若手俳優と脚本家

wakatehaiyu to kyakuhonka

若手俳優と脚本家
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×213
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
91
評価数
24
平均
3.8 / 5
神率
16.7%
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
シリーズ
onBLUE comics(オンブルーコミックス・祥伝社)
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784396784102

あらすじ

生意気な売れ始め若手俳優×自制する大人な売れっ子脚本家

売れっ子脚本家・仁科春紀は連続ドラマのオーディションに参加したモデル出身の若手俳優・千葉怜史に“枕”を持ちかけられる。
プロを舐めるな、と一蹴した仁科だったが、千葉自身の“非・草食系”なガツガツ感に内心「正直モロ タイプなのに」とガッカリ。

しかしその一蹴で火をつけられた千葉は、「仕事で認められたらヤらせてよ」と本気で口説いてきて―――。

表題作若手俳優と脚本家

千葉怜史,モデル出身の若手俳優
仁科春紀,売れっ子脚本家

同時収録作品若手俳優と脚本家

仙石原元,人気小説家,36歳
日下部尚樹,家政夫,21歳

その他の収録作品

  • Bonus track
  • あとがき

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レビュー投稿数3

グイグイくる年下

「小説家と家政夫」の続編的な始まり方から、徐々に仙石原のゲイ友達、脚本家の仁科が中心のスピンオフ的作品となります。
仙石原の小説がTVドラマ化となり、その脚本は仁科が担当。そのドラマのオーディションに来たモデル出身の千葉怜史が仁科に喰いついてきて…という展開です。
怜史は一貫して仁科一筋にグイグイ。とはいえ、仁科に認めてもらいたいから演技にもかなり真摯に取り組んでいて。
結局そのドラマ「白夜の墓標」で新人賞を獲った怜史は約束通り仁科と寝ます。
軽さを装って本気の関係には怖気づいているような仁科は、若くて有望株の怜史との関係にもどこか線引きをしているよう。
怜史はサラリと本気で、怖がりの仁科を何気なく包んでるみたい。

「Bonus track」
収録後廊下で仁科と行き交う怜史。でも仁科は目を合わせてくれない。
その夜部屋に訪ねた怜史が不安がると「見たらキスしたくなるからだろ」。仁科も観念したのかな?

カバー下は多分「台本」を意識した作りで、お洒落です。

1

「小説家と家政夫」の2人も出てきます

「小説家と家政夫」のスピンオフです。でも、作者様があとがきでも書かれているように、当初は「小説家と家政夫」の続編としてスタートしたのだそうです。
スピンオフと思って読み始めたところ、1話目が「小説家と家政夫」の2人が主役のお話だったので、ちょっと不思議だったのですが、事情を知り、なるほどね・・・と思いました。
私は、「小説家・・・」既読だったので2人の登場は嬉しかったですし、当て馬の仁科さんが、尚樹に思いっきり手をだしかけたりするという当て馬らしい姿が見られて良かったです。

1話目で、攻めっぽい姿を見せた仁科さんが、受け側になる(元々どちらも経験はある模様)という展開、個人的には萌えました。仁科さん、仕事はできるし、一見清潔感のある外見ながら恋愛にはやさぐれている・・・というこのギャップが良かったです。
仁科さん、きれいでした。

2

脚本家も読めぬ展開w

前作【小説家と家政婦】で「アテ馬として、もうちょっとひっかきまわして欲しかったなぁ…」と残念に思っていた脚本家:仁科春紀が主役として登場!

※最初にキャラクター紹介、【小説家と家政婦】の仙石原と尚樹がメインの話が1話だけ入っていますが前作を読んでいる方が楽しめます。

-----------

ドラマ化される仙石原の作品の脚本家としてオーディションに立ち合った仁科は生意気な新人俳優:千葉怜史と出逢います。

オーディションの選考員と知りながら自分に向けられた「枕営業」という不躾な態度を諫めつつも、もともと好みのタイプである千葉に興味をもつ仁科。
自分の中のチャラい部分と真面目な部分に自身でグラグラ揺れてる仁科が可愛い(笑)
梶ヶ谷さんの描く性的にゆるめな大人、好きです。

偶然、行きつけのバーで再会し「商品に手は出さない」と線引きしようとする仁科を強引に口説く千葉。
そもそも、お互い嫌いなタイプじゃないからとサッサと店の外でフェラまでしちゃう、お早い展開。

尚樹にちょっかい出してる仁科はタチなの?と思ってたんですが千葉に攻められてる姿には、うんうん、キミは受けがいいよね、とひとり納得してしまった。

千葉は自信家で自分勝手なタイプ。
自分をピシャッとはねつける仁科に惹かれて、あれこれ接点を持とうと画策したり仙石原に嫉妬したり。
優しくしてくれるのに流されようとしない仁科と自分の温度差にヤキモキする姿は楽しかったです。

ドラマのオンエアーを商品の出来を作り手として冷静に見ているようで、千葉本人の成長を楽しんでいる仁科の目線のそらせ方が、関係の深入りを避ける仁科らしくて巧い表現だなぁと思いました。

最後、仁科のマンションで待ち伏せしていた千葉の確信に満ちた視線とひとつ間をおいてエレベーターにふたりで消える場面の作り方も印象的です。

今回の作品はふたりともゲイで、それなりに大人なので初々しさやキュンキュンはありませんでした。
大きな事件はなく淡々と物語はすすみます。
芸能界設定としては王道なので「定番~」と思いながらも安心して読めちゃう。

細い線で描かれる濡れ場には濃厚なエロさはないですが、梶ヶ谷さんの独特の空気感でふんわりとした愛情が漂います。

もうちょいラブラブ!を盛ってくれると嬉しい気もしますが、控えめな感じが年齢と大人の分別を理由に素直になれない仁科っぽくてこれはこれで良かったんだろうなぁ。

【小説家と家政婦】の主役だった作家:仙石原と尚樹も本筋に絡むので、ちょいちょい出てきます。
疲れている仙石原に「かしこまりました、ご主人さま」って癒しつつ誘う愛らしい幼い妻は、こちらも定番だけど好きだ~!

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カバーをとるとシンプルなデザインの題字のみが出てきますが、これは台本を意識しているのかな?
このデザイン、素敵です。

キャラクターや関係性から、同じ梶ヶ谷さんの【夜まで待てない】がお好きな方はお好きなんじゃないかな~と思いました。

3

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