• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ビーンズ・キャンプ

黒木・コンビニバイト、実は…
黄一・三つ子の長男

あらすじ

桜庭家の三つ子には、秘密があった。黄一、朱里、そして青児。男に好かれてしまう性質に必死にあらがう黄一に対し、他のふたりはそれぞれのやり方で男たちとつきあっている。だがそんな彼らの体質と目覚め始めた不思議な力には、深い理由があったのだ!!そして彼らに接近するバイト青年・黒木の正体とは!?不思議不可思議リ・インカーネーション・ラブ!!

作品情報

作品名
ビーンズ・キャンプ
著者
依田沙江美 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403660528
3

(15)

(1)

萌々

(3)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
41
評価数
15
平均
3 / 5
神率
6.7%

レビュー投稿数7

蛇の執念


あらすじを読んで絶対萌えないだろうと思っていたのに、蛇神の恋心が明かされる辺りでかなり萌えました。

ホモっ気のある三つ子とフリーターの交流に見せかけた、蛇の神様(ゲイ)が猪の神様(ノンケ)に恋して神界と人間界を巻き込んで騒動を起こすファンタジーです。

ちなみにビジュアルは、蛇神が黒髪の青年、猪神が小柄な美少年です。

萌どころは蛇神の執着ですね。蛇だけあって執念深い。

自分で猪神がゲイになるよう呪いをかけておきながら、いざ猪神が襲われそうになると相手の男を殺してしまう天邪鬼な蛇神に萌えてしまいました。

男色も変態教師も人殺しも近親相姦もあっさりと流され、物語は蛇神の純情片思いで幕を閉じます。←スゴイ強引な終わり方(笑)。

神様達が少しずつ精神的に人間になっていく様子がユーモラスに描かれていて面白かったです。

0

不思議な三つ子

依田沙江美先生が大好きなんです!
冷静に見たら萌ぐらいが正当な評価なのかもしれませんが、依田先生作品は至高…揺るぎない好き。

不思議な三つ子の謎が、徐々に明かされていきます。表紙からは分かりませんが、ファンタジーものなので許容できる方にオススメ。
正直終わり方はかなり唐突で、まだ続かせる気があったのかな?と思う。徐々に明かされていた謎も、あらかた紐解かれていますが、まだ完結したとは言い難いので非常に残念です。

依田先生の描く色白の美少年の、無垢さと可愛さを愛しく思う一冊!

0

ちょっと不思議なファンタジーです。

桜庭家の三つ子と、コンビニで知り合ったアルバイターの黒木と、その4人に纏わる過去の因縁+αなお話です。

インド神話や、中国神話をベースに、その神様たちが人間界に生まれ変わったら、というファンタジーだけど、舞台は現代、というお話です。

神様だった頃、三つ子と黒木にとり付いた神様は仲の悪い種族で。
三つ子は、ある事件で黒木にとり付いた神様から処罰を受ける事になります。
その罰が人間界に堕ちて、「男が好きなら女好きに、女が好きなら男好きに」というもので。
現在の自分のセクシャリティと違ったり、それを受け入れたり、でドタバタする三つ子と、それを追っかけてきた神様のコメディ、でしょうか。
ちょっとダークな面もあったりしますが。

メインは、「元女好き、今は男が好きなんだけど心は受け付けない」黄一(こういち)と、黒木にとり付いた神様のお話。
黄一は、上で説明した通りのセクシャリティなので、黒木(神様付き)に反発して、心は受け入れられないのに、身体はつい受け入れてしまう、という難儀な話で。
それにぐるぐる考えてしまう黄一は不憫なような可愛いような(笑)

3つ子、それぞれ個性的なので、誰かしら興味のあるキャラはできるのではないでしょうか。
続編もあったら楽しいな、と思います。

1

はしょりすぎ?

話じたいはすごく楽しいです。
あらすじは他のかたのレビューに詳しいですが、性格の違うホモな三つ子と転生ネタを絡めたSFなシチュエーションにも、ファンタジー系が苦手な私ですらすんなり馴染めました。
ただ、話をはしょりすぎてる感は否めなかった。
転生前の話ふくめ、三つ子三人の人間界での恋愛をじっくり描いてたら名作になったんじゃないかなと、ちょっと勿体ない気がしました。
もしかしたら続編が出るのかもしれませんが…。

0

続編は結局??

かわいい三つ子の男の子、実はこの3人は…

かわいいお話ですが、中途半端に神話世界の過去の因縁の、無理矢理ファンタジーな設定が付いています。
単純に、三つ子が自分たちの性癖と、それぞれの性格なりに向き合いながら成長する話でも充分だったと思えるのですが、何で、こんなファンタジー設定、無理矢理くっつけちゃったんでしょうねぇ。
「魔法で解決」的なお話の進めやすさをとったがために、展開の収拾がつかなくなって中途で終わったみたいに感じてしまいました。
まあ、ファンタジーとしても充分おもしろいので、それならそれで、ちゃんと決着が付くところまで読みたかった。
このお話自体、書かれたのがずいぶん以前だし、新書館というのもあって、ファンタジーな設定は普通にアリっていうか、当時はファンタジー縛り的な雰囲気でもあったのかなぁ。
三つ子の性格設定とか、とっても好きなので、この作品からファンタジー要素をきれいに抜いて、普通に、長男黄一と黒木の恋物語、三人の成長の物語として読んでみたいです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP