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表題作嵐のコンチェルト

麻生千尋、受様の恋人で光の君と呼ばれる生徒会会計
榊原渉、攻様の恋人で葵の上と呼ばれる新聞部副部長

その他の収録作品

  • 紺碧のカデンツァ

あらすじ

俺のものだというなら、両足を抱えて開いてごらん?「光の君」と称される学園一のプレイボーイ・千尋の恋人となった渉は「葵の上」と呼ばれている。まさに光輝く貴公子の千尋はいまだにモテモテだし、クールビューティーの渉を狙う輩もまだまだ多く、2人はやきもきしっぱなし!そんな時、千尋の留守中に、生徒会の予算をめぐる事件に巻き込まれ、脅迫されてしまった渉は…!?そのほか、2人が旅行先のアメリカで、お騒がせなラブトラブルに巻き込まれる(おまけにとんでもないHまで!?)『紺碧のカデンツァ』も同時収録

作品情報

作品名
嵐のコンチェルト
著者
天花寺悠 
イラスト
滝りんが 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434020117
2

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

事件に巻き込まれた千尋は

 シリーズ2作品目でした。
 1つ目で、散々ばたばたした挙げ句にくっついた二人ですが、とにかく今はラブラブ……だったのに、千尋の留守中に渉が巻き込まれてしまった事件のせいで、二人の間がぎくしゃくしてしまいます。

 なんていうか……とにかく渉は、千尋のことが好きでしょうがなくて、千尋も渉の事が好きでしょうがない……っていうのが伝わってくるので、そんなに嫌な感じはありませんでした。
 割とよくあるパターンの話だと思うんですけど、文章が軽薄な感じがあまりしないように感じるので(個人的に)、読んでてやっぱり、普通に面白かったです。

 多分、渉が比較的まともな神経の持ち主だから……なんだろうな……とは、思いますが。
 普通、BLの受けって割と頭がそんなによくなかったり、天然だったり、暴走しがちだったり……というのがあると思うんですが。
 今回の件に関してはやや考えなしなところもあるけど、基本的にはどっちかっていうと慎重な方なので、物語に落ち着きがでるのかなー? と、思います。

 ちょっと切なかったりしますが、最終的にはほっとするような感じのお話でした。

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