私が欲しいのは 貴方自身です――

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表題作餌付けは夜半、あの部屋で

砂川,真哉の元世話係
明月真哉(あかつき しんや),飲食店店主

同時収録作品次に会うとき紅の花咲く

佐野昭徳,理学療法士を目指している
西村高史,大学生

同時収録作品恋にも友情にも届かない

西塔一輝,高校生
斎藤光司,高校生

同時収録作品ゾンビサイクル/デイブレイク

あらすじ

飲食店「思色」の店主・明月には秘密がある。それは学生の頃から身の回りの世話をしてくれていた世話係の砂川に血を与えていること。
彼は明月が高校生の時に吸血鬼に襲われ、“蝙蝠”と呼ばれる吸血鬼になってしまっていたのだ。
当時から砂川に想いを寄せていた明月は、血を与えることで自分の傍にいてくれるなら…と思っていたが……。

ホームラン・拳が贈る主従関係ラブストーリー。

作品情報

作品名
餌付けは夜半、あの部屋で
著者
ホームラン・拳 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047347335
3.3

(17)

(1)

萌々

(8)

(4)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
53
評価数
17
平均
3.3 / 5
神率
5.9%

レビュー投稿数4

あ~ 元ネタが別にあるのね

よくいく定食屋 見知った顔とはじめての相席で言葉を交わす


タイトル買いです はじめましての作家さんで何の予習もしてませんでした(しかも何年積んだ?)

長続きしない恋を憂う男・佐野と いつも年上の男と連れ立つ男・西村
押しつけられたサボテンから親しくなっていく

父子家庭の西塔と 母子家庭の斉藤
誰からも求められず居場所すらない 互いを金で買いあい寂しさを紛らわす


オムニバスじゃんッ!
油断してたわ 西塔と斉藤の話に西村がでるまで「ちッ!短編だったか」って悪態ついてたのに

食事処[思色]に出入りする男たちの事情を短編で読ませにきてるのね これ
表題作が出てくるのは最初の 歪んだところからの再生 を軽く読ませた2作のあと

会員しか上がれない[思色]の2階
会員の砂川に出される特別な食事を用意するのは 店長の明月

砂川が巻き込まれた事件から二人の関係は変わり 世話係だった砂川を餌付ける明月

設定が設定なだけに強引に放り込まれる世界観 
力任せの荒業になってるけど言いたいことはわかる たぶん ← 実はわかってないw

人の幸・不幸なんて他人が決めるものじゃない 例えそれが歪んだ関係であったとしても うん 捻れてんなここも  思いを伝えたかった10年前と 想いを確信した10年前 たった1晩の出来事を境になすすべなく 互いが伝えられないものを抱え過ごした10年

う~ん もう少し焦らして欲しかったッ!
せっかく恋焦がれた10年の思いを遂げられるってとこなのに


なかなか面白かっただけに なんなら後のお話いらないから ここもう気持ち重めにほしかったな

なんか 罪本(積み本)片づけの 勝手にまつり(今は「夏だ!ホラーだ!オカルトだ!←吸血鬼はホラーなの?」をひらけば案外サクサク片づくんだな

0

ううーん。ううーん。

ううーん。前半2作品は普通に短編として面白かったんですけど…突然、吸血鬼とか出て来て自分にはちょっと合わなかったです、ごめんなさい。
前半2作品は、登場人物がリンクしていて、そういうところも好きな感じでした。絵もキレイで繊細な作画です。どちらのカップルも、ちょっと傷ついたりしてて…辛いことも多い世の中だけど、二人で生きてるって部分が良かったですね。次に会うとき…のほうの佐野くんがサボテンのように西村くんを大事にしている様子が特に好きです。

0

これがこうなると、、、

飲食店「思色」を舞台にした3連作と、短編1作品の詰め合わせ。
表題作含めた3作品は登場人物もリンクしている。
最初は大学生同士の話。
以前から何となく顔を認識していた二人が、ある日飲食店で相席になり、荷物カゴにあったサボテンの鉢植えをきっかけに仲良くなって、、、。
この作品は普通にBL。
舞台となった飲食店「思色」とその店主に関してはあくまでも背景扱い。
2番目は高校同級生の話。
家庭に居場所のない二人がお互いに惹かれあう話。
この話と「思色」の関係はカップルの片割れ同士が店の常連で仲良しという関係。
この作品もまだ普通のBL、舞台の店は普通の飲食店。
そして表題作。
「思色」の2階には会員制の特別室があって…という所から、話は人外ファンタジーへと。
最後の短編はパンデミックで、こういうのがメリバっていうのかな。

2

私には評価が難しかった!好きなのとダメなのと混在!

なんというか、非常にレビューしにくい一冊。
ハッピー、アンハッピー混在で、
ハッピーな方はにんまりというか、派手な展開ではないけれど、
じんわり楽しめる三作品。
アンハッピーな方は、見方によれば充分ハッピー。
でも、とってももにょる……

表題作含め、前半三作品は一つのお店でつながっていて、
キャラクターもリンクしています。

相変わらず絵がとても綺麗で、砂川さんが特にお美しいですv

非BL作品の『蝙蝠の宿』とリンクしているとのこと。
こちらもちょっと読んでみようかなと。

やはり一冊の本としては評価は難しいけど、
ハッピーエンド至上主義の私としては、
どうしても読後感がすっきりしなくて、「萌×1」かなぁ……
前半気持ちよく読んでいただけに、残念。

2

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