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佐久良さんが可愛い
終始可愛さに溢れていました
ユースケは王子様でした
ほんとにイケメン
モテるだろうなと思う反面、興味ないことにはドライなんだろうなというのが伝わってくるので、2人のイチャイチャがほんとに甘々でした
途中、佐久良さんの普通が受け入れられてこなかった辛さが切々と描かれていて切なかったです
自分が当たり前だと思うこと、自分が好きなこと、したいことが受け入れられないのは辛いなと思いました
ユースケがそれをまるっと受け入れるのが、ほんとにカッコ良かった
これぞBLだなぁと思う作品でした
幸せ=結婚という概念のもとに始まるお話ですが
一番わかりやすい形はそうかもしれませんね。
親を安心させたかったり、周りが気になったり
それぞれの婚活があるのもわかりますけど
やっぱり無理にするものではないよなぁと改めて思ってしまいました。
佐久良がゲイなのに婚活を始めて
可愛がった近所の男の子が大きくなって就職していて
相談所が再会の場だったのは偶然か運命か、ですが
最初めっちゃ言葉足らずのぶしつけマンだったのに
愛のチカラ故か年下スパダリになっちゃった!ww
佐久良は今まで性癖を隠して来てつらかったでしょうけど
こんなに大事にされて幸せな気持ちになれるならもう泣かずに済みますね。
可愛いものに囲まれて、大好きな王子様が側にいてくれて
念願の“お姫様”になれて良かったね。
個人的には受けを“お姫様”扱いはあまり得意ではありませんが
佐久良とユースケが良いなら問題ないです。
佐久良の妹さんも兄思いの良きリ理解者でじーんときました。
「お姫さま願望のある男性」枠ランキングがあれば、間違いなく殿堂入りする作品。
佐久良さんが、おっさんだけど本当に可愛い。
「普通」に対する義務感や憧れで、自分を抑えつけたまま生きて来た彼に、救いがあって良かった。
1話ラストの「・・・俺、今 お姫様みたい。嬉しい。」のシーンが、最高に好き。
西嶋くんも、格好良かった。
普通のサラリーマンだけど、佐久良さんを思いやっての行動が、完全に王子様。
ゲイの永遠の命題「普通(の幸せ)とは何ぞや」で悩む佐久良さんに
寄り添ってくれる西嶋くんがいてくれて、本当に良かった。
妹の結婚式で「幸せ」を考えて結婚しようと、結婚相談所に通うことにしたゲイの佐久良さんと
結婚相談所で働いている、佐久良さんと昔の知り合いである年下のユースケ
二人がお互いに”好き好き”感というより
”想う””思い遣る”感がすごくあふれる作品でした。
少女趣味な佐久良さんが、どれだけ苦しんで生きてきたんだろう
自分を隠して、我慢して。。。
普通では計り知れない思いで生きてきたんだろう
私は、女の子”だから”と、可愛いものを強要されることが
すごい嫌で、可愛いものが似合わない自分が
可愛いものを身に着けたりすることで、周りにどう思われてるのかなって
思っていた時期もあるので、佐久良さんの感情に、共感し
そして、ユースケの思いに胸が温かくなりました。
ほぼ無表情に近いユースケが、時々佐久良さんを思う時にする優しい表情がまた
なんとも言えず。
また、佐久良さんの妹が、ユースケに対して
「お兄ちゃんをよろしく」と頭を下げるくだりは
涙が思わずほほを流れました。
あーいい作品だ。
1冊丸ごと表題作で、もーキュンキュンさせてもらいました!!
年下の攻めくんが本当にいい奴で、作者様が後書きでおっしゃってましたが、自分のお相手にしたいほどでした!!
受けのヒゲおじさんのお姫様になりたい願望を優しく汲み取ってあげて、さらっと王子様のように振る舞ってくれて。。
もーーー最高かよ!!って感じです。
受けも可愛いですが、攻めのナチュラルな王子様っぷりが素敵過ぎて悶えました!!
こんな見た目で、可愛い物大好きで少女趣味な受けのありのままを大切にしてくれる攻めに出会えて、本当に良かったなーと幸せな気持ちになれます。
今までずっと普通にこだわって自分を否定し続けて来た受けの心の痛みや、受けの妹さんの言葉も胸にジーンと来ます。。