帝國の宦官

teikoku no kangan

帝國の宦官
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×27
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

166

レビュー数
5
得点
141
評価数
34
平均
4.2 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックスDX(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥628(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784799734650

あらすじ

捕虜になったビジャンを待っていたのは、皇子・右弦。去勢し仕えることになったビジャンに追い打ちをかけるように右弦は体を組み敷き…

表題作帝國の宦官

右弦,第二皇子
雀(ビジャン),敵国の隻眼兵士

その他の収録作品

  • 宦官追想録-西域の姫君-

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レビュー投稿数5

宦官ってそんなにポジティブなものじゃない!

漢国の皇子×宦官にされた西国の兵士の物語。
捕えられた敵国兵士・ビジャンは皇子・右弦の温情により殺されることなく、雀(ジャン)と名前を変えられ、宦官にされ、右弦の寵妃(愛人)として宮廷に連れ帰られる。
兵士として生きてきた屈強な男がイチモツを切落され、女のように男に抱かれる。しかも簡単にイクこともできない体にされてしまうのってどれだけの屈辱だろう…

屈強な男がメス堕ちしてしまう。そうゆう展開は嫌いじゃないです。
ただビジャンがあるがままを受け入れた中で楽しみを見つけていこうとするポジティブ思考だとしても、この屈辱的な状況のなかで、けっこう早い段階から右弦に好意を寄せてしまうのが納得いかない!好きになる理由がわからない!

殺されて当然の敵国兵士を宮廷に連れ帰るには、宦官にするしかなかったかもしれない。
でも右弦とビジャンは幼い頃に出会っていて、右弦にとってビジャンは命を救ってくれた恩人で大切な想い人。
それを当然のように宦官にして、抱くことになんの罪悪感も戸惑いもないものなの?

幼い頃の二人の思い出、再会できるまでの右弦の切ない想いなど、ジーンとできるところも多かったけど、ストーリー展開というか気持ちの表現に無理がある気がしました。
あと中国宮廷、敵国、戦というシリアスな設定の中で、愛人が王太子(次期皇帝)に会ったら切り殺されるんじゃないかな?とか、敵国に捕えられているビジャンを優男の右弦が自ら助けに行くとか、ドラマティックではあるけど、無理矢理な展開も目立ちました。

”宦官”って男でも女でもなく、子孫を残すこともできない、人間としての営みを放棄させられた存在で、もっと鬱屈した想いがあると思うんです。
そうゆう宦官の内面にも突っ込んだシリアスな話を読みたかったのですが、本作はコミカル調なところに違和感があったし、納得できない展開だらけだったのが残念です。

ちなみに中国の宦官手術は、陰茎と睾丸両方を除去しても生存率が望める高度な技術であったようです。シルクロード果ての西国でも宦官制度はありましたが、両方除去すると死亡率が高いため、どちらか一方だけとうことが多かったようです。(ハーレム見学で得た豆知識)

1

さわやかな宦官のお話。

 皇帝と宦官シリーズの二作目です。
 前回の主人公たちはとりあえず出てこない感じで、今回も軽めな宦官の話です。
 皇帝の息子と、捕虜になったために宦官にされた敵国の兵士とのカップリングです。
 サラっとネタバレすると、実は過去に関係が・・・という話なのですが、
 前回に続き、宦官モノなのに、言ってみれば結構ドロドロな設定なのに悪人もそんなに嫌な人ではなくて、さわやかで明るくて、なんだかほんわかでいい感じの一冊です。
 勉強不足で私はこの作者様を、この宦官モノでしか存じ上げないのですが、たぶん作者さんの性格が優しくていい人なんだろうな〜とか読みながらしみじみしてしまいます。
 というのも、なんか実際の宦官って私欲が強くてドロドロしているイメージが強いんですよね。・・・古代中国で官僚になるには最大3000倍の科挙試験に合格しなきゃ無理だったりで、それ以外に皇帝の近くにいく方法として宦官の地位があったときに、貧乏人の立身出世の欲望の行きつく先みたいな(もちろんそれ以外の宦官登用もありましたけど)。
 実際にも皇帝の寵愛を受けた宦官はいたみたいですが、そのドロドロっとした感じがなく、さっぱりしていて純愛仕立てで!
 あの渦巻くドロドロな雰囲気を、ここまでさわやかに!設定だけをおいしくいただけるとか!なんだか、作者様の人柄なんだろうな〜とか思うわけなんですよ。

 これの後にでる予定だろう、宦官になったことにしたけど、実際は去勢していない偽宦官の話も楽しみに待っていたいと思います。

0

色気のある褐色ボディがたまりませんでした(笑)

『皇帝と宦官 海燕編』を電子書籍のバラ売りで読んでいたのですが、やっぱり「モノがない」というのが物足りなくて続編までは手を出さずにいましたが『帝國と宦官』の後日談を偶然読んでおぉ~!っとなりこちらも電子書籍で購入しました。

捕虜と皇子という身分差だけでもなかなかおいしいシチュですが、さらに「ガチムチ」とまではいかないまでもかなりの肉感的なボディで褐色の肌で粗野なカンジをむんむん漂わせている受けが、上品で美人な攻めに組み敷かれる様はかなりムラムラさせられました(うっとり…)

個人的には、途中でチビッ子になってしまうのは話の雰囲気を崩すのであまり好きではないのですが、この話に関しては右弦の執着愛がかなり執拗で(そんな彼もかなり好みのタイプだけど)病み系のシリアスで重い話になりそうなところをうまく浮上させていて、重くなり過ぎずに、ただただ二人のイチャイチャを堪能できる楽しくて軽い作品に仕上がっています。

ストーリーに関しては「あれれ~、ちょっと都合良すぎじゃない」ってところもあちこちに見受けられますがファンタジーだし、まぁいいかなぁ~(笑)

むしろ、突然宦官にさせられて、その上無理やり体を開かされて戸惑っていた雀が、焼きもちで扉壊したり宮廷を飛び出して追いかけちゃったりと熱烈に右弦を好きになっちゃうあたり可愛さがあふれてるし、右弦の方もそんな雀をますます好きになっちゃって感動してうるうるしているあたり、もう当てられっぱなしでニヤニヤがとまらない作品でした!ごちそうさまでした(笑)

1

攻めは好き

一冊にまとまるのを待ってた宦官シリーズ。
今回は捕虜からの宦官です。
攻めは第二皇子の右弦。
宦官にした雀に対し執着を見せるんだけど、それには理由があり…。

う〜ん…雀のビジュアルのせいなのか、思ったほど萌えなかったという…。
右弦を好きになるのも、え?もう?となってしまいました。
でも右弦の雀への一途っぷりは良いです!
攻めが受けを溺愛するのが好物なので、このあたりは萌えました(´∀`*)

ところで右弦の弟・第三皇子は泰藍というんですが、何処がで聞いた名前…と思ったら『皇帝と宦官』の攻め・泰藍ですよね?
改めて『皇帝と宦官』読み直してたら、そっちの泰藍は「2歳年下の弟をよく泣かしてた」「兄が3人弟が7人」と言ってました。
…あれ?別人??

0

屈強な元兵士の宦官受け!

作者さんの注意書きがあったので一応。
資料をもとに妄想を膨らませたファンタジー宦官だそうです。
史実に詳しく細部が気になる方はご注意。

個人的には中国ン先年の歴史も宮廷モノも知識がないので、とても楽しく読みました。


「皇帝と宦官」スピンオフですが、時系列としてはこちらが先。
単体でも楽しめる内容です。

【美人皇子攻め×隻眼の屈強な兵士受け】
という設定に滾るものがあります(∩´///`∩)

運は悪いけれど兵士としての能力は高く、誇りもある。
なのに捕虜として捕まってしまいtnkを切り落とされ、皇子付きの宦官にー。

皇子から愛でられ心地いい愛情に絆される反面、兵士としてのプライドも捨てきれず。
合間で揺らぐ気持ちにグッときました。
元兵士で雄々しい男が、女の子みたいに可愛くなったり、男らしかったり。
その上に淫らな腰で皇子を誘う色っぽさが加わって…(∩´///`∩)ふぉぉぉ

tnk切り落とされると男性ホルモンが減っちゃうみたいですね。
途中からヒゲが生えなくなって驚きました。
前作の宦官は可愛い系の受けが揃ってましたが、ホルモン的にはそうなっちゃうのかな。
tnk切り落とすってほんと罪深い…。

攻めの皇子は普段は穏やかな人柄だけど、色々拗らせてます。
怒らせると目が怖いw
プツンときちゃうと簡単に首跳ねそう…。
かと思えば、受けに名前呼ばれただけで顔を真っ赤にして喜ぶような場面も。
受けが大好きで大好きで可愛らしい人でした。

さて。
軍を指揮する皇子と敵国の兵士として出会った2人。
捕虜となった受けはワケが分からぬまま宦官→皇子の愛人と立場が上がっていくのですが、
攻めの皇子は最初から受けに狙いを定めていて、妃として迎え入れるために宦官にした模様。
それには2人の過去や隻眼の理由が深く関わってきます。

幼い頃の約束。
長年ひたすら想い続けた恋。
しかし再会後に記憶が噛み合うことはなくー。

2人の記憶が重なった時に攻めがボロボロ泣くシーンが深く印象に残りました。
敵だらけの宮廷内で殺るか殺られるかの殺伐した世界。
複雑な出自で父親からも敵意を向けられ。
受けとの約束だけが心の支えだったんだな、とジンワリ。

受けは去勢されたことで、実父から卑しいと罵られたり、元兵士仲間から下に見られたり。
そんな中で攻めから武人として扱われ涙する場面もすごく良かったです。
兵士としての誇りはtnkが有ろうと無かろうと関係ないぞー!!

書き下ろしは後宮から出て、受けを正式な伴侶として発表した後の後日談。
イチャイチャな毎日の中で、攻めの隠し事が発覚してー。

20年大切にしてきたもう一人の雀。
切なキュンな隠し事で、ラストコマに胸がキューってきました。

シリアスとコミカルがいい塩梅に混ざっていて、今作もとても面白かったです。

個人的キュンポイントは泰藍皇帝のチビっ子時代が見られたこと♪
兄上兄上って周りをチョロチョロしてるの可愛い…。
ちっちゃいけれど人に傅かれる皇子ゆえのエラそうな尊大さが生意気可愛い…。

5

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