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表題作夢のつづきをおしえて

錦壮介
高校3年,生徒会長,特進クラス
深草千尋
高校3年生

同時収録作品卒業までもう少し

錦壮介
高校3年、生徒会長、特進クラス
深草千尋
高校3年

同時収録作品君は知らない

青木武人
25歳 リーマン
中嶋圭司
27歳 鬼軍曹と呼ばれるプロジェクトリーダー

あらすじ

「俺に話してくれればどんなことでもするのに」

千尋が無理矢理入れられた進学校は、成績優秀な特進クラスやお金持ちと下位クラスの間に格差と確執があった。だがカーストの頂点である生徒会長の壮介が、何故だか下位の千尋に声を掛けてきた。すげない態度に構わず接してくる壮介に、千尋は少しずつ打ち解けていく。しかし壮介の思わせぶりな態度や忠告に反発してしまい、2人の間にはぎくしゃくした空気が流れて…。天邪鬼な後輩×雌おにいさんの短編を収録!

作品情報

作品名
夢のつづきをおしえて
著者
みつこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861349645
3.7

(42)

(11)

萌々

(16)

(9)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
150
評価数
42
平均
3.7 / 5
神率
26.2%

レビュー投稿数9

No Title

絵がとても綺麗で惹きつけられました。
本編に無理やりエロを入れず、物語として丁寧に描かれていた点にも非常に好感が持てました。

個人的には、タイトルにあるテーマを踏まえると「スクールカースト」と「夢」という2つの要素をもう少し掘り下げるか、どちらかに絞って描かれた方がより印象に残ったのではないかと感じました。

ただ、同時収録作が思いのほか心に刺さり、こちらは一冊まるごと読んでみたいと思うほどでした。
全体的に楽しく読めましたが、もう一歩何か強い印象が加わればさらに良かったと思います。
今後の作品も読んでみたい作家さんです。

0

絵が美しい

9年前の作品なんですね。
絵が美しいのにストーリーが何で?どうして?で。

学校の雰囲気が最悪で…。おそらく壮介が千尋のために改革するための必要設定だったのかな?千尋のクラスメイトもなんだかな…。
これはラストの伏線だったんですね。

千尋が壮介と一緒にいたりお弁当を作ってあげたりで安らぎを感じてるのに、全然自分のことを壮介に話さなくてこじれちゃって。

千尋はなんですぐ大きな声を出してキレるの?キレる前に普通に話せば済むのでは?
母親のこともぶつかる勇気がなかっただけ?

最後までこんな調子で、いつ萌えたらいいの?
あんな刺々しい設定がやりすぎ感あり。

0

夢に向かって頑張るDKや、色っぽい上司受けリーマンBLをお求めの方へ。

何年も前に読んだ大好きな作品ですが、夢の内容が意外だったこともあり、今でも強烈に心に残っています。
以下2CPが収録されています:

①同級生同士、「特進クラス生徒会長x普通クラスDK」のスクカーBL、なおかつロミジュリ。
主人公(受け)は料理人になる夢を母親から猛反対されて家を飛び出し、とある洋食屋の熟年夫婦に救いの手を差し伸べてもらいます。
個人的に本作のような洋食屋や喫茶店(←カフェじゃなくて)が出てくるBLが好きなんですが、受けの作るお弁当も美味しそうで、目玉焼きやアスパラの肉巻き、唐揚げ、ハンバーグが無性に食べたくなる。
心の中では誰々ウザい、とかひたすら悶々と愚痴ってばかりの受けが、実は優しかったり、攻めも実はヘタレだったりと、好きなポイントをいくつも押さえてくれつつ、サブキャラたちもすごくイイ!
特に高城www(呼び捨てスマン)
そして最後のコマが最高に良い!
ちゃんと春川くんと高城もいるw みんな仲良しw 嬉しい…
読後感は最高でした。

②リーマン同士で「上司をギャフンと言わせたい部下x鬼軍曹の上司」。
意外な弱点が本当に可愛くて、動物好きにはたまらない内容でした。

ちなみに、みつこさん著作を読むと いつも ひなこさんを連想するんです。
美しい絵柄も似てるし、お名前も平仮名で「○○こ」。
(「ちげーよ!」と思われたご両者のファンの方、すみません忘れてください)

手書き文字がめちゃくちゃキレイで思わず見とれてしまいました。
あと、モブたちの絶妙な平凡顔の描き分けがすごい。

夢に向かって頑張るDKや色っぽい上司受けリーマンBLをお求めの方はぜひ。

0

夢のつづきはこれから。思春期の揺れる想いと一途な恋と。

絵がとにかく色っぽくて綺麗。目つきもその表情もエロいのに。
本編では、エチまでは行かなくて。逆にビックリ⁈ (描き下ろしにて巻末にアリ。)
人目を惹くほど美しい千尋は、生徒会長の壮介に何かと構われる。
千尋が気にしていないだけで、クラスでも千尋は何かと構われているのだが、本人は全く気にしていない。それもその筈。千尋は、料理人になりたいという、子供の頃からの夢があるけれど、とにかく勉強して、進学して、有名企業にでも入って欲しいという親との反りが合わない。
一応、特進クラスとその他クラスというので、カーストに分けられていて、特進クラスの壮介と千尋は、ロミオとジュリエットよろしく、こそこそ隠れて会っていたりするものの。
そこまで、千尋自体は気にしてはいない。
どちらかというと、千尋の周りの人間が気にしている。
多分、素っ気ない素振りで胸に秘めているという、そんな千尋に魅かれているのだと思う。

千尋の心を波立たせる壮介の態度がハッキリしないので、モヤモヤしますが、千尋が忘れているだけで。
壮介にとって、千尋がきっと初恋の相手だったと思うのです。
後半からの、壮介の子供時代が微笑ましくて。必死なその様子が可愛い。
そんな壮介を春川は、「それってストーカーだよね!」と、バッサリですが。

千尋が結構お金持ちの家の子で、家にシェフが居て。
親からでは無くて、シェフから料理の手ほどきを受けていて、
そのせいで、我が子が料理人になりたいなどと言い出したと咎められ、シェフは辞めてしまう。
高校生になって。千尋はそのシェフに再会する。
シェフはイケメンだし、卒業後、自分の店に来ないかと誘ってくれたりもするので、
ぜひとも当て馬になって欲しかったなぁ。
壮介は、千尋のクラスメイトの春川に妬いている場合では無くて、もっとジタバタすれば良いのに‼︎
なーんて、思いました。
けれど、夢のつづきはこれから。愛する千尋の夢を叶える為に、壮介も頑張らないと!

同時収録は、彼らのその後かと思ったら、全く関係無いリーマンもの。
「君は知らない」
クールで鬼軍曹と呼ばれる、上司の意外に可愛いところを知ってしまった青木は、弱みを握ってやろうとしたのが、逆にどんどん魅かれて行ってしまう。とうとう独占欲まで感じてしまう。
これぞギャップ萌え。
青木ビジョンの筈の中嶋さんの色気が、他の人にも気付かれるほどダダ漏れ。
あわや評判のゲイに送り狼されそうになって。ようやく、行動に出る青木。
青木に抱かれて下になっている、ラストの一コマの中嶋さんの表情が可愛い♡
もぅ、閉じ込めてしまいたい‼︎ って、青木も思ってる筈。

とにかく絵が色っぽいので。もっと色っぽい作品にもぜひトライしてみて欲しい作家さまです。

5

面白いです

初読み作家さんです。
表紙の絵が綺麗だと思って読んだ作品です。
あらすじも何も読まなかったのですが、表紙の2人、社会人だと思ったら高校生でした。
お金持ちが通う成績順にクラス分けされた特殊な派閥がある学校で、主人公の2人は特進科と下のクラスで、この学校では通常だと相まみえてはいけない状況にいます。
基本的にはシリアスな雰囲気の作品ですが、千尋を取り囲むクラスメイトに愉快なキャラがいて、予想外に面白い作品でした。
大げさにギャグをしているのではなく、ごくごく普通のリアクションなのですが、「あ~こんな子いるよね」と思えるようなキャラ達です。
2人ともお互いに素直になれなくて(特に壮介の方が)本音が分かりにくいのですが、追い詰められたら素が出て若者らしくなります(絵柄のせいもあると思いますが、普段はとても大人っぽく見える2人でした)。
壮介がとても一途なのが可愛くて好感持てました。

同時収録作品はリーマン同士のお話です。
クールで厳しい中嶋の意外な面が可愛いお話でした。
青木の独占欲の強さも攻め様としては好きな要素です。

評価は萌にしてますが、萌x2に近い萌評価です。

1

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