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表題作恋愛不行き届き

桐島 賢人 大学生,演劇部仮部員,繊維問屋の息子
若宮 鞍馬 大学生,演劇部衣装担当

その他の収録作品

  • Cahapter7
  • Cahapter7.5-兄と先輩の場合-

あらすじ

大学の演劇部で衣装製作を担当する若宮鞍馬の秘密は、それはクローゼットゲイであること
そして、ろくに話したこともない一つ年下の後輩・桐島のことを連日オナネタにアナニーしていること。
ミステリアスな雰囲気を纏う桐島は、繊維問屋の息子で、鞍馬が所属する演劇部の仮部員。

部の強化合宿中、恒例行事だという乱パから逃れ、頭を冷やすために海へ入った鞍馬を、
自殺しようとしていると勘違いした桐島が追いかけてきて……。

ふたりの歯車が噛み合い、動き出す―――。

壮絶な色気を放つ、那木渡初コミックス登場! !

作品情報

作品名
恋愛不行き届き
著者
那木渡 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ロストバージン
発売日
ISBN
9784801960268
3.2

(270)

(61)

萌々

(65)

(62)

中立

(36)

趣味じゃない

(46)

レビュー数
34
得点
787
評価数
270
平均
3.2 / 5
神率
22.6%

レビュー投稿数34

個人的には好きです。

こちらがデビュー作ということで、今後に期待を込めて神評価です。





※以下は作品の感想ではありません。


レビューの内容はあくまで人それぞれの主観だと思います。それに対して、あーだこーだ意見するのは御門違いだと思います。
匿名の場であり、意見を言いやすいのは分かりますが、あくまで感想を述べる場で、まるで言い合いをしているようなレビューは不快です。
読みたいのは作品についての感想であり、他者の感想に対する意見ではありません。
と、思います。
失礼しました。

28

初レビューです。読みにくかったらすみません。

私は、この作品はとても感動しました。
購入前に、レビューで、文字が多く読むのに疲れたという感想がありましたが、普段小説をよく読む私的には時の多さは全く気にならず、むしろキャラの心情だったり、周りの雰囲気だったりがよく分かりとても良かったです。

性への考え方など、とても現代の状況とマッチしていてリアリティがあるなとも感じました。

紆余曲折を経て、ようやく気持ちを受け入れ、自分の気持ちにも正直になり、両思いになった時はとても萌えました。

他の方のレビューにとらわれず、まずは読んで見てほしい。そんな作品です。

21

桐島布店

気に入ってます。
まず、筋肉質な桐島くん(攻)がイケメン風でいい。裸がエロくていい。エロがエロくていい。
主人公(受)がクローゼットゲイというのを拗らせて?なぜかよくわからないけど拗らせすぎて、いつも桐島君と幸せになれそうなところで、ノンケだからどーのこーのと逃げて、近づいてはまた逃げて、といった感じなのです。一体何をそんな拗らせた?っていう原因がイマイチ伝わってこないので、桐島君がかわいそう…その桐島君もノンケなのか何なのか途中までイマイチはっきりしない…が、エロいから許すのです。
最後は円満なのでハッピーエンドがお好きな方にはオススメです。

近頃はBLでも男同士でカップルなことが当たり前だったりして、そこには一切触れず何の苦悩も感じさせない作品も多いので、この作品の主人公がモヤモヤと芸を拗らせてる感じは、むしろ好意的に見てしまいました。
初コミックスということですので、今後の作品にもすっごい期待してます。

17

読み応え抜群。作画もストーリーも◎

関連作品(ロストバージンの新作)が発売されたので、物語のスタートでもあるこちらを再読。
これは、、神です!

それぞれが想いを拗らせた、失敗だらけの学生時代から始まって、仕事場で(偶然ではなく)再会し、誤解を解いていく。過去の現在に絡む登場人物が二人(攻くんと受ちゃん)だけでなく、3人なのが話に深みを増していて凄く良いです。

それぞれが自分のなかに燻った想いを持っていて、学生時代はそれが暴力的なカタチで表出していたけれど、大人になり、それぞれが自省し、わかり合っていく・・・痛い場面もありますが、救いがあって好きです。鞍馬くんのお父さんの話も含めて、素晴らしいストーリー展開だと思います。

エロもエロくていい。無理やりな描写があるので、地雷な方はお気をつけください。

3

“神” から “しゅみじゃない” まで脳内めちゃくちゃにされる作品

那木先生の新刊『バーレスクナイト』がとてもよかったのでこちら再読です。
初読時にかなり衝撃を受けた作品でした。

私は基本的に単調で動きの少ない作品より、この作品のように脳みそガンガン心をゴリゴリ刺激してくる方が好みです。でも、本っっ当に読み疲れたー!
“神”と“しゅみじゃない”が脳内でいったりきたりと激しくて…
脳みそめちゃくちゃに掻き回されて、息切れしちゃった。
こんなに評価に迷ったのは久しぶりです(そういえば初読時は結局評価が定まらなくてレビュー見送ったんだった)

これ、前半が本当にいいんですよ。
大学の演劇部で衣装の担当をする鞍馬は、繊維問屋の息子である後輩の桐島に抱かれたい…という願望を持つクローゼットゲイ。
一方の桐島も、密かに鞍馬を抱く妄想をしていて…

この、抑圧された欲望とセクシャリティへの葛藤の描写が素晴らしいんです!
お互いが頭の中で抱いたり抱かれたり、激しく体を求める妄想で自慰をするんだけど、それがものすごくエロいんだな〜。
ここから海辺のボート小屋での本物のセックスシーンに至るまでは、私の求める〔性への渇望〕が淫靡に描かれていて、本当に夢中になって読みました。

でもそこからの鞍馬のこじらせぶりがハンパなくて…
念願叶って抱かれたはずなのに、桐島をレイプ魔呼ばわりして何年もの間避けて逃げ続けるわ、会えば会ったで憎まれ口ばかり叩くわ、本当に訳がわからない。

鞍馬なりの葛藤やセクシャリティに向き合うことへの恐怖心があるのはわかるんだけど、それにしても酷いこじらせぶり。

前半、欲望や渇望がすごく激しく見応えたっぷりに描かれていただけに、鞍馬が桐島から逃げ出したこの中盤には、肩透かしを食らったというか、「え。なぜにこんな展開に?」とガッカリもしました。

欲望が高まって高まって、ようやくずっと求め続けていた男に抱かれたんですよ?
心身ともに満たされる素晴らしいセックスが見たいじゃないですかー。

でも、ここからの何がよかったかというと、やはり攻めの桐島ですねー!
執着攻めが大好物な私には、攻めの桐島の執着は本当に美味しかった…
よく何年もの間諦めずに鞍馬を追いかけてくれたなぁと、尊敬の念すら抱きましたよ。

とにかく、「神」から「しゅみじゃない」まで、評価がキレイに均等に分かれているのが非常によくわかる作品です。
「うげー!」ってなる描写や展開、キャラの性格等、マイナス要因がたくさんあるので。

でも、心をガツガツ刺激してくるのもたしかで、私同様、エンターテイメント性を求めるタイプの読者には、ハマる作品なのではないかな?と思います。

一つだけ…
序盤の演劇部恒例行事「乱交パーティー」。
演劇を目的としたまともな集団が、何故に乱パ??これは本当にあり得ないし、まさに「うげー!」なシーンでした。
こちらはモブと女性の絡み描写もありますので、ご注意を。

マイナス面も記しましたが、那木先生は本当にポテンシャルの高い作家様だと感じるので、今後も必ず追っていきたいです!

作中気になっていたもう一つのCP「オネエタレント蝶子×俳優江本」のスピンオフが出るので、今はそちらが非常に楽しみです。
蝶子が雄になったときのギャップが最高なんですよ〜♡
2人をじっくり追いたかったので、本当に嬉しい♪

15

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