10年分の“好き”を融かす一夜 期待の新星デビュー!!

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表題作レンズ越しの恋心

古淵英人,町田の初恋の相手
町田,カメラマン

同時収録作品嘘で触れさせて

志波,サイバー探偵(便利屋手伝い)
中山,便利屋

その他の収録作品

  • 町田のアレ(描き下ろし)

あらすじ

カメラマンの町田は、高校時代の初恋の相手・古淵を忘れられずにいた。報われない恋の辛さから高校卒業と同時に黙って日本を離れたのに、久しぶりに帰国した際、思いがけず古淵と再会してしまう。しかも、苦い気持ちを振り切るように酒を飲み、酔ってぼうっとした意識の中、いきなり彼にキスをされ勢いのままセックスしてしまい――?

作品情報

作品名
レンズ越しの恋心
著者
いちい いち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866576251
3.8

(25)

(9)

萌々

(5)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
94
評価数
25
平均
3.8 / 5
神率
36%

レビュー投稿数3

シリーズにしても良かったくらいの物語の良さでした!

この作品は,短めのお話が2作品収録されていました。
個人的に短編集的なのは短すぎるので好きではないですが,これに関しては短編集程の短さでもなく中間くらいの長さでした。
なのですが!物語がかなり良かったので やけに物凄く短く感じました笑笑
この話で1巻まるまるだったら,バカほど最高なんだろうなあと少し残念ではありました笑
やっぱり短編程ではないと言いつつも,1作品一般漫画の半分程のページ数しかないので,展開は当然早すぎましたね。

まあでも,メインの話(1作品目)後の2作品目も
普通に面白かったですし,なんと言っても最後は
1作品目のスピンオフで閉められていたので大満足で読み終えれました!

上記で書いた通り不満だったのはストーリーの短さだけでしたが,それも良い風に捉えたら,1巻で2作品読めるのは結構お得なので 誰が読んでも満足できると思います!

2

すごく良いのに少しもったいない~~!

『10年分の“好き”を融かす一夜』(帯より)

いや~~~~~……これは絶対好きなやつだ。
大好物確定だよ。視線が逆を向いてる表紙も良いッ!
(10年越しの恋愛っていいですよね!!!(∩´///`∩))

というわけで購入したのですが、
好きな設定だからかジャッジが厳しくてごめんなさい。
最初に出てきた感想は「もったいないッ!!」でした。

切なさも胸キュンも感じられてすごく良いんですよ。
でも3話構成なのでサクサクアッサリ感が否めない…。
10年の壁はまるっと1冊かけて読みたかったなぁ( ˘•ω•˘ ).。oஇ

表題作の他にも1タイトル収録されています。

こちらもホントもったいなくて…!!!
表題作と登場人物がリンクして世界観が繋がってるのに、
表題作の受けが全くの別人?ってぐらいキャラが違うッ!
(ビジュアルも職種も違うなら、)
(いっそ別人にしてくれたほうがスッキリするわ…;)

あああ、もったいない。
世界観が繋がってるのって個人的に好印象なんだけど
キャラブレしてるとモヤモヤが拭えないんだよーー!

初っ端からマイナスなことを書いちゃいましたが、
表題作の切なキュンがすごく良かったです!大好き。


◆レンズ越しの恋心 (3話+描き下ろし)

現在軸と学生時代の回想を交えながら展開します。
受け視点・攻め視点がそれぞれあるので切なキュン増しです!

受け:町田
片思い相手・古淵は長年付き合ってる彼女持ち。
「結婚」というワード出てきて現実を見るのが怖くなり、
高校卒業と同時に何も言わず古淵の前から消えました。

それから10年。
古淵が町田の前に突然現われて再会するけれど、
結婚報告をされるのが怖くて話題を避けるように酒を飲み
酔っ払った状態で古淵と一線を越える一夜を過ごしてーー。

 ○彼女持ちの友人に片思い
 ○卒業したら結婚するかもしれない
 ○結婚生活を間近で見続けるなんて無理!

このコンボがめちゃ切ないです。
一線を越えてしまったあとの罪悪感もハンパなくて…!
彼女も顔見知りだからこそ過ちが重くのしかかって…!
罪意識が更に切なさに拍車かけてきます。

しかし。
攻め:古淵視点になると随分変わってくるんですね。
「受けに逃げられた攻め」の図式だ大好物なので、
こちらも切なキュンでした…!!!(;////;)

(再会後は「もう二度と絶対逃がさない」って)
(思ってそうな感じが更に萌えちゃうよね好き)

あ~~~ホント3話にまとめちゃったの勿体ない。
離れてた10年間の葛藤とかも読みたかった…!
でも切なキュンは充分楽しめて良きでしたヾ(*´∀`*)ノ


◆嘘で触れさせて (前後編)

表題作に登場する古淵&町田の友人・中山くんと、
表題作で名前だけ登場している志波くんのお話です。

志波は中山のことが好き。
中山は志波のことをどう思っているのか不明。
そんな状態だけど仕事を手伝う報酬として身体の関係はあります。

志波は告白をするつもりはなく、
関係が変わってしまうのも怖い。
今のまま触れるだけの関係がズルズル続くと思っていた。

そんな曖昧な関係を拗らせているお話です。

いや~~~~~良いですね。拗らせ。
下手に身体の関係から入ったせいで上手くいかないヤツ。

志波がめっちゃ面倒くさくて可愛いです!
年下攻めだから仕方ねーなって可愛さです!
年下攻めのこういう捻くれ方、大好物です!
中山の気持ちが見えなくて最後まで焦れ焦れしました。

ただ…。
ちょろっと出てくる町田が表題作の町田じゃない。
全くの別人でスッキリしないモゾモゾ感が残る…。
(世界観が繋がっているのにピッタリ嵌まらない気持ち悪さってないですか…?)


全体的な印象として、
大枠は良いのに細部の甘さが引っかかる感じかな…?
町田の心情が繊細に表現された切なキュンが好きでした。

5

好みの部分が1つでもあらば追っかける

んんんんんんん

短編だったか Orz
いや 正確には表題作とその主人公の高校時代の同級生の話だけど 繋がってるような繋がってないような


はじめましての作家さま タイトルと表紙の雰囲気買い

よかったのよ よかったんだけど

どっちも短いッ!

表題作はよくある思い込みもの ではあるんだけど 高校時代の想いを募らせていくところはよかった
ただ すれ違ったところから卒業 再会までがはしょられたお陰で拗らせる焦れったいものが魅せきれなかったのかな?

10年越しの想いのわりに せつなさ って部分が読めなかったんだよね


もう一つが表題作の同級生で主人公が帰国後1週間居候した友人の話 

ただ前に出てくる町田と こっちに出てくる町田が同一人物じゃないんだよね 何回読み直しても
ここ ほんとなら町田じゃなく矢部ちゃんだったんじゃね?ってずーーーーっと引っ掛かってて
でもそうなると矢部ちゃん既に旦那だし 中山から町田に矢部ちゃん情報は入っちゃうし ここはやっぱ町田を出すしかないのか うううううんんん

古淵との繋がりも見せとかないといけないし 難しいな

ダメね 相変わらずあたし こういうつまんないところが引っかかって なかなか素直に読み進められない 
まぁ 上手く読めない言い訳なんですけどね 


で こっちのお話 言い出せない想いのせいで拗れてはいるけど 惚れた弱味を見せたくない年下のめんどくささがよく出てたんだよね

けど大事なことなので何度もいいますけどね 短いッ!

いやごめんなさい キライじゃない キライじゃないんだけど もっと読みたいが先にきちゃって 如何せん物足りなさが

不満と贅沢ばっか言ってるけど 個人的にちょっとクセになるものがあったのよ
なので この先要チェックな作家さまみーーーっけたってことで 次も追っかけてみます

8

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