セックス・アンド・ワールズエンド

sex and worlds end

セックス・アンド・ワールズエンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×227
  • 萌12
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
14
得点
342
評価数
82
平均
4.2 / 5
神率
47.6%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックスmoment
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784801959781

あらすじ

友人の連帯保証人だったことで、300万の借金を背負わされた泉。
東京を離れ、バイクで逃走するものの、追ってきた闇金の男に捕まってしまう。
泉が金を持っていないことを知ると、男は実家までついて行くと言う。

さらには体を要求され怒りを覚えるが、借金をまけると足元をみられては逆らえない。
抱かれたその晩、男が寝ている隙に、再び泉は逃走をはかる。

しかし相手はその道のプロ。
そう簡単に逃げ切れるはずもなく、捕まっては抱かれる、その繰り返し――。

借金取りと不運な青年。イタチごっこの結末は……?

表題作セックス・アンド・ワールズエンド

マサオ,借金取り
長谷川 泉,元AV男優

その他の収録作品

  • BONUS TRACK

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レビュー投稿数14

コミカルで切ない 闇金取立屋と元AV男優のロードムービー

連帯保証人になった結果、300万の借金を背負い逃げるハメに陥った泉と、借金を取り立てるため泉を追いかけるマサオのロードムービーです。
あらすじだけ聞くとシリアスで暗いイメージを持ったのですが、実際読むと非常にテンポ良く、ギャグあり、しんみりありのかなり面白い、味のある作品でした。
バイクで実家のある北海道へと逃げる泉。なぜか必ず泉を見つけて、Hして、そしてまた逃げられてしまうマサオ。この2人の追いかけっこ、なぜか大人が本気出して遊んでいるみたいで見ていてすごく楽しいんですよ(笑)。
決して軽いテーマではないのに、キャラ2人の明るさというか、単純な所が作品全体を重くさせすぎずさっぱりと仕上げています。
泉は本当にかわいくて、ちょっとおバカで、子供っぽくて、辛い過去があるのに決して折れない。深く考えない分とっても強いコ。
マサオは裏社会の人間ですが、泉をからかって遊んだり、おちゃめだけど、頭はキレるし、色々しっかり考えている大人の狡さを持った男性。
「借金3万まけてやるから」というマサオにうっかり流されHしちゃう泉が堪らなくエロいです。この色気にハマってしまうマサオの気持ちがよくわかる。
でもHはあくまでエッセンスでしかなくて、徐々に距離を縮めていく2人の心がとても丁寧に描かれています。
追う側と追われる側だったのに、いつしか離れ難くなっていく微妙な距離感。
泉が語り出す過去の話。
6年前東京に出てきて自主制作した初めての映画で賞を取り、調子に乗ったこと。30万のコートを買い、今も大事に着続けていること。その後行き詰まり、AV男優をして制作資金を稼いでいたこと。
後半泉が大事にしていたこのコートを捨てるシーンがあるのですが、きっと泉はあの時、過去の栄光にすがりつく未練がましい自分も一緒に捨てたんじゃないかな…。

ラストは、北の国で新たな生活を始めた2人。相変わらずHして、いちゃいちゃして(でもベタベタに甘くなり過ぎない所がまたいい!!)憎まれ口を叩きあう。
予想に反して一応のハピエンを迎えます。
これからもこんな関係のまま楽しく過ごして幸せになってね!といつの間にやら私も最後には彼らと離れがたくなってしまっている。そんな、心に残る良作でした。

0

マサオが男前です

1冊丸ごと表題作カップルのお話です。
電子書籍で電子限定版描き下ろしがついている版で読みました。
表紙は受け様なのですが、表紙の方が中身の絵より美人度が高いかな~という印象でした。
友人の借金の連帯保証人になったばかりにその借金を背負うことになった泉と取り立て屋のマサオ。
泉が実家の北海道に帰るというので一緒に北海道まで行くことになります。
バイクと車で帰るのですがこれが結構ゆっくり旅してて、お金がない割には贅沢な旅だなぁ~と思いました。が、泉が考えていたことを考えると納得です。
主人公2人のうち魅力を感じたのはマサオの方でした。
顎髭が似合う男前でガサツな感じなのですが、取り立て屋としては優しい男です。
バカで頼りない泉を無言実行で助けるのがカッコイイ。
ちょっとバイオレントで痛い場面もあるのですが、他人の2人が一緒に旅する少しすさんだロードムービーがお好きならお薦めです。

1

読み易いけれど・・・

 読み易さもあり、関係性もわりとわかりやすいのですが、ストーリーに入っていくことが出来ませんでした。
 といっても、それは私の好みからはちょっと外れていたというだけであって、作品そのものは面白く拝見できました。殺伐とした内容ながらも、どこか人の優しさを感じる箇所があり、読後感もよい作品です。
 駆け足でストーリーが進むのは、テンポがあってよいと思います。
 欲を言えば、攻めの正夫さんの性格とか抱えている内面とかをもう少し細やかに描いて下さるとよかったのにな~と感じます。

1

攻め受けの性格がドストライク

 ストーリーとしてはそんなに珍しいものでもないのですが、とにかく攻め受けの魅力がたっぷり詰まっていたというのに尽きると思います。受けの泉はAV男優をやっていた時分に友人に頼まれ連帯保証人となり、その友人が飛んだので取り立て屋のマサオに追われる身になってしまいます。そこから泉はバイクで、マサオは車での追いかけっこが始まるわけですが、こっそり取り付けられたGPSのおかげで泉は何度も捕まる羽目になり、その都度2人の距離が縮まっていくという流れでした。マサオの取り立て屋らしく粗暴な態度をとる一方で、どこか甘さがあるような性格が本当にツボでした。泉もツンとデレの割合がちょうど良く、濡れ場での乱れ方も拒絶し過ぎず簡単に受け入れ過ぎずで凄く可愛かったです。一度泉がチンピラに捕まってしまったシーンでも、BLだからと安易に犯されたりすぐマサオの助けが入ったりせずに、かなり暴行された後にようやく助けられた所も良かったと思います。殺伐としたあらすじなのに、読んだ後なんだかほっこりするような作品でした。

1

中性的キャラの原点!

中性的なキャラを描く成瀬先生、その原点には樹なつみ先生『OZ』のアンドロイド19がいるそうです。私も繰り返し読んできた作品で19は心に刻まれているので、広海さん『女装上司の啼かせ方』、響さん『オネエさんは好きですか?』、そして本作の泉ちゃん、彼らが19に繋がっていると知って嬉しさも切なさも倍増です。

借金取立で追うマサオと、連帯保証の借金で追われる泉との、逃げつ追いつつなロードマンガ。
美形な泉の乳首ピアスが色っぽい!そんな泉の色気にあてられマサオは借金5万チャラを条件に抱くと、泉のカラダはすごく良くて…
(コミックスの目力ある表紙も素敵だけど、電子単話の乳首ピアスが見えてる逆さま表紙のほうが好きです。コミックスにも収録されてるけどモノクロで逆さまじゃないのが残念…)

二人の間には金とセックスしかない、まったく甘くない関係。
でも、泉の故郷(北海道の田舎)を目指す追いかけっこのなかで、泉はあまり幸せじゃなかった生い立ちから、ちょっとの優しさに絆されちゃうスキがあって、マサオもそんな泉を放っておけなくなって「俺のものになれよ」と!
寒い季節に北の大地を目指す、二人の未来を物語っているような刹那的な雰囲気が漂います。

チャラかった男に大事なものができて、それを守ろうとする本気の表情に見とれます。
そして意地を張っていた不幸な男が弱さを見せて寄りかかるかわいさにもやられます。
まったく甘くなかった二人の間に愛情が芽生えていく。
それなりに幸せな終り方をするけれど、お互いしかいないような、どこか刹那的な切なさは残ったままで余韻を引きずります。

描き下ろし「BONUS TRACK」、カバー下おまけマンガ、電子限定特典マンガはどれも泉ちゃんがかわいいです。

成瀬先生の作品はどれも好きですが、刹那的な余韻が残る本作が一番好きです。そして成瀬先生の原点19と一番似ているのは意地っ張りな泉ちゃんだと思います。(19はぜんぜん弱くないですが…)
『OZ』は『オズの魔法使い』をベースにしたオマージュ的な作品。19は悪魔のように美しかった女をかたどった男性型アンドロイド。心を欲したブリキの生き様は何度読んでも号泣します。
作家さんと読者は立場は違うけど、『BANANA FISH』然り、作家さん達も漫画を愛してきた読者の一人で、それが同志のようで嬉しいです。

2

追いかけっこの末の

連帯保証人になった為に300万の借金を負うことになったAV男優の泉とヤミ金の取り立て男マサオと追って追われての逃亡劇。
北海道の親のところへ行って金借りて返すから…と泉。じゃ、一緒に行って回収してやるとマサオ。というわけで目指すはひたすら北へ!

隙を見てはマサオを撒こうとするけど、こっそり付けられたGPSのせいでどこへ行っても捕まえられてしまうし、体も要求されて逆らえずに抱かれてしまう…。(AV男優の時は攻め側だったのに受けになってるところがいい。)
道中、二人で食事をしたり、身の上話を打ち明けたりとなんだか奇妙な連帯感みたいなのものが生まれていくのがいいんです。
泉なんて始めはとにかく逃げることだけを考えていたのに、いよいよ北海道ってところで、真実がばれたら俺のこと嫌いになるかな…まさおに殴られたら泣いちゃうな…なんて考えるまでになってて、まさおの洋服の裾をキュッとつまんだりするところがめっちゃいい。

なのに、またしても逃げる泉。そしてGPS画面を見て泉の位置情報を見てスマホ画面にチュッとするマサオ。→これに萌えたわ。
結局なんではるばる北海道まで1,500kmも一緒に来たのかって事ですよね。わざわざ追わなくたって東京で痛めつけて実家と無理やり連絡取らせるなりすればそれで済んだのに、一緒に同行してちょいちょい世話焼いて、最後は泉の気の済むようにさせてそれを見守っていたマサオ、実は優しいってところがツボ。手袋もねぇ、ウルっときました。

いよいよ到着した旅の終着点での様子が私は切なかった…。「俺の部屋に入ったのまさおが初めてだよ」ってところが…。ただの草っ原なんだけど、そこが切ない。

そして泉ったらウルっとしながら「…それじゃ まさおはもう俺のこと追っかけないの」ってもう!
もう一生マサオに捕まっててください♡としか言いようがないです。

北の「オホーツク海」沿岸を目指したという地の設定がとっても良かったと思う。
マサオが「オホーツク海の夜明けを見ながらセックスするとか壮大すぎてやべーな」という気持ちが滅茶苦茶判る!あれが日本海だと多分、湿っぽい演歌の雰囲気になってしまう。太平洋だと特別感がない。オホーツク海ってところが特別感があって良い場所を選ばれたなぁと。描写もオホーツク海側・国道沿いの雰囲気が良く出てた。

ヘルス嬢、ヤミ金、借金、借金主の自殺、風俗、クスリ、暴力、暗い生い立ち…という暗いキーワードのオンパレードなんだけどドン詰まり感がないのは、逃亡劇ということで全体として疾走感が感じられるからかなぁ。そして「馬鹿ちゃん」と言われる泉含めてキャラがどこかあっけらかんとしているからかもしれません。
追って追われての道中、少しずつ少しずつ二人の距離が縮まっていく様子がとても好きでした。面白かった。

1

追いかけっこロードムービー

大好きなロードムービーものだし、読んでみるかぐらいの軽い気待ちで購入、結果すっごく良かった!
借金、AV、詐欺、暴力、クスリ、レイプ…ダークな要素いっぱい出て来ます。
でも、受けの泉ちゃんの明るさ、攻めのまさおの面倒見の良さと器の大きさで全然重くない!
重く感じないだけで、軽く書かれているわけではないのが素晴らしかった。
二人ともそれぞれ過去にイロイロあったから、今の問題にさほど深刻にならずに向き合えてるのかな、と。
とにかく泉ちゃんが迂闊で明るくてメンタル強くてかわいい…
読了後は「達者で暮らせよ〜」と手を振りたくなりました。

2

さらっと読む分には読みやすい作品

初読みの作家さん。初めての方はだいたい表紙で選ぶことが多いのですが、残念ながら表紙の絵の綺麗さに比べて、本編の絵は雑な印象がありました。
友達の借金の連帯保証人になったために借金取りに追われることになったAV男優の受けと、借金取りの攻めの話です。最初は成り行き上というかその場の勢いで寝てしまった二人ですが、逃げて追ってを繰り返していくうちに、受けの人の良さとか攻めの面倒見の良さが垣間見えてきて、互いに惹かれあっていく感じです。最後は攻めが車を売ったお金などで受けの借金を清算し、攻めも借金取りから足を洗って、受けの故郷で二人で暮らしていく、というハッピーエンドでした。
そんなに上手くいくわけないだろうとは読者の誰しもが感じるところだと思いますが、さらっと読む分には読みやすい作品だと思います。ただし、受けがトラブルに巻き込まれてレイプされる場面もあるので、そういうのが苦手な方はお気をつけて下さい!

1

ドラマティックな追いかけっこラブ!

好きのド真ん中を不意打ちでストレートに突かれました。好きですこれ!

借金取り(追う者)と債務者(追われる者)が繰り広げる、地の果てまでの追いかけっこ。
吊り橋でのドキドキを恋と勘違いする吊り橋効果があるのなら、追いかけっこで生まれる興奮を恋と勘違いする追いかけっこ効果ってのもあるんでないかい?
で、目の前で逃げられると男は追いかけたくなるんだとマサオくん(攻)も言っているように、その興奮は標的がメスでもオスでも変わらないはずだと思うわけです。
何が言いたいかと言いますとですね、
BLにおける追いかけっこ、大好物です!!
逃げて、追われて、捕まって襲われて(セックスして)は、また逃げる。
追いかけっこで育っていく2人の恋模様、お腹いっぱい堪能させていただきました☆
「SEX AND WORLD'S END」とは粋なタイトルを付けなさるわ♪と思いましたが、帯の煽り文句【1回5万で借金返済⁉︎】っていうのはなんかちょっと違う気がしますね。
元AV男優の受けが身体で借金返してくエロ漫画かな?って思っちゃうよー。

さて、そんな追いつ追われつな2人の旅路。
北を目指すか南を目指すかで旅路の景色が違ってくる中で、2人は最果ての北海道を目指すわけですが。
これが南国ならなんとなく陽気な珍道中がイメージされるのに、北国だと乾いた物悲しさが漂うのは何故だろうね。そんな旅路の空気感にリンクするように、ポツリポツリと泉が語る薄幸な過去がなんとも言えない気持ちに追い打ちをかけます。
それでただただ暗いストーリーかと言えばそうでもなくて。
登場人物たちのあっけらかんとしたキャラ設定がコミカルに楽しませてくれました。
ちょっと語シスコさんっぽいんだな。だいぶんマイルドだけど。
でもやっぱり最後はちょっとだけ涙腺にくる旅の終わり。
重過ぎず、なくらいがちょうどいい。

キャラは、攻めのマサオがかっこいいんです。
髭面の男前でイイ身体♡な見た目の良さも勿論いいんですが、借金取りのくせにヒーロー過ぎて惚れ惚れ。
受けの泉は、最初おバカで頼りない奴っちゃなーと思ってたけど、めんどくさい子ほど可愛いもので…母性本能でしょうかねw
そして意外とゲンキン。打たれ強い。いいことだ^^
しかし、なんで乳首にピアス付いてるんだろ?ただの趣味と言われればそれまでだけど、正直ちょっと宙ぶらりんに感じるオプションだったかな。

既刊2冊とはちょっと違う雰囲気でしたね。
私はモロ好きな系統でしたが、好き嫌いは分かれるのかも。

【電子】シーモア版:修正×(白抜き)、カバー下○、裏表紙×、電子限定特典(1p)付き

3

逃亡の果てに

表紙買いでしたが面白かったー!
一冊丸ごと表題作で、読み応えありました。
以下、あらすじ無視な感想を。

マサオから逃れても追いつかれるわヤラれるわな泉なんだけど、そんな中でも徐々に2人の距離が近付いている感じが良かったです。
最終的にどう借金を返済するか、2人の仲はどうなるか…というのは、正直予想通りです。
とはいえクスリの件や実家の件などの出来事が、結末に色を付けてくれました。
マサオの男っぷりが素敵すぎです(*´ω`*)

後日札幌で住む事になった2人の様子がラブラブで、これから2人で頑張るんだよ…と応援したくなりました(笑)
カバー下は、髭なしマサオに萌えまくる泉が可愛かったです^ ^

1

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