日常をレイプする くそったれ人生逆転の出逢い―…。

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表題作ファックナイトレバーサル

檀上仁,36歳,ヤクザ
吉田青葉,26歳,無職

同時収録作品ナイト·トラップ

加賀谷尚
村上一弥,26歳,ナイトクラブダンサー

あらすじ

裏カジノのオーナーで、経済ヤクザで
燻らせたタバコの匂いが香る
…濃密なキスに酔わされた。

壇上の巧みな誘いに
抗う術なく惹かれ、踏み出したのは
え…詐欺退治!?

フェロモン曲者ヤクザ<36>
×快楽へなちょこ美人ギャンブラー<26>
の強欲バディラブ。

作品情報

作品名
ファックナイトレバーサル
著者
成瀬一草 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
ISBN
9784815550318
4

(61)

(23)

萌々

(20)

(17)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
247
評価数
61
平均
4 / 5
神率
37.7%

レビュー投稿数6

闇社会を覗いてみました!

やっぱり、成瀬一草先生好きです…
前作が闇なしだったのですが、今作はも~闇社会のみですよ。
成瀬先生の闇社会は、ほんとに今の闇。
夜に蠢く皆様が、活き活き(爽やかじゃ決してない!)と動いています。

【ファックナイトレバーサル】
身寄りのない青葉が、出会ったヤクザの壇上。
闇カジノから、ヤクザのパーティーシーンまで掛けポーカー、バカラなど登場してなかなかの黒々しい場面が多いのです!
そんなところで、青葉が壇上から指示を受けて賭け事をしまくるわけです。
青葉は負けなし!壇上の面子も、上部の皆様の顔を立てつつ、壇上と組み続けるんですよね~

なかなか、ヤクザのリンチ場面も登場して闇の深さを感じる場面も有りますので、苦手な方はご注意くださいね!
ただ、壇上も青葉もここに至るまでは色々有ったんです。青葉は、過去に辛い事があったわりに前向きな、ちょっとチョロい可愛い子でして。
壇上とトロトロえっちしてから、ヤクザ社会の闇を見ても壇上の良さを知って離れられない。壇上も青葉には特別に気を許すこともあったり。
壇上が格好いい攻めなんです。
悪なんだけど、背負ってる過去は切ない。青葉に自分を重ねて見てる部分も有るんだろうなぁ…
2人のえっちは、激しい!壇上さんが手加減しません。まあ青葉が感じて哭かされているのが又よろしい。
ピカレスクロマンじゃないんです。闇の先には、ちゃんと光が待ってる。
基本、闇の後にある未来が感じられる成瀬先生が好きですね~

【ナイト·トラップ】
上記【ファックナイトレバーサル】にも出てきたゴーゴーダンサーの一弥と、投資家の尚のお話。
ナイトプールのイベントで知り合った2人。
と、言っても結構一方的に一弥がえっちな事をされちゃう…
まあ調教ですね!だけど、やっぱり闇じゃ終わらない!
なんかハッピーな感じ。一弥が、チョロいけど可愛くエロかった。
こちらは、商業番外の同人誌でもその後が楽しめます。

成瀬一草先生の闇社会資料が、凄そうで、そちらも裏話とか知りたいものですね~
紙で購入しました。カバー下ありです!

10

翻弄されてみたくなるスパダリ攻め。文句無しに面白いデスッ!!

もう1ページ目を開いた瞬間に「これは面白いゾ!」と思いました。思った通り、読み始めたら止まらなくて♡ワクワク、ドキドキしっぱなしで、読後の満足感が♡設定もストーリーも作画も最高っ♡檀上さん、めちゃめちゃカッコイイです♡

2

コミカルとシリアスの共存

とても面白かったです!
同時収録作まで含めて、キャラがいいですよね。
ヤクザ×ギャンブラーのアンダーグラウンドなお話です。


天才的ギャンブラーの青葉とかっこいいヤクザの檀上が
手を組んで、投資詐欺によって騙し取られたお金を取り戻していきます。
この異色の共闘にドキドキワクワク^^

檀上が色っぽくてカッコ良い!
ゲイなのかバイなのかは分かりませんでしたが、
青葉に執着して甘やかすところにキュンでした♡
檀上が好きでも自分を曲げず、
決してヤクザに屈しない青葉も男らしくて良かったな。


同時収録作は、本編に出てきた一弥が主人公。
攻めの加賀谷がドSだったけど、
どこまで本気か分からなくてミステリアスな魅力が(〃ω〃)
こちらもショッキングな展開ながら、
楽しく読ませていただきました。

2

バランスが良い

◾︎表題
◾︎檀上(フェロモン曲者ヤクザ※帯より)×青葉(無職の凄腕ギャンブラー)
ヤクザものそんなに好きじゃないのに、成瀬一草先生の作品て好きなんですよね〜
ヤクザの世界は美しいと勘違いしてないところとか、攻めが冷ややかなところとか、それでいてフィクションに面白さとキュートさがあって、バランス良いからだと思います。

「セックス・アンド・ワールズエンド」同じく、あまり多くを語らない攻めとチョロい受けが可愛いです。

檀上の本心がずっと分からず、いつか掌返して青葉が陥れられるんじゃないかとも思いましたが、なんだかんだ青葉のことを可愛く思ってるし、最終的にやっぱり溺愛で「よかった〜」と一安心。
青葉はチョロすぎて、警戒心レベルがマイナスな子です。すぐ人に騙されそうなのに、ギャンブラーの腕は確かという設定がまた面白い!根底では人をしっかり疑ってるんだろうな。檀上にも、最悪裏切られてもいいと思って付き合ってるのかな。
基本的にポップに描かれてますが、成瀬先生のことだから実は深い心理が彼にあるのではと思ってしまいます。

◾︎ナイト・トラップ
こちらも受けの一弥くんがチョロくて可愛いの!エッチな褐色っ子で、お金大好きそうなところが…加賀に遊ばれて欲しい。

2

青葉の過去がちょっと辛い

カジノの世界へようこそ。

主人公の青葉が賭け事に強くてカッコいいなあと思うと同時にハラハラします。もしかした大負けするんじゃないの?という不安感でいっぱいでしたが、強いですね。
こんなに運が強そうな青葉でもつらい過去があるなんて・・・

青葉の過去は工場の社長とママさんがいい人だっただけに達也が青葉に体の関係を強要したのがショックでした。この時はまだゲイじゃなかったんでしょ?好きでもない人の体の関係を無理やり要求されるのって、すごく心が傷ついたと思うんです。
それなのに、社長とママさんの為にもなんでもない顔をしてずっと一緒にいたんだなと思うと、涙が出ちゃいます。達也には心を入れ替えてほしいけど、無理ですね。こうなったら、社長とママさんは達也がお金を工面して返してくれたと信じて、もう会わずに生きていけばいいのかもしれません。
青葉の優しさにほろりとしました。

壇上さんは過去に似たような感じの思い出があるようですね。彼の心を救うためにも社長とママさんがお金を受け取り、工場を再開してくれたらいいな。

檀上さんの未来を掛けた大博打。きっと勝つはずなので、2人で頑張ってほしいな。

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