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ぼくらが恋を失う理由

bokura ga koi wo ushinau riyu

ぼくらが恋を失う理由
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神43
  • 萌×216
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

34

レビュー数
11
得点
297
評価数
69
平均
4.4 / 5
神率
62.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
三交社
シリーズ
Charles Comics(シャルルコミックス・三交社)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784879197818

あらすじ

幼馴染のコバへ長年密かに想いを寄せている央志郎(おうしろう)。
ある日、バーで飲んでいると稲村(いなむら)という男に声をかけられる。
軽い調子の稲村を不審に思うが、コバへの恋に悩む央志郎は
優しく包容力のあるその手に救いを求めて……。

謎めいた優しい男と幼馴染の間で揺れる、にがくてあまい三角関係BL。

表題作ぼくらが恋を失う理由

稲村 聡 / サラリーマン
坂井 央志郎 / 幼馴染に片思い

その他の収録作品

  • 描き下ろし

評価・レビューする

レビュー投稿数11

盛り上がらない…

『雪解けの恋』澄人の友達・央志郎のスピンオフ。
央志郎は、幼馴染の友人・コバに対する友情とは違う気持ちに違和感があって、大人になって離れても、再会すると好きだと実感して。
そんな苦しい気持ちを行きつけの店の常連客・稲村に話す。年上の稲村は聞き上手で包容力もあって、央志郎も少しずつ心を開いていき…

一読目の率直な感想は「退屈…」
央志郎の相手が誰になるのか知らずに読んでましたが、ページの半分以上、稲村は都合のいい人に描かれ、ぜんぜん魅力を感じず…
最後に、稲村も苦しい恋をしていたこと、二人とも次に恋をするならこの人が良いと恋人になるけれど、苦しい恋を終わらせるためって利用みたいに感じられて、萌えが乏しかったです…

カラダの関係は稲村が攻め、央志郎が受けに。
二人の間ならしっくりくるけど、稲村は苦しい恋をしていたあの人のことも抱きたかったのかな?と違和感。
それと男を初めて受け入れる央志郎は苦しそうで…実際はそんなものだろうけど、カラダも繋がった歓喜が描かれてなくて盛り上がらない。

央志郎が幼馴染への気持ちを「恋じゃない」と否定するのに、「恋」に取り消し線が引続きかれてたり、苦しさから救って欲しい気持ちを2つのモノローグぶち抜きで「たすけて」って太文字がつづられていたり、漫画としての演出はすごくうまい。
表紙のカラー絵は見惚れるくらい綺麗だし、中の絵もうまいのだけど、央志郎は終始テンションが低くて盛り上がりに欠けるから、中の絵は地味な印象。

幼馴染への恋心は切なかったけど、メイン二人の盛り上がりに欠けていました。

0

優しい絵とお話

前作の『雪解けの恋』がよかったので、こちらも続けて読みました。私は今作の方が好きです。
幼馴染のコバへの秘めた恋心を抱え続けていた央志郎が、バーで出会った稲村の包容力に救われて、コバへの恋心を昇華させ新しい恋に踏み出すお話です。あまりこれといった山場はありませんが、その穏やかな話の流れが、繊細な絵とマッチしています。
央志郎が、話の流れで「コバのそういうとこ好きだよ」と、秘かに告白して、長年温め続けた思いに終止符を打つシーンが好きです。なので、やはり最後まで、コバには央志郎が隠し続けてきた気持ちに気付かずにいてほしかったです。

優しい絵とお話を描かれる漫画家さんなので、これからの作品にも期待してます!

1

じんわりほっこりと胸にしみました

 作者さんのインタビュー記事を見て内容に惹かれ、購入させて頂きました。
ラストに、あぁよかったー、とほっこりさせてもらえました。

 受け様の央志郎君は幼馴染のコバとは友達のままでいたいのに、会えば好きだという想いを再認識させられて、切なくて苦しい想いをかかえていて。
コバ自身は友達としては友達思いのとてもいいヤツで、でも、好きだという想いを押し隠していた央志郎君にとっては、その友達として無邪気に接してきて、自分の事を考えて何気に行動してくれるコバの友情はキツかっただろうなぁ。

 攻め様の稲村さんは包容力のある大人な人で、央志郎君に無理のない距離感で接してくれて、傷ついてる気持ちを柔らかくゆっくり解していってくれて。
押し付けがましくなくて、大人の余裕を感じてたんですけど。
非公開プロフィールを聞いたら、稲村さんも持ち続けるにはツライ気持ちを抱えているのを知って、大人の余裕を捨てた姿が切なくてきゅんとして、私も抱きしめたくなりました。
二人が次の恋への一歩を一緒に踏み出していけて本当によかった。

 好きになったら一途な2人なので、きっとこれからは2人は幸せに暮続きらしました、のハッピーエンドですね。

 
 

2

gentle end、ハッピーというよりも。

幼馴染に恋してしまう片想い王道設定。
想いを圧し殺し続ける切なさに、スマートな別の男性登場に、ノンケの残酷な無邪気さに、と展開も王道的ですが、綺麗で線の細い絵柄と静かな筆致で、央志郎の気持ちに添いながら作品世界に入り込む感覚があります。
いつも伏し目がちで口数も少なく、気持ちを溜め込みがちな央志郎。
適度な距離を保ちつつ、でもそばにいてくれるような稲村さんとくっつけばいいな、と思いながら読んでいくと、稲村さんも抱えていた失ってしまいたい感情。
物語に更に深みが加わったと思う。
「描き下ろし」にて5年後、稲村さんの隣で自然な表情の央志郎にほっとする。
「捨てられる」ではなくて「失える」という表現に、誰かを恋うる感情への敬意を感じました。
ただ、澄人とコバと稲村さんがみんな似ている。見分けが〜…、と、コバが央志郎の気持ちを知らないままの方が良かったかなあ…と思うので、星一つ減で「萌」といたします。

1

じっくり、ゆっくり

ちるちるのインタビューを読んで気になっていました。前作雪解けの恋のスピンオフらしいのですが、前作は読んでいません。
一応この作品だけでもわかるようになっています。

幼馴染のコバに恋してるおーちゃん。バーで常連の稲村に声をかけられます。
おーちゃんは学生時代に違和感を感じていたけど、恋愛ではなくずっと友達でい続けようよコバと距離をとっていたのに、仕事の関係で東京にコバがでてきて、しかも歩いていけるぐらいの距離に引っ越してきます。

恋心を封印していたのに、コバは近くに引っ越してくるしお酒をコバの家で飲んだ時、一緒に寝よーよとかおーちゃんが自分のこと好きと知らないコバは無神経なこと言うし、ちょっとしんどくなった時誰かにすがりたくて、いつものバーにいくと稲村がいます。

稲村に自分の気持ちを話してなぐさめてもらいます。稲村はゲイだけど、おーちゃんは違ってコバは好きだけどゲイではなく。試してみようといわれてちょっと迫られるけど稲村はおーちゃんがこわいというとそれ以上何かするわけでもなくただ一緒に寝るだけです。

コバは自覚していないので色々無神経な言動をとるのですが、友達続きとしてはいい奴で、なかなか実家に帰らないおーちゃんを同級会に連れて行って里帰りさせてあげたり、気にはしてくれているのですが、裏目裏目で。

おーちゃんはコバが好きだけど、いつでも受け止めてくれる稲村の優しさに傾いて徐々にコバから少し離れられるようになって。徐々に稲村のことが気になって自分から会いに行って稲村の気持ちや稲村自身の心に秘めていたことを聴きます。

そして今度はおーちゃんが稲村に寄り添って。やっとお互いがお互いを必要として、二人の気持ちが繋がります。

ものすごく丁寧に二人の気持ちが描かれていて、割と急展開なお話が多い中でじっくりゆっくり気持ちがコバから稲村へと移っていく過程が共感できました。
ゲイではない人がそんな簡単に男同士でHとかしにくいと思うので、そちらも結局最後まではしてないけど、きっと最初はそういうもんじゃないかとも思えるので良かったです。

順番が逆になっちゃいますが、雪解けの恋も読んでみようと思います。

7

キュン❤

 主人公の央志郎くん、とても可愛かったです。幼馴染みにずっと想いを寄せていて、でも言い出せずに、苦しんでいるのが、キュン。
 バーで出会った攻めに、徐々に心を開いていく過程が丁寧で良かった。切ないけど、暗くなくて、良い切なさ。
 央志郎くんが、硬派で青年らしいのに可愛い。男の人の恋心ってこんななのかな。と想像してトキメキです。
 幼馴染みとのせめぎ合いや、衝突や葛藤がもっと描かれていたらもっと良かったのかなと思いました。最後、攻めの過去や事情の展開の仕方が急な感じがあり、技量の不足を正直感じましたが、絵も丁寧、ストーリーは繊細、熱心な仕事で、今後の成長にかなりの期待が出来ます。
 胸キュン、ありがとう。

1

泣き顔最高です!

前作の雪解けの恋でitz先生の大ファンになり、今回の作品も電子の単話で読んでました~
切ない内容ですが、とても温かくなる作品ですね。
大人の男の泣き顔最高です。とても表情を描かれるのがお上手ですよね。

3

胸が苦しくなった

すごく心情が細かく描かれていて、最高に胸が苦しかった……
これはまた読み返すと思います。
itz先生の商業本は初めて読んだのですが、どのキャラも表情が良いですね……胸をグワッと掴まれます……(?)
泣きそうな表情とか、たまらんです……
性行為シーンは(入れては)無いのですが、初めての感じがすごいグッときた。素晴らしい

3

ゆっくり進む

雪解けの恋、のスピンオフ
物静かな、苦しくて優しいお話です。
雪解けの恋がそうでしたが、わちゃわちゃしていなくて心情が丁寧に描かれていて 読めば読むほど染み入ってくる感じです。
失くしたい感情、、、身近すぎる相手に対する恋心、失望しかない距離。
気づかないのが普通。そしてそれを痛いほど知っている稲村さん。
最初は少し手慣れて軽そうに見える稲村さんが、誰にも話せなかった気持ちを言葉にした瞬間、この物語が一気に悲しいものになりますが、なんだろう 雪解けの恋と同じく 全体的に優しくて透き通った空気が漂っています。



4

寄り添い合う優しさ

「雪解けの恋」のスピンオフ作品。
友人のマイノリティな恋愛を落ち着いたトーンで優しく見守ってたおーちゃんのお話です。

スピンオフですが単体でも大丈夫な仕様。
分厚い前作より本は薄めですが、1冊まるっと表題作でまとまってます(^^)

表紙がとっても素敵なんですが、それ以上に裏表紙がグッときました。
おーちゃんの背中側で攻めがギュっとしがみつくような力強い腕が見られます。
本編を読んだ後に眺めると幸せに切なさが含んでシンミリとした気分…。
雪解けの恋とはまた違った恋が楽しめる作品でした。


このお話は、おーちゃんがコバへの想いを断ち切ってくのが主軸になります。

幼馴染に対して湧いた違和感。
「友達でいたい」「恋じゃない」「恋であって欲しくない」
否定しても膨れ上がる気持ちにいっぱいいいっぱいになるおーちゃんの苦しみが辛い(;ω;)

コバはどこまでいってもノンケで鈍感。純粋な友情を無自覚に振り回す。
コバが悪いわけじゃなく友情の範疇で普通に接してるだけなのが何とも切ない。
おーちゃんに甘えるけど、友情以上のものがないのがシッカリ見えるんですね続き
その度におーちゃんは何度も何度も失恋の痛みを繰り返すという…。恋愛って厄介。

そんな苦しみにもがく最中に出会った、攻め・稲村。

前作の流れでスピンオフときたら、
おーちゃんのコバへの想いが叶うのがBLの王道だと思ってました(^^;;;
読み始めは、向いてるヤジルシが少しづつ方向を変えていくのが、なんだか悲しかったです。もちろん、それがこのお話の良さなのですが、おーちゃんには想いが叶うまでずっとコバを好きでいて貰いたかったような気持ちが少なからずあったので…。

と、最初は稲村に対して良い感情はなかったのですが
読み進めていくと彼でよかったな、とシミジミ思えました。

言葉数が少なくて大人びた印象のおーちゃん。
相手がコバだったらきっと嫌なことも我慢してしまっただろう。
でも稲村は年上で包容力があって、おーちゃんの気持ちを一番理解出来て、一番に寄り添える人。
稲村ならおーちゃんは素でいられるし、寂しい時は寂しいって甘えられるんだろうなって。

後半には稲村サイドの「失いたい恋」がわかり、稲村がおーちゃんに寄り添える理由がわかります。
おーちゃんの次の恋が稲村で良かったし、稲村だから「恋を失う」ことが出来た。
ようやく見ることの出来た笑顔に涙腺が緩むよ〜〜〜(∩;///;∩)

エチシーンは薄いですが、友達の前でクールな表情のおーちゃんを見てるからギャップ萌え///
顔を真っ赤にして「やめないで」といった表情はイケナイものを見た気分でした(^//^)

描き下ろしは5年後の3人。
鈍感コバ、5年越しに気づく真実!といった感じ?
コバには気付いて欲しくなかった気もするけど(作中でおーちゃんがそれを望んでたから)、でもおーちゃんが頑張った一言が少しは報われた気がして嬉しくもある…かな。。。
どちらにしろ今は稲村がいるから終わった話ですしね(﹡´◡`﹡ )
幸せな2人が見られて良かったです!


そういえば、少〜し登場した雪解けカップル。
こちらのその後もチラっと窺い知ることが出来ました♪
先生が意外と行動力あってビックリw愛ですね!

5

皆、ままならない…。

『雪解けの恋』スピンオフです。
雰囲気のある央志郎が気になっていたので、彼が主役のスピンオフを読めてとても嬉しいです!

幼馴染みへの長年の想いに悩んでいる央志郎(受け)。バーで声をかけてきた明るく調子のいい男・稲村(攻め)に、衝動的に助けを求めますが…というあらすじです。


幼馴染みとの友情を失いたくない、友達でいたいのに、会うと好きという感情が溢れてしまう。どうすればこの感情を無くすことが出来るのか…ともがき苦しむ受けの気持ちが、ハッとするような胸に迫る見せ方で表現されています。
ままならない想いが切ない…。

そして、飄々とした雰囲気の攻めですが、彼もまた、ままならない想いを抱えていて…といった所。

話自体は淡々と進むのです。全体的にしっとりした雰囲気で。
良くも悪くも派手さが無く、印象的なモノローグで読ませる作品なのですね。盛り上がりに欠けそうなものですが、所々でハッとするほど切なくて、胸に迫ってきます。上手く言えないけど、心の琴線に触れる感じとでも言うのでしょうか…。

この二人、見ようによっては傷をなめ合っているだけなのかもしれませんが、どう続きしようもない想いにもがき苦しんできた二人だからこそ、通じ合えるものがあるんだと思うのです。
飄々とした態度を崩さなかった攻めが本心を漏らして、自分でも思いがけず涙がこぼれてしまうシーンは、かなりグッと胸に来ました。また、そんな攻めを胸に抱き締めてあげる受け…というのが素敵なのです。

絡みは1回でアッサリ。しかし、いかにも二人らしいやりとりに萌えます。そして、受けの表情が色っぽいです…!

タイトルがかなり秀逸なんですよね。二人、それぞれの『恋』を失える事が出来たのは…という事で!
「大丈夫 ぼくらはきっと 失える」という最後のモノローグにはジーンと来ました。

描き下ろしで30代になった3人が出てきます。この描き下ろしがちょっぴり切なくて、でもとても幸せな素敵なもの。ほんと、読ませてくれます!

3

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