NIGHTS BEFORE NIGHT

NIGHTS BEFORE NIGHT
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神280
  • 萌×270
  • 萌25
  • 中立7
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
30
得点
1762
評価数
387
平均
4.6 / 5
神率
72.4%
著者
ナツメカズキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423373

あらすじ

『MODS』本当の完結。

元ヤクザでゲイ向けデリヘル「Rain」のオーナー・春は、一条組組長の息子である雪鷹を自宅で預かり、謹慎させることになる。
暴力沙汰を起こす問題児の雪鷹は、春の想い人で今は亡きヤクザ・一条時雨の腹違いの弟だった。
時雨の死に囚われながら不眠を患う春は、性格は真逆だが、時雨と似た相貌の雪鷹にしだいに翻弄されていき……。

眠れぬ夜の終わり、哀しき男たちの愛と救済を描く、ナツメカズキ最長編作!

表題作NIGHTS BEFORE NIGHT

一条雪鷹,26歳,一条組組長の本妻の息子
春,33歳,ゲイデリヘルオーナー、元ヤクザ

同時収録作品NIGHTS BEFORE NIGHT

時雨,33歳,雪鷹の異母兄,ヤクザ
春,22歳,ヤクザのイロ

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下にキャラクター紹介とキャラクタープロット

レビュー投稿数30

よかったな~よかった!!

MODSを読んでいたので気になって購入しました。
よかった…!
男前受だな~と思いました。こちらもまたビジュがよい!
厚めなのでボリュームもありますが内容も深く素晴らしいので最後まで気が散ることなく読めました。

0

重かった…読み応えがすごい…

「MODS」を読んでからこちらへ。こちらの主人公も時雨に囚われている一人でした。時雨…なんて罪深い男。
春の前に時雨と同じ顔した雪鷹が現れて…?というお話。本当に時雨はいろんな男の心の中に生きすぎです。雪鷹にも深く根を張る記憶を残してて、ガタイの良い大人が背中丸めて辛そうなのはしんどい。こんなんでどうやって春と関係を築いていくのかと胃が痛みそうでした。
救いは雪鷹が少々あほのこムーブに走ってくれて、痛いシリアスみを和らげてくれたことかな。投げやりな子供っぽさが時雨との違いを強調してるようで良かったです。
時雨との過去編はやっぱり引き込まれますね。時雨は本当は何をしてたの?真実はどれなの?っていう謎は謎のままなのも、惹かれる理由かもしれません。この物語の中ではハッキリ描かれなくても良いですが、別で時雨の話は読んでみたいです。結末が辛すぎだけど、MODSとコレと2作品分の落とし前付けて欲しい!みたいな笑。
最後もゆっくりじっくり簡単にはくっつかず、時間をかけて整理してから。物語が綺麗に畳まれていく感じが心地良いです。セリフがちょっとクサイのも雰囲気出てて好き。描き下ろしのHシーンは必死さに萌えました。
秘かなお気に入りは月守。彼はかなりの萌えキャラだと思うんですが笑。腕まくりシャツにエプロン+無表情が最高でした!

3

これはいい話!

本作があっての「MODS」、「MODS」があっての本作というか。
うまく相互補完されていて、2作で1つの大きな傑作!という印象を持ちました。

最初、本を持った時、分厚い!と思いました。
その厚さに違わぬ読み応え。

前作での時雨が、少しくたびれた感ありつつ、やさしいいい男で。
本作では、タバコの銀紙で鶴を折り「かわいいだろ」なんて言っちゃう、若くて更にいい男で、そう言うあなたがかわいいやん!なんて萌えツッコみしてしまうほど、色気ある好みのタイプ。
隣で眠っていた春も若くて色っぽい。

この冒頭の、眠っている時に時雨に触れられて、自分も触れようとする場面を、春はずっと夢に見て起きてしまい眠れないんですね。
雪鷹の手を時雨と間違えた時も、この夢を見ていた。

雪鷹は時雨と似ているかな?と私は思ったけど(シロは全然似てねぇな、と言っていてさすがシロ!と思ったw)
春は雪鷹に時雨と重なる部分を見ていたんですね。

雪鷹はまさにでっかい子どもみたいでw かわいいっちゃあかわいい。子どもの時からさみしい辛い思いをしてきたのもわかる。
月守のお世話っぷり、何度も鷹と呼べと言われるのに雪さんと呼び続けるところがツボw

そんな雪鷹が、春をカタギに戻す時、男でしたね!
「誰かと幸せになれ」
なんてセリフ…泣かせるわ〜。

春はシロに自分を投影したり、時雨の忘れ形見のように感じて引き取ったのかなと。

若い春が花火を買って時雨のもとへ走る姿が健気でいじらしかった。

時雨は、雪鷹をかわいがったり、春をさりげなく助けたり、鶴を折ったり、線香花火を楽しんだり、シロを助けようとしたり…やさしく繊細なところがあるから(恐らく)殺しをさせられていたことに心が壊れかけていたのかなと思います。

時雨が亡くなったこと、自分のせいではないのに、春はそんな風に十字架を背負っていたんですね。

時雨が亡くなってから入れたという春のウナジの十字架の入れ墨が重いのか…若い頃は背筋伸びていたのに、現在の春は猫背気味なのが、そのせいかなと。

十字架が見えるように髪も切って。
ここぞの場面で、十字架が見えるのがきますね。
例えば、雪鷹が「昨日 抱いちまえばよかった……」と春を抱きしめる時も十字架が見えて、これがあるから簡単には雪鷹とはそうなれない、と言ってるようで。
と思ったら、刺されて倒れる雪鷹に「愛してる……」と春が言う時も十字架が目立つように描かれ、もう十字架の役目は終わったんだと語っているようで。
結ばれる場面でも、十字架に光が当たり、雪鷹がキスをする。
どの場面も、十字架がとても効果的に描かれているなと思いました。

時雨のことがあってから眠れなくなった春。
そんな春を好きになり、自分が眠らせてあげよう(もう苦しむのを見たくないから)とする雪鷹。
そんな雪鷹の腕の中で11年ぶりに眠れるようになった春。
そんな2人(と時雨とシロと)が出会い、救い合う、セリフや構成もとてもすばらしく良く出来たお話だと思いました。

ところで、時雨の事故は八神の差し金でしょうか。「時雨は知り過ぎてた」のセリフが気になりました。

あと、欲を言えば、虎も少しでいいから出てきてほしかった〜(涙)

2作合わせ技で、神に近い萌2です。
個人的な好みで恐縮ですが、雪鷹が時雨のようなタイプだったら神だったかも。
エロの時、春が待って(もう少し慣らさないと)と言っているのに我慢できず雪鷹がインしちゃったのが私的にマイナスポイントw 大人になったとは言え、子ども心が抜けない設定だからそうなるのかもしれませんが、春が大事ならそこは我慢してほしかったです〜。

2

最高すぎた

めちゃめちゃ良かった、、!!

2

開始4ページで号泣

こんなに早いスピードで心を持っていかれたのは、「ライオンキ◯グ」のオープニングで号泣したとき以来です。
いつもスピンオフを先に読んで「しまった!」となることが多いのですが、今回はちゃんと先に「MODS」を読んでおいて良かったと心から思いました。

「MODS」でシロと信虎が働いていたデリヘルのオーナー・春の話です。
愛していた時雨を失ってから11年。
あれ以来、眠れない夜を過ごしていた春に時雨の弟を預かれという命令が来て…。

シロを救おうとしていた時雨の最期の1日が明らかになります。
あちらだけではただ不幸な事故が起きただけかと思っていましたが、そういうことだったんですね…。
あれほどシロを大事にしようとしていたのも、シロが弟と同じ年というのと、「組織の犬」だった自分と「俺は犬だから」と言うシロが重なっていたからで。
「MODS」だけでは知り得なかったことがたくさん描かれています。
絶対に「MODS」を読んでから読むべしです。

時雨が死んだのは自分がシロを連れて行ったからだと、愛するひとを失った悲しみだけでなく、死なせてしまった自分を責め続ける苦しみがどんなに重いものか。想像しただけで息ができなくなりそうです。
11年という長い年月をひとりで耐えてきた春が、時雨にそっくりに育った雪鷹と生活することで自戒の念に駆られながらも、少しずつこころが寄り添っていっていただけに、その後の893の事情的展開が余計につらい。

こころに残るシーンがたくさんありすぎて、挙げるとキリがないのでひとつだけ。
星空が出てくるシーンは全部良いのですが、それを差し置いて一番こころにぎゅっと来たのが、雪鷹を戻すという話を春が雪鷹に伝えるシーンです。
前の日の夜からその日の朝にかけて、すごく意味のある時間を経てからの突然の別れに、
「昨日抱いちまえばよかった……」
と、春を抱きしめながら雪鷹が言うコマ。
このとき、雪鷹は春を包み込むように抱きしめているのですが、背中しか描かれていない春の方は直立したままなんです。
思いのまま抱きしめ返すことは簡単なのに、抱き締めない。
春の握られた両手に拒絶しなければいけない、という気持ちが表れていて、一方の雪鷹の絞り出すような言葉も痛くて、こころに焼き付いたシーンでした。

まとまりませんが。
思い出しただけで、まだ泣けそうです。
最近泣くほどこころが動いてないなという方には、ぜひとも読んでほしい!

4

素敵過ぎる

男同士の愛に悶絶しました。

初めは厄介者の如く雪鷹を扱っていた春ですが、雪鷹に時雨の面影を見出してハッとする表情に彼の損失感の根の深さを感じました。

雪鷹も初めは春の事をおっさん扱いしていたのに、時雨と間違えられてから不眠を治そうと必死なのが可愛かった。

時雨と春の出会いから、時雨が破門されるまで、そしてシロを保護して時雨が亡くなるまでをじっくりと読めたのが最高でした。

そして雪鷹が春を愛する様になって、ヤクザの世界に入ることを決意する…もう男達の生き様がカッコよくてカッコよくて悶えながら読みました。

最後にやっと組が落ち着いて春の元に現れた雪鷹とのセックスシーンは年齢制限無くて良いの?♡ってカバーを思わず確認してしまいました。

2

痺れる、、!

ナツメカズキ先生の作品初めて読ませて頂きました。本当は先にMODSを読んだ方が良いんだと思いますが、このお話だけ読んでも凄く楽しめました。
ヤクザ系に興味がなくて題名は知ってても、なかなか読もうと思いませんでした。でも評価がめっちゃ良かったんで読んでみたらホントに良かったです、、!

あらすじにもある通り春さんは今は亡き時雨さんを想い続けています。その時雨さんを思い出してる時の表情を見てると切なさで胸がえぐれます。
そういう春さんを見て雪鷹の心情も少しずつ変化していきます。雪鷹のたまに見せてくれる胸きゅんポイントがやばいです♡きゃー!!って感じですね、はい。

いやぁ〜もっと早く読んどきゃ良かったです。ここまでぐっ!と来たのは久しぶりです。読んでダメってことは基本ないと思いますよ。今すぐMODSも買いに行きたいです。

3

みんな幸せになったくれ…!

MODSを気に入ったので、スピンオフにあたるこちらも購入。
一言で言えば、まさしく神作品でしたね。
相変わらずクールでどこか廃れた雰囲気ながら、本筋は純愛。読んでいて胸が苦しくなる作品でした。


以下がっつりネタバレ含みます。



愛した人の死を自分のせいだと悔やみ、真っ暗な鳥籠の中に囚われていた春さん。


自分の存在意義、未来、何も見えず自暴自棄になって暴れる雪鷹。


その本質が優しい人であるがゆえ、自らが犯した罪に弱り苦しむ時雨さん。


MODSの時からシロにとってとっても大きな存在だった時雨さんが如何に周りを救ってきたのかを知ることができました……なのに(結果として)この人は救われなかった。切なすぎるキャラクターでした。


本カプではありませんが、時雨さんに思いを馳せてみようと思います。


時雨さんは本当に優しい人で、生まれが違えば、愛する人を一生一途に愛して共に笑いながら暮らせるような人だと思います。

ただヤクザの家系に生まれてきてしまったがゆえ、この世の暗部に囚われて抜け出せなくなってしまったのかと思うと、あまりにも切ない。

また、春さんもシロも雪鷹も時雨さんに助けられたけれど、そのお返しとして春さんは彼の弱さを受け止めることで束の間の安らぎを与え、シロは未来への希望を与えてくれたのかな。そう思うと少し救われたような気持ちになれます。

シロと逃げて新しい未来を…この願いが叶わなかったのも時雨さんという存在の悲しさを一段と深めているように思います。キャラは深まったと思うけど、思うけど!余りにも切ない…!

雪鷹にとっても唯一自分に優しく接してくれた時雨さんは大きな存在だったと思いますが、時雨さんが弱っているときに突き放されて絶望してしまいます。

ただ、時雨さんがいなかったら雪鷹はもっと荒んでいたと思うし、春さんにあれほど真っ直ぐにぶつかることはできなかったと思う…やっぱり大きすぎるよ時雨さん…

時雨さんのことを考えれば考えるほど苦しくなって泣きそうになります>_<


次はメインカプの二人について。


愛した人に11年間も囚われたままの春さんと、誰からも愛されない自分の存在意義を見失っている雪鷹が、まるで化学反応を起こしたかのように変化していき、現実に根を張って互いを愛そうとするその姿があまりにも愛おしい、そんなカプでした。

大きな時雨さんという存在を心の中に抱えている春さんが、不眠症の薬無しで眠れてしまうほど優しく包み込んでくれる雪鷹。

誰からも愛されない、きちんと向き合ってもらえない、そんな感情を抱いていた雪鷹にちゃんと向き合ってぶつかってきてくれる春さん。

二人の中で互いの存在が大きくなっていく描写がとても美しかったです。

特に、ヤクザとの繋がりを切りたい春さんを助けるために、雪鷹がなりたくもないヤクザになるという終盤の展開が一番暖かいのに切なかった。つい、それじゃあ二人はくっつかないじゃないか…!と叫んでしまいました。

雪鷹の誰かと一緒になって幸せに…なんていう願いは、優しいようで残酷に聞こえました。春さんは雪鷹と一緒に幸せになりたいと願っているのにぃい!と。

でも神様(作者様)の優しさで、最後にはくっついてくれたので良かった良かった。愛してると伝える春さんの背中があんまりにも寂しそうで泣きそうになりましたよ、もう。…生きてて良かった!



エロシーンも◎でした。かなり分厚いコミックスの割には少なめですが、一回一回のエロさはすごい。(笑)

切ないシーンも多幸感あふれるシーンもあり、最高でした^_^

2

ナツメカズキ先生3冊目

「I HATE」「MODS」でもやっとした点が払拭されてました。2作品は判子顔とかキャラの掘り下げとか説得力に、うーんって感じだったのですが、今作は綺麗にまとまっていて。絵と演出が相変わらずとても上手です。

「MODS」より断然こちらが好きなのですが、逆の感想の方も多いようで面白いですね。

「薬はご法度のヤクザ」ってテンプレの裏社会モノが食傷気味で神にはしなかったけれど、ナツメカズキ先生のアウトサイダーではない話が読みたい。次回作、発売延期になってしまいましたが楽しみ。

※電子書籍 ebook /白抜き カバー裏・裏表紙無し

1

久しぶりに切なさにぎゅんぎゅんしながら読みました(涙)

届かない想いとどうにもできない罪悪感。
十一年もの間、ずっとその想いと罪悪感に囚われている春。
切なくて苦しくてもどかしい。

そんな春が雪鷹に救われる様がまた切ない。
雪鷹に惹かれるのは忘れることなのかと葛藤し、
その葛藤ごと愛してしまった雪鷹は、
自分の総てで 春を守る。
それが別れに繋がったとしても。

男臭い世界なのに、愛と優しさに満ちている。
悲しさや苦しさを知ってこそのこの結末。
ぎゅんぎゅんしました!

久しぶりのぎゅんぎゅんに、評価は「神」で!

2

この作品が収納されている本棚

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