新装版
身体の関係から始まるピュアラブ大得意の作者さん、今回も外れ無しです。
オフィスものということで受け攻めの口調の差がかわいいです。敬語部下攻め・エロかわ上司攻めのバランスもとてもいい。積極的で少し強引な上司の久慈さん、魅力たっぷりでした。
同時収録は同じ世界軸(久慈さんの弟カップル)と、青春学生モノでした。テイストは違いますが、どちらも気持ちのいい作品でした。
文川先生の作品は総じて、表紙・帯が好みで気になった方は買ってみて損はないかと思います。
じみ先生の短編は、どのお話を読んでも「読んで良かった……」と思わせてくれる、素敵なお話ばかりだと、改めて感じました。
『屋上から恋』が切なさと温かさで溢れていて、堪りません……
「だから死ぬのはあと100年待って」「100年は長すぎるよぉ…」「ごめん 俺結構わがままなんだ」このお話の最終ページに、目頭が熱くなってしまいました……
描き下ろしがもう……良かったです笑
アレコレの久慈兄弟は酒癖が悪いというお話で、キスからのドヤ顔や、チン長測り(?)絶対に似なくていいところが似ている兄弟を見ることか出来ます。
描き下ろし作品を読み、ここまで笑ったのは初めてです!!
連載時に読んでいた方や電子単話売り等で「収録作品は全て読んだことがある」という方も、絶対に楽しめると思います!!
表題作含め4本+オマケ
《アレがしたい、コレがほしい。》
女子社員の憧れの的の上司(久慈)は部下(笹沼)の下半身がお気に入りで、隙さえあればHを誘ってくる絶倫上司で、さすがに体力(精力)の限界を感じた笹沼は‥‥
下半身の使用頻度を減らしてほしかっただけなのに、久慈との距離まで空いてしまって『体だけが目当てだったんだ』と少なからずショックを受けている笹沼が何となく可愛かった。その時、久慈が自分ではない違う男と一緒にいるのを見て益々ショックを受けて可愛かった。(顔は可愛くなかったけど)一緒にいた男は久慈の弟だったんですけどね(よくあるパターン)お付き合い始まってからはラブラブで、笹沼の元カノが出てきたけど、特に何も無くラブラブのままエンディングでした。
《アレコレ言っても始まらない!》
久慈の弟(央)の話です。久慈と同じ会社の米久保に惚れられた央が、あっ!と言う間に米久保と関係を持ち、好きになり始めるまでのお話です。
《ウチの家政夫コワモテ系⁉︎》
確かにコワモテ系だったが、家政夫というだけあって家事は完璧でした。家政夫として、ちょっと役に立たないと寂しげにしてるのが可愛い。アクシデントで雇い主と関係を持ってしまって退職するというハプニングもあったけどハッピーエンドで良かったです。
《屋上から恋》
同性しか好きになれない歩が後輩の若槻を好きになり、報われないから屋上から飛び降りる前に無理矢理Hしてもらおうとするが、無理で友達から始める話。
Hは程よくあったけど、絵柄のためかなぁ?エロいってことは無かったです。
カバー下の漫画も面白かったです。
面白かった〜〜!絵柄が既視感あるなぁ、はらださん寄りなんだと思いましたがえちもお話も安定してて面白かった…!です巨根、最高です笑 それだけでそのワードフレーズだけで明るい未来が予想できるので…最高…、!笑 有難うございましたァァ‼︎
表題のお兄ちゃん受けもその次の弟ちゃん受けもナイス受け攻め、その他2編もとっても面白かった(何度も云いますが)…きゅんきゅんしました。何だろう、まず端からテーマがいいんですね。ギャグセンスもあり。
描き下ろしの受け兄弟が張り合う件もボケツッコミと笑ってしまいました。
ただただ面白い、です。これに尽きます。