人気アイドルグループ、犬猿なふたりの恋は…!?

独り占めバックステージ

hitorijime back stage

独り占めバックステージ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784344840126

あらすじ

五人組アイドルグループに所属する万澄。生まれ持った美貌と歌唱力で人気一二を争うが、他のメンバーのように思い入れられずにいた。とりわけ高校のクラスメイトでもある愁とは反りが合わずに衝突しがち。それなのに、まっすぐ褒めたり苦手分野の教えを乞うたり――愁はたまに万澄を戸惑わせる。さらには落ち込んでいたところにキスされて……!?

表題作独り占めバックステージ

一ノ宮愁,アイドルグループメンバー・高校生,18歳
窪寺万澄,アイドルグループメンバー・高校生,18歳

その他の収録作品

  • 独り占めスプラッシュ
  • あとがき

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レビュー投稿数2

キラキラアイドル


仕事にやりがいや目標を見いだせないまま、ただ与えられた仕事を最低限こなしていたアイドルが、いかに自分の今いる場所がかけがえのないものかに気づき、仕事に前向きになる話です。

万澄(受け)はアイドル5人グループの一員です。グループ内では1.2を争う人気を誇りますが、他のメンバーのように仕事に一生懸命ではありません。そんな万澄にいつも苦言を呈してくるのは同じグループの愁(攻め)です。クラスメイトでもある愁は何事にも一生懸命であけっぴろげな態度で接してきて、万澄を貶したり褒めたり教えを乞うてみたりと万澄には理解できない行動をしてきます。二人はいつも衝突し、それを他のメンバーに宥められるという感じでグループ活動をしています。

万澄は両親とも有名俳優のサラブレッドです。母親は小さい時から別居しており、忙しい父親はかわいがってくれますが一緒にいる時間はほとんどなくファザコンです。万澄は父親と一緒にいられる機会が増えると言われスカウトを受けたのです。
愁とは考え方が違う上、万澄には愁が何を考えているかがわからないため、苦手に思っています。
本当は誰よりも誰かに必要とされたいのに、それを素直に言葉にできないツンデレさんなのです。

愁は芸能界に入りたくてオーディションを受けてデビューしたので、とても仕事熱心で仕事の幅を広げるため俳優の仕事も積極的にしています。やる気をださない万澄のことが癇に障ってしょっちゅう絡んでは衝突しています。
それでもふとした拍子に見せる万澄の無防備な姿や素直な礼、ツンツンする中でのデレに気づき意識するようになります。
3ヶ月に一度あるファン投票で初めて最下位になった万澄が、誰からも必要とされないかもしれないと動揺し泣く姿を見て、万澄が好きだと気付くのです。

交互に視点が変わるのでそれぞれの考えがわかりやすいです。
二人ともお互いがとても気になって、相手の考え方がわからないため知りたいと思っているところは同じです。特に愁は、オーラがあり歌や踊りに天賦の才がある万澄を羨ましく思っていてそれを生かさないことに腹を立てています。
グループ内で二人が衝突しそれを他のメンバーが宥めるという状況が続いていましたが、万澄の父親の事務所独立絡みで万澄の移籍の話が出て事態が動きます。引き留めたいメンバー達ですが‥

最後の最後まで万澄の動向がどうなるのかわからないまま進みます。愁は万澄を好きだと気付くまではずっと万澄に言いたい放題だったのに、万澄が一番言って欲しいと望んだときには臆病になり話がこじれてしまいます。
結局、万澄を慰留するために言葉ではなく態度で表すという作戦に出るのです。
万澄は家族の愛に恵まれなかったので自分に自信が無いのだと思います。その為、誰かに必要とされる事を強く望んでいたのではないでしょうか。
移籍+解散発表のコンサートで今までになくファンと一体になることができた万澄は初めてこの場所を失いたくないと強く思います。
プライドが高いく強がってばかりの万澄が、愁の前で少しでも素直になり甘えることができるようになったことが本当に良かったです。甘やかしてくれる存在ができたらきっと万澄もいい方向に変わっていけるのではないでしょうか。

表題作後のSSは愁視点です。
前向きになり以前だったら絶対断っていた仕事を受ける万澄の話です。
カナヅチな万澄が水泳にチャレンジするのですが、愁がチャレンジの付き添いだったので、カメラが回ってるのに拗ねたり怯えたり泣いたりとすごく感情豊かになっていて、あれはどこまで放送されたのでしょうか?溺れ掛けて愁に抱きついて泣いてるシーンなんて流して大丈夫かしら?ファンはきっとびっくりですね。これがOnAirされた時のメンバー含む周りの反応も読みたかったです。
最初のころとは全く違う二人のイチャイチャぶりに驚くばかりでした。

本編で万澄は受験勉強をずっと頑張っていましたが、結果はどうなったのでしょうか?SSで卒業していましたが、その結果も気になりました。
できれば、その後の5人の活動ももう少し読んでみたいです。少し変わった万澄の姿と他のメンバーとの様子なんかもとても気になります。
ただ、周りにバレてとか脅されてとかで別離の危機というのは食傷気味なので、そういう展開じゃないこの5人の頑張る話を読んでみたいです。

今回はキラキラアイドルなのでいろんな衣装が出てきて楽しかったです。できれば全ての衣装のイラストが見たかった。特に、革のホットパンツとベスト、マント、ガーターベルトとブーツにステッキという万澄の衣装、見たかったなー。

1

両視点交互に読めるのがポイント!

アイドルからこの世界に嵌った私には、懐かしい感じもあり、そのグループに重ねて読み進めた事で
久しぶりにアイドルものにハマりそうです。

受けさんで、少し気難しい性格の万澄。
アイドル総選挙みたいなものでセンターに選ばれても、握手会で騒がれても、グループ内での
1、2位を争うほどの人気を持っていても、いつもどこか冷めた感じのあるクール美形。
攻めさんで、素直で明るくて天真爛漫な愁。
ファンサービス抜群で、演技派を生かして俳優業で活躍し、グループ1の多忙でありながら
アイドル活動も手を抜かない頑張り屋さん。
そんな2人が仲良く出来るはずもなく、いつも衝突してばかり南水ですが。
万澄のファンの暴走事件や、ロケ先での事故、万澄の好感度大暴落、事務所移転問題など。
様々な問題を乗り越えていくうちに、万澄が可愛いツンデレだったと判明!!
気付いた時にはもう、5seconds(グループ名)の愁×万澄推しになってました笑。
表題作後の番外編なんかもう、話が始まった時の2人からは考えられないほどのイチャつきぶりで、
ニヤニヤしっぱなしだったように思います。

まだまだこの2人の今後の話や、他メンの絡むお話が読みたくて読みたくて仕方ないです!

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