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電子書籍で読了。挿絵有り(石原さんの絵はすごく久しぶりですが、以前よりタッチが更に堅くなったような気がします。個人的には前の方が好きかも)。
作者あとがきによれば『初の文庫』とのこと。
能力者ものであり、記憶喪失もの(二重人格的でもある)であり、犯罪捜査ものであり、再会(林田が必死で探していた)ものであり、裏社会ものであり、一部では遭難ものの気配も漂っているという盛りだくさんのお話でした。正直な所、あっちこっちに目が飛んでしまって……。個人的にはもうちょっと掘り下げていくお話の方が好きです。
でもねぇ、どこか惹かれる所があるんですよ。どことははっきり言えないのですが、気になるんですよ。
作者の次回作も、多分読んじゃうような気がします。