッチ)が収められている部屋だから、ジョゼ本人からの願いであってもダメだったらしい。

最初はジョゼの美しさに魅せられたから膨大なスケッチをしているのかと思っていたけど、外見ではなくジョゼの魂・ジョゼの本質を捉えようとして描き綴った天羽の挑戦みたいに感じたのだけど、だからといって好感がもてるかといったら別というか、正直ジョゼはこの不気味な男のどこが好きなんだろう?と思ってしまいました。
お互いかなり一般常識からずれたところにいる二人と一時期同居する事になる剣の普通さに少しほっとさせられました。あの人がいなかったらもっと胸焼けしていたと思う。

2

個性的な作品

この作家さんの作品は初めて手に取りました。
すごく個性的な作品で、他の皆さんが仰っているように文学作品のような一冊でした。
そして最後まで読んでタイトルに納得。思わずほっこりしてしまいました。

ジョゼを崇める絵描き・天羽とそんな彼に愛されたいモデルのジョゼの話。

天羽に「俺のことを好きになって」と伝えるジョゼが凄く切なかったです。
ジョゼのことを愛しているけれど、自分は愛されなくてもいいという天羽の気持ちがなんとも寂しく…。
けれどラストは二人のこれからが期待できる終わり方でした。
続きが気になります!

0

新井先生の絵が好きです

他の方も書かれていますが、この漫画は単純な恋愛ものではないです。
結末も恋愛としては曖昧な感じです。

お互いがお互いを愛しているのに、攻めの天羽は受けのジョゼの美しさを崇めていて、でも、ジョゼは普通に愛してほしい、だからすれ違う…という感じです。
一方が崇めたりするお話はいくつか読んだことがあるのですが、このお話は崇めているだけかと思いきや、天羽とジョゼは触れ合ったりもするしHもしたし、自由なジョゼは天羽の前で他の人と関係をもつし、でも天羽は嫉妬したりはしないし……。
もしかしたら、ジョゼ視点で描かれたならもう少しわかりやすい話になったのかもと思ってしまいました。

登場人物に感情移入はできなかったのですが、新井先生の描かれる独特な絵柄がとても素敵でした。2人なりの幸せを祈りたくなりました。
ちなみに、私的には長髪の脇役の剣が一番好みでした。

0

天羽は遠憲さん似と言うことでよろしいですか?

テーマが「信仰」と言うだけあって、すごく難しくてこの解釈であっているのかしら?とかなり不安になりました。
他のレビュアーさんのレビューを参考にしたり、作家さんのインタビューやあとがきを読んでみたりして、三回読んでみました。でも、まだイマイチわからないことも多くて、あらすじ紹介はしにくい作品です。

他のレビュアーさんも書かれていた、文学作品を読んだみたいと言うのがピッタリだと思いました。とにかく、しびれる台詞が多い!!一番しびれたのは、後半の「愛している おまえは骨になっても美しい」でした!!
見た目の美しさにだけひかれたわけではなくて、ジョゼの感情が肉体を左右しているからジョゼを美しいと思うと告白しているのですが、ここまで崇拝されて、すべてを美しいと言われて、すべてを愛していると言われることなんてないですよね。しびれるわー。

天羽は、かなり難しい性格だし、分かりにくいのですがジョゼはかなり分かりやすく、愛すべきキャラです。後に居候することになる剣に「天羽が俺を愛していて、だからついてきちゃったんだ!」と説明するシーンとか、ほんと可愛いです。

1

自分には理解のできない世界

中学から一緒の、イラストレーター攻めとモデル受けの話です。

新井煮干し子さん初読みでしたが、私がアホだからか、まったく理解できませんでした…。評価が高いので、ほかの皆さんはちゃんと理解できてるのだと思います。アホですみません…。
何というか、理解のできない純文学作品を読んでるような気持ちになりました。萌えも感じられなかった。

攻めは受けを盲目的に愛していて、でもそれは信仰心のような感じで相手から返ってくるのを期待した想いじゃありません。受けは恋人とは愛し合いたい人なので、それが歯がゆくて攻めを試したりしてしまう、というお話。
でも受けは、いつ攻めを好きになったの? かなり早い時点から好きだったような感じだけど、好きになるようなエピソードも何もなかったし。個人的にこの攻めが生理的にダメだったので、なぜ受けが偏執的盲信者に惚れるのか理解できなかった。
攻めも、受けが言うなら何でもする、みたいなこと言ってる割には、受けの望みを全然叶えてやらないのが理解できない。

絵も私にはダメでした。攻めの顔が怖いし、電車で受け攻めが並んでるとこなんて受けが壁にめり込んでるし、表紙の手が折れちゃってるし、絵で状況がよく掴めない箇所が多い。受けが怪我した時も、長身脇キャラに抱きついてる時点でどうやって転んで顔を打つんだろう、と思いました。

3

光と陰と

恐らくこの内容を帯で要約する事は不可能なんだろう、
と一読後長い溜息が出ました。
それこそこの物語にはゴールなんざ存在しないんでしょう。
ゴールらしき地点は置いてあるにしても、それは解釈次第で
一里塚にもなる代物で、そして解釈の為の理は一貫したもの
でもなければ整然ともしていない。
乱暴に突き放してしまえば、タイトルに対する疑念こそが
最大のネタバレではないかと評者は愚考するのですが、
それだけで済んでしまえば読んだ後に変なしこりなぞ
感じずに済んでいるのでしょう。

理解を放棄してただ感じていれば、パライソの気配を
感じる事ができるのでしょうか?

1

まるで文学作品

この作家さん本当に好きです!!なんといっても絵がとても綺麗です。アート作品のようで、あまりBLらしくない絵柄です。人物がとてもリアルに描かれています。BL漫画で人物の鼻をこんなにリアル寄りに描かれる方は珍しいのではないでしょうか。それがとても良いです。
この絵柄も相まって、本作の読後感は文学作品を読んだような感じでした。一言では言い表せないような、ふたりの関係は今後変わってもっと深いものになるのだろうけど、そうとは言い切れないような危うさもあって。きっとハッピーエンドなんだろうけど、とても現実味のある世界観だから、現実的に考えるとこの先ふたりがどうなるのかは想像がつかないような。
1冊のマンガだけど、200ページの小説を読んだような気分です。

ふたりが暮らしてる空気感がとても好きでした。天羽のジョゼに対する愛が重くて深くてすごかったです。その愛は天羽の世界の中だけで完結している。そして最後その愛に向き合おうとするところで話は終わってしまいます。

ライトにBLを読みたいって方にはお勧めできませんが、じっくり読んで作品に浸りたいって方には激しくお勧めしたいです!

3

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