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一緒ならもっと、強くなれるから――
外見ヤクザ×引きこもりコミュ障
10年間引きこもりで、タバコ屋のおばあちゃんと2人で暮らしている智久(受け)。ある日おばあちゃんが体調を崩し、代役として死ぬ思いでタバコ屋の店番をしていたら、サングラスをかけたヤクザのような客がやってきた。その客・駿河(攻め)は、どうやら智久に思うところがあるらしく、毎日のように通って来るようになって…。
外見ヤクザの攻めと、引きこもりコミュ障受けのカップリングです。
攻めは実はファイナンス会社の社長なのですが、いつも舎弟を連れているし、本人もサングラスだし、いかにもチンピラヤクザ。
受けはコミュ障の引きこもりだけど、引きこもりになったのは重い理由があってのことだし、おばあちゃんの体調が悪かったら死ぬ思いで代役を務めるいい子です。オドオドビクビクしながらタバコ屋の窓口に座っていたら、ヤクザ風の攻めにロックオンされ、絡まれるように。
最初の展開を見ていたら「強面の攻めに力ずくで引きずり出される哀れな子羊」的なお話なのかな、と思っていました。
でも、サングラスを取ったら超イケメンな攻めの、引きこもり受けを追い詰めない紳士な態度だったり、微笑ましいほのぼのとした付き合いだったり、受けのトラウマや攻めの過去だったり、予想外にじんわりする良いお話でした。
まあちょっと、最初と話のトーンが違いすぎというか、攻め別人だろ、というような少女マンガみたいな雰囲気になっちゃってびっくりというか、そんな感じはありました。あとエッチに至るのが割と早く、それにもびっくりでした。もう少し緩やかな展開でも良かったな。
もう一作、別のお話が収録されていました。こちらは大学生同士の、天然マイペースなノンケ攻めと、ゲイで普段はタチな受け、という年下攻めのカップルです。
受けは、昔はショタっ子で、年上の男に可愛がられていたのですが、大きく成長してしまって「その図体で抱かれたいとかキモい」と振られたトラウマ持ち。なので本性はネコなのに可愛い男の子と付き合い、「ほんとは俺もこんな可愛い子になりたかった」と思って鬱屈しています。
そんな受けが攻めと出会い、愛される、とってもキュートなお話でした。攻めの天然っぷりもおかしいけれど、いざエッチシーンになるとエロくて萌えました。
同時収録がおすすめ
【ふるえてないで出ておいで】【ふるえてないで、ぎゅっとして】萌
両親を交通事故で亡くしてから、10年引きこもりの智久。
風邪をひいた祖母の代わりに煙草屋の店番をすることになったものの…。
引きこもり＋コミュ障でまともな接客が出来ません。
智久の祖母に救われた過去を持つ駿河が、智久をもう一度外の世界へ連れ出そうとするのですが、いやはや、駿河、カッコ良すぎました。
ティアドロップのサングラスがあんなに似合ってしまう人、います？
それに対して智久のビジュアルが…、すみません、これは完全に好みの問題なのですが、黒目が小さいキャラが苦手でして…。
そんな智久を「かわいい」と思えたら、もっと萌えると思います。
【今日も恋は走り出す】(3話) 萌2
大学で駆けっこサークルを主催する吉国と、元陸上部の忍。
破天荒で、人とズレていることを意に介さないキャラが好きな方には、吉国はたまりませんよ。
家から大学までの5kmを走ったら楽しかったからという理由で、「自分が走りたくなったら走る」サークルを大真面目に主催して、革靴で走っちゃうし、何かあると走りたくなって走りに行っちゃうし。
人に対しても対面とか先輩とか何も考えずに、裏表なく思ったことを率直に言う。
過去にひどい先輩にむごい仕打ちを受けてトラウマになっている忍も、こういう子の言うことなら信じられますよね。
むしろ先輩の方が変に忍に執着していて気持ち悪いなあという感じです。
この作品は黒目が小さい人がいなくて、もれなくイケメンでした。
表題作より同時収録の方が長さもあって、読み応えもありました。
表題作の決め手ってタイトルですよね、きっと。
見た目に反して
初レビューなのであしからず。
この方の作品を読むのは初めてだったのですが、マイブームである三白眼受けに則り表紙買いしました！今回はメインのお話について詳しく書いています。
メインのお話は｢ヤ○ザな見た目のさわやかイケメン×ワケあり引きこもりコミュ障｣です。
タバコ屋を営んでいるおばあちゃんが風邪をひいてしまい、その代わりに店番をすることになった受け(智久)。そこへ常連客である攻め(駿河)がタバコを買いに来たことで二人は知り合います。初めて会った日以降キミに興味がある、と毎日のように顔を出すようになる駿河に、最初は怯えていた智久も徐々に心を許していき･･･。
駿河が見た目に反してすごく柔和で優しいお兄さんです。ヤ○ザよりモデルな感じかと…！コミュ力高いイケメンがコミュ障男子をぐいぐい引っ張っていくのはいいものです( ˘ω˘ )
なぜ駿河が智久に興味を持つのかや、二人の過去についてはぜひ作品を読んでみて下さい！
また、どちらかというと同時収録されているお話(天然ワンコな後輩×自身の過去と体格にトラウマを抱える先輩)のほうが長いので、メインは２話＋描き下ろし１本分です。
入り込んだお話かと思いきや、サッっと始まってサッっと終わる感じなので、ぜひ続きや番外編が読みたいです…＞＜
全体的にエロ度は低いですが、終始絵がとても綺麗なところと、描き下ろしの智久の可愛さにはグッっと来たので、ぜひ他の作品も読んでみたいと思います(*´｀*)
同時収録もおすすめ！
表題作は『ヤ●ザな見た目の王子様×引きこもりコミュ障男子』です。
見た目は怖いけど意外とワンコ系な攻めで可愛らしかったです！
コミュ障で引きこもりな受けを外に連れ出したり自信を与えたりします。いいやつです。
同時収録は
『元彼に「そんな図体で抱かれたいなんて気持ち悪いんだよ」と言われたことがストッパーになっている受け×走ることが好きすぎる真っ直ぐ系男子攻め』です。
故人的にはこちらの方が好みでした！
すれ違いながらも、どんどん距離が縮んでくっつく様が青春でした！！
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