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表題より最後のお話をおやじ受け好きに捧げたい
あまーい雰囲気の表紙を見て、ジャケ買い。
作画も丁寧で綺麗な作家さんです。
表題作は、前後編？の２編で残り3編が短編の読みきりです。
表題作は、表紙の通りあまーいお話。
結婚式で嫁に逃げられた受けが、親友(攻)に尽くされてほだされいつしか攻めの事が好きに……
ありがちで王道なストーリーですが、安心して読める良作です。
が、私が神を付けたのは表題ではなく最後の短編作品！！
新入社員×おじさん上司
攻めの新入社員は、おじさん上司に憧れて会社に入社。尊敬する上司が大好き無邪気なわんこ系。
おじさん上司はそんな新入社員の事が密かに好き。
そんな二人が社員旅行で急接近！
そんなに長いお話ではないのですが、とにかく受けが適度に枯れてて可愛い。
ムラムラする。
くっつくきっかけが、剃毛というのがかなりツボでした。
アクシデントで浴場に二人きりになるのですが、もう突っ込まずにはいられない！
普通部下は上司の下の毛剃らないから！
「僕がお手伝いしましょうか」じゃねーよ！
しかも、前だけかと思いきや後ろの毛(ケツ毛)まで剃る！
いやいやふつうそこまで剃らないから！
でも後ろまで剃って貰ってる受けがかわいい萌える。
とにかく、なんか凄い作品でしたが、とても萌えました。
おっさん受けがお好きな方におすすめしたいです。
続きが読みたいなーと強く思う作品でした。
甘いわ～( ´∀`)
表題作と他、短編が３作入ってました。
表題作の感想ですが、「甘いわ～」です。
結婚が破談になり住む所の無い受けに、攻めがルームシェアを持ち掛けて、一緒に住む事になるという同居ものです。
元々攻めは受けに片思いをしておりといった所ですが、注目してもらいたいのは二人の間に漂う、やたらと甘い空気。
攻めは食事を作り、受けが眠れない夜はそっと添い寝をしと、デロデロに受けを甘やかしてます。受けはそんな生活に疑問を抱きつつも、居心地の良さからズルズルと、といった所。
そして気持ちが通じ合った後は、更に甘い新婚生活。
大体このパターンだと、腹黒の攻めが受けを手に入れる為、自分無しでは生きられないように囲い込むといった設定が多い気がしますが、この作品では純粋に受けを想う、健気な攻めです。
受けが好きで好きで仕方なく、健気に尽くしているのです。そして受けも攻めは特別な存在だと気付きですね。
この二人のやりとりだったり日常がやたらと甘くて萌えました。
受けが仕事で忙しい日々ですれ違いが続いても、ケンカになるのでは無く、更に二人の愛が深まるみたいな?
ここの、攻めが受けを迎えに行くシーンがすごくすごくホンワカします。お互いに、どんだけ好きなんだよ!て感じで!!
はにかんで笑う受けも、顔をクシャッとして喜ぶ攻めも、二人とも幸せすぎるでしょー!!
て感じの、いい大人二人の甘い恋愛模様を楽しめるお話でした(^^)
他３作は、面白いけど短編なのでさらっと終わっちゃう印象です。
表題作で丸々１冊読みたかったな(´・ω・`)
スパダリがあまーい！
野萩先生は男の色気を漂わせるスーツ姿を描くのがうまい！
既刊5冊中4冊の表紙がスーツ姿の男達で、ひそかに「リーマンの野萩」と呼んでます。
「幸福は君のとなりに」
結婚式当日、新婦に女と駆け落ちされた聡…
友達の大智に傷心のまま泣きついたら、ルームシェアを提案され、美味しい料理と家事全般の面倒をみてもらって、眠れないのに気付くと人の体温は安心するだろ？と一緒に寝てくれる！
聡は大智に甘やかされて傷も癒えてきたのに、大智から叶わない恋をしていると聞いて、大智の心に自分以外の人間がいることが虚しくて…
大智の心を占めているのは聡本人なんですけどね。
聡が部屋を出ていくというと、大智は酒の勢いで聡を襲ったり、恋人になってから忙しい聡の会社の前で悩みながら待っていたり…イケメンなスパダリが恋しちゃってる聡にだけ、とことん弱くて甘いのがたまらない！
大智が聡を襲う時の、ゆるめたネクタイと着乱れたシャツの色気に見惚れました♪
「まじめな恋をはじめよう」
一人暮らしの高校生と、ギャンブルちゃらんぽらんなダメ男。
二人はアパートの隣人で、行き倒れていたダメ男を高校生が介抱したのをキッカケに面倒を見ていく。
高校生が年齢不相応にしっかりしていて、高校生のくせにスパダリ感があります。
「ひみつをあげるよ」
ビッチにカラダだけ利用されてるコミュ障の高校生と、アソコが小さいのが悩みで自分をさらけ出せない高校生。
出会ったことでプラスに作用していく、高校生らしいかわいい話。
「災い転じて実る恋」
上司を尊敬する部下×部下に片思いしてる上司。
部下は尊敬と言いつつ、上司の剃毛を「やらせてください」とお願いするのは、そうゆう気持ちもちょっぴりあったんじゃないかな？
勃ってしまった上司のお手伝いで穴まで弄っちゃう？
ちょっと非現実的な流れもあるけど、年上上司の照れながらの誘い受けがかわいかったの良しとします。
高校生の話もかわいかったけど、スーツの色香漂う大人の話の方が好きです！
どれも攻めが甘い
◆幸福は君のとなりに(表題作)
相手をとにかく甘やかしたい、煩雑なことは全部自分がやってあげても苦ではない、そして、あわよくば自分なしでは生きられなくなって欲しい。そういう攻め、大好物です。大智のすべてを包み込んでくれるような愛、これは絆されても仕方ないですね。一方、甘やかされてばかりの聡も、いつも先を越されてばかりだけどちゃんと大智に返したいという気持ちを持っているので、実に健全なカップルです。周りにも祝福されそうだなと思いました。
◆ひみつをあげるよ
受けの男性器が攻めより小さく描かれているのはよくありますが、一般的に見て小さいと評されたキャラというのはあまり見ないような気がします。一度言われてから気になって、トラウマになってしまう涼が可哀想だけど可愛い。攻めの大里はそんなことはまったく気にしないので、彼と付き合うことで涼が見た目に捉われない恋愛ができるといいなと思います。
◆災い転じて実る恋
前だけでなく後ろまで上司が部下に剃毛されるシーンがエロかったです。しかもこの時はまだ、部下の永岡は下心からではなく上司を助けるためにやっているところが逆に生々しく感じられますよね。
サラ〜っと読了
表題作と、短編3つありました。
「幸福は君のとなりに」「幸福は俺のとなり」「幸福は君と共に（書き下ろし）」
結婚式で花嫁に逃げられ、大学時代の友人・大智とルームシェアする事になった聡。
孤独を感じて眠れない聡に添い寝し、穏やかに優しく接する大智に惹かれていくように感じ…。
大智は元々聡が好きで、温厚で健気です。
ただ聡が好きになるのは、エピソード的にちょっと弱いし早いような…。
それだけ女にこりごりして、大智の優しさが身にしみたんでしょうね。
このCPは喧嘩しなさそう〜。
「まじめな恋をはじめよう」
一人暮らしをしている高校生のかなたは、隣に住んでる生活能力のない早戸のお世話をしてます。
それもこれもノンケの早戸を好きだから…。
う〜ん…高校生にHな事を頼んだり、だらしない生活の早戸が好きじゃなかったな〜。
最初、高校生は一体どっち？となってしまいました…。
「ひみつをあげるよ」
モテなくはないが『小さくて可愛い』ブツのせいで童貞な涼は、ある日校内で男とやってる峰斗（みね）に遭遇。
後ろ向きでどこかズレてるみねと友人になった涼は…。
前髪切ったらイケメンじゃなくフツメンでした(笑)
あんなにヤリたかったのに、ヤラれる方でいいんかい？と疑問。
「災い転じて実る恋」
永岡は自分を慕ってくれる志葉が好き。
ある日カプセルホテルに泊まった永岡が自慰すると、太もも〜下毛あたりをダニに噛まれる。
そんな中社員旅行に行き…。
ダニですか！剃毛ですか！(笑)
斬新なシチュに笑いました。
実は志葉も永岡が好きだったんですが、キッカケが剃毛…(笑)
全体的にアッサリしてるな〜と思いましたが、絵柄は綺麗で読みやすかったです。
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