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霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜

kasumigaseki de chushoku wo

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表題作霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜

樟栄佑, 財務省官僚, 33歳
立花斎樹, 財務省官僚, 36歳

その他の収録作品

  • あとがき
  • 現実と夢の狭間

あらすじ

ずっと自分を追いかけてきた、と公言する後輩・樟の想いを受け入れた財務省官僚の立花。一緒に暮らすことにしたはずが、樟は平日に泊まるだけで、一向に引っ越ししてくる気配がない。そのうえ、キス以上のことをすることもなく、自分から誘うこともできない立花は内心鬱々としてしまう。好奇心丸出しの親友・武本の強引な助言によりホテルのバーに誘うが、樟は素っ気なく、立花は逆に苛立ちさえ感じてしまい――。

作品情報

作品名
霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜
著者
ふゆの仁子 
イラスト
おおやかずみ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
霞が関で昼食を
発売日
ISBN
9784062869690
3

(7)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
19
評価数
7
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

最高に初心で可愛い30代

シリーズ2作目。来年また3作目が出るそうです~。
今回もおおや先生のイラスト素敵でホント眼福でした~( *´艸`)
超ハイスペックだけど、もーーーー今時の中学生の方がもっと進んでるのでは?な初心さ炸裂の30代主人公、立花。超ツボです。かなりキュンキュンしました♪
後輩楠の中学生時代のイラストとお着換え話エピソードにニヤニヤ。

食への拘りも健在!美味しいもの用意して読まないとひもじい思いをします~。
そしてきっと読み終わると来年梅酒漬けたくなってるよっ!

もどかしい位ですが、ゆっくり進んでいくのがいい感じ。
3巻目に期待!
あっ、一応ちゃんとエッチシーンはありますw

後輩楠の中学生時代のイラストとお着換え話エピソードにニヤニヤ。食への拘りも健在!美味しいもの用意して読まないとひもじい思いをします~。そしてきっと読み終わると来年梅酒漬けたくなってるよっ!

1

少しずつ、少しずつ変わっていく様子がいい

シリーズ二冊目。
「恋愛初心者の憂鬱な日曜日」というタイトルまんま、本当に受けの立花ときたら恋愛ド初心者なんです。
立花の目下の悩みは「二度目のエッチがない……」ってやつ。

日曜日になれば一緒に食事をしたり、一緒に庭の梅を摘んでせっせと梅酒作りしたりと仲睦まじいお付き合いをしている二人。
なのに樟は一向に手を出してくる様子がなく、立花は悶々とします。

悩んだ挙句、中高時代から付き合ってる数少ない親友の武本に
「恋愛は、お互いが告白したところがゴールなんじゃないのか?」
とか相談しちゃう立花……。
えっと、どんな少女漫画よ?
30過ぎの男が相談する内容か?と盛大にツッコミたい。

悩みを聞かされた武本から、バーの利用券をやるからこれをダシにいい雰囲気を作れ!と言われて、
「ええと、『一人で行くよりも』?『一緒のほうが楽しいから』?」と、武内の言った誘い文句をまんま一字一句メールで送信する始末。

ちなみにこの人、大学卒業時にはちょっとした伝説となったほどの頭脳の持ち主で、今や世界経済の中心で働いているような超エリート官僚なんです。
なのにお誘い文句ひとつ自分では思い浮かばないとか、その重症っぷりが笑えます。

世界経済のことならよくわかるのに、樟の心は複雑で、それよりももっと複雑なのは(恋してる)自分の気持ち……。

樟が差し入れてくれた大福を頬張りながら「樟と再会してからは、怒ったり苛立ったり喜んだり泣いたり……忙しくてたまらない」と泣くシーンがとても好きです。
そして樟が一途でいい年下攻めなんですよ。

お勉強や仕事はものすごく出来るけど、人には興味がなかった男が恋に落ちて、自分の心を持て余す様子と、少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれている良作だと思います。

1

亀の歩みを暖かく見守る心境。

相変わらず、色恋には疎い立花さん。
一生懸命頭で考えて恋愛しようとしてますが、
それは無理ってものです。

でも、そんな恋愛初心者のところが可愛いんですけどねv

今回も大きな波風もなく、
主に立花さんの戸惑いと募る想いがメインにお話は進みます。

今回は、ちょこちょこ細かい食も出てきましたが、
(豆大福とか美味しそうvvv)
ご飯関係はいまいち印象に残らないかな……。
でも、あの朝ごはんは美味しそうでした。

欲を言うなら、せっかく海外行ってたので、
そこ端折らないで、たっぷり美味しいもの食べて欲しかったです。
話の流れ上、それは無理なのはそうなのですが!

立花さんの恋愛は、着実に一歩ずつ前に進んでいくのですが、
まさしく亀の歩みなので、
このテンポについていけるか、挫けるかで、
評価が変わって来るかと思います。

確かに恋愛に対して幼すぎる感はありますが、
立花のキャラクターとしては、納得のいくテンポ。
まだ続きがあるようなので、
彼の恋愛成就のその先を楽しみに、次作を読もうと思います。

それと、やはり立花さんの周りの人々が気になります!
彼らの今後の活躍を大いに期待!

評価的には、前作同様、もう少しらぶらぶとどきどき欲しいよね!
……ってところで、「萌×1」!

1

はがゆいを通り越して幼稚?

友人から勧められて読了。
ベテランの先生なので、文章や展開に破綻がない代わりに、萌えもないかも。
どちらもそれなりの年齢なのに、れんあいに対しては幼稚園や小学生レベル?で酔っぱらって・・・・・・という流れが多いのも気になる。どちらも酒には弱くないという設定のわりには泥酔して失敗がおおいし・・・・・このみのてんかいに、ならないところがざんねん、かってにきたいしているこちらのもんだいか。さんさつめも購入済ですが、手を伸ばす気にならないぞくへんでした。

2

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