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表題作 MODS

中田信虎 → 八代拓

シロ → 斉藤壮馬

その他キャラ
春[野島裕史]/ 時雨[森川智之]

あらすじ

妹の借金を返済するため、ゲイ向けデリヘル「Rain」の人気男娼・シロの付き人として働くことになった信虎。
信虎の顔と体が好みだと言い、セクハラを繰り出してくるシロに対して一線を引いて仕事をする日々だったが、ある夜、客からの暴行で傷ついたシロの姿とふいの言葉が忘れられなくなってしまい……。
欠けて凍えた心の奥底には、愛への狂おしい呻きがあった。

新鋭・ナツメカズキ先生の新境地コミックスが待望の音声化!

作品情報

作品名
MODS
著者
ナツメカズキ 
媒体
CD
作品演出・監督
菊田 浩巳
音楽
小山 健二
脚本
青嶋みお
オリジナル媒体
コミック
メーカー
東京漫画社RECORDS(marble records)
シリーズ
MODS
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
メーカー特典:フリートークCD・漫画小冊子
発売日
JANコード
4589489040043
4.5

(112)

(85)

萌々

(16)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
13
得点
507
評価数
112
平均
4.5 / 5
神率
75.9%

レビュー投稿数13

トークも含めて聞き所満載

原作未読です。
ずいぶんと前に拝聴済みだったんですが、この度聞き直してから改めてレビューしてみようかと。
まず、過去の闇を振り切られず風俗にどっぷりな主人公の話なんだけど、いやー、テーマがあれだけに、聞く人選ぶんじゃないかな。私は正直苦手でした。
辛いんだもの、可愛そうすぎるんだもの。
最近スピンオフを聞いて見方が変わったけど、スピンオフ聞くまでは星3だったかも。
スピンオフが良すぎたので。
壮馬くんがひたすら、複数人にいいようにされてるので、本当にトークでこんなにも次々とされたのは初めて。と思わず漏らされております。
トークは本編とはガラリとかわり、新旧BLCD会のメインをはってた方々のクロストークがかなり貴重…。
同世代同士の最近のBL出演事情を思わず聞いちゃう壮馬くんに帝王も苦笑い(笑)

0

時雨の魅力が突出してます

原作既読。大好きだけど時雨との結末が辛すぎて、気軽に読み返せない作品。
音声で聴くと何倍も時雨の印象が強かったです。風俗店の三人がわりと声高めな方だったので、一人だけ低くて深い声の時雨の魅力が突出してます。時雨とシロのエピソードがまた良くて…時雨が大事にしてくれた手を汚したくないシロの心の叫びに泣きました。
過去話も現代も、嫌悪感を煽る口調のモブが次々出てきてしんどいです。シロも自ら自分を堕としていきたがるのでしんどいです。虎とのシーンも言い争いが多くてしんどいです。全部原作通りで素晴らしい。
ただ、虎にはもう少し感情を出して欲しいな、と思うシーンがありました。虎はシロの世界にはなかった平々凡々な日常を与えてくれそうだけど、時雨より幸せになれる相手とは思えません。存在感を消しすぎた演技が好みじゃないかも。
結局、最後に幻影のように出てきた時雨が全部持ってってしまいました。虎が弱いというより時雨が強すぎた気がします。虎より特徴的な声で終始淡々としてた春の物語が気になりました。
始まりと終わりの曲の感じとか、全体的に古めかしさを出していて、どこか懐かしい演出が良かったです。
原作再読します。

0

聴いて良かった!

まず、虎役の八代さん、凄く良かったです。個人的に、別の作品で高い声で演じられていた八代さんのイメージが強くて、正直あまり好みではなかったのですが(すみません)、このCDを聞き始めてすぐに考えが改まりました。抑えた感じの中に若いまっすぐさや人の良さそうな雰囲気があり、シロに惹かれていく所、最後はばっちり攻める所も堪能しました。
最後の絡みでシロの本名を呼ぶシーンは、心が揺さぶられました。

もちろん、シロ役の斎藤さんの影と艶のある、でも可愛らしい声も素敵でした。

私も、春さんと時雨さん、お二人の若い頃とか…もっと知りたくなりました。

とにかく、聴いて良かったと思います!神評価です!

2

時雨さん……!!

八代さん、少年らしさを若干残したような低めな声と
人のよさがにじみ出てる虎を好演なさってました!
親切も素で出来ちゃうような虎、
原作でもかっこよくて私のイメージとしてはもっと低いかと思っていましたが
年下感も出て丁度いいかもしれません。

野島兄さん、春さん役とは意外!!
あんな優しげなお声でヤクザな計算してるのが新鮮で
刺青が凄いキャラっていうのがまた今までに無い気がするので
ワケありなところも込みで人情家っていうのが魅力倍増!!
(ちょっと言ってることわからないですね)

シロ役の斉藤さん、こんなに艶っぽく喘ぐかたでしたっけ!?
普段のぼそぼそ喋るシロは抑えた低めのトーンですが
喘ぎがとてもエッチでした!
15歳の時のお声は可愛らしくて
こんないたいけな男の子があんな生き方しか出来なかったなんて
気の毒で仕方なかったです…ツライ…。
「それが嫌ならお前が辞めろ!!」の啖呵、すごく迫力ありました…!
私、斉藤さんの叫び演技好きみたいです。

時雨さん役の帝王──────!!!!!!!
ハマり役過ぎて第一声からちびりそうになりました←
シロに優しくする時雨さん、帝王も絶対優しいし(?)
とにかく帝王が大好きなので感情移入しまくって泣かされました…。
「あ、くっそ、マズいなこのシチュー」の台詞もですが
「そうか」のたった一言にも愛情がめちゃくちゃこめられていて
時雨さぁああああああんん!!!(涙)

ラストの、タイトルの意味ともなる曲名は
聴くより見た方がじーんとしますが
曲自体を知る事が出来て良かったですし
原作をめくりながら聴くとより一層感動できるんじゃないかと思います。
客×シロという設定が苦手な御方にはおすすめ出来ませんが…。

あと、客のモブおじさん達役の声優さん方がいい意味で気持ち悪くて
良い仕事なさってましたww

2

壮馬くんの演技力の高さを堪能できます

冒頭、ラジオから流れる曲も世界観にぴったり。
大事ですよ~こういうの!

低音で口の悪い壮馬くんが壮絶に色っぽいです。
粗暴というか、普通に態度が悪いだけなんだけど。とてもいい。
八代さんも落ち着いたトーン。
二人の雑な言葉使いに躍動感と若い勢いを感じる。

客との行為を見せるシーンの壮馬くんの艶やかなこと!
健気受け以外の役が聴けるのがうれしい~!
はすっぱな役もやっぱり上手。

海で怪我の理由を訊いて笑うシーンは貫禄すら感じる。
表現力がある…。
台詞(言葉)じゃなくても。
声色に滲む。間や息が自在。

再び客との行為を見せるシーンは、
こんなに扇情的かつ自然な「俺を滅茶苦茶にして」は初めて聴いた。
リアルではまずないだろう台詞が、全く違和感がない。
キャラと一体化しているなあ…。イタコ芸かな。
自分で感じ入る役にピッタリ。素晴らしい。

15才役も最高。
無理に声を作るのではなく、自然に、幼さが加味されている。

現在の役で「理解できなかった」と入るモノローグが地を這う声。
余程凄惨な半生だったのだと一発で理解させるような。最高…。

15才の子が「俺はずっとこれしかできないんでしょうか」と泣くのが不憫で可愛い…。
料理を作って帰宅を待つのも可愛いよ…。
葬儀で春に言い募るのは不憫で切ない…。

もうシロへの好感度が青天井。

「それが嫌ならお前が辞めろ」と怒鳴るというより唸るのも凄みがあった…。
「お前がいると苦しい」「なあ虎、しよ…」への落差もマーヴェラス。

再会して怒鳴り合うのも男子同士の良さがあった。
全体的に荒っぽくヒリヒリした話。暴力性が色気になるのもBLの良さ。

時間的には短いが、客×4回(複数含む)、父×1回の絡みがあり、
攻めとは最後に1回。4分弱。
最中に泣いちゃうのが可愛いね。幸せだね。
濡れ場の内容や台詞的には特筆すべきものはないので、
エロ目当てで聴くのはおすすめしない。
けど、壮馬ファンは他の演技で充分楽しめると思う。

トークは4人。
「入れ替わり立ち替わり、入れられ、咥え…掘られ、掘り掘られ」
ああ、そうだった。壮馬くんも自分から特攻するタイプのトークだった。
攻めしかやったことがないという八代さんに、
森川さん「どう?受けは?やりたい?」
これはやりたいですと答えるしかないような…w

BLCD仕事についての話がたくさん聴けて、
お酒の話で盛り上がり、
森川さんからスピンオフを希望する話も出て、充実のフリト。

総括。
壮馬くんの演技力の高さを堪能できます。
どんどん役幅を広げていってほしい。
ご本人的に珍しい役ではないのでほとんど触れていないけど、
通常運転の八代さんも悪くないですよ。

12

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