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表題作右手に銃、左手に愛。

恋愛泥棒怪盗ジャック・厳士郎
新米刑事ヒロム・バンディ時田

その他の収録作品

  • リッチなチープにしてくれ
  • ハニープリズナー
  • 右手に銃、左手に愛。厳士郎のバースデー編
  • あとがき

あらすじ

新米刑事ヒロム・バンディ時田が住む「メゾン仏蘭西」の大家は、変装が趣味という変わり者。実は彼こそヒロムの追い求める「怪盗ジャック」だった!

作品情報

作品名
右手に銃、左手に愛。
著者
山本小鉄子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344802308
2.5

(15)

(0)

萌々

(2)

(5)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
30
評価数
15
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数8

バカバカしさが結構好き

まず主人公の名前がヒロム・バンディ・時田という時点で
まるで同人誌書きたての中学生のような厨二病ネーミングであるw

その上にルックスがこれで刑事とかありか、ほぼ中学生だろ!な感じで、
そして正体不明の怪盗として追いかけてる怪盗ジャック(これもまた安易な名前)が
実は隣のお部屋の大家さんというまぁ実におまぬけな設定なお話。

・・・まぁ、可愛いけどね。
ほんと野獣とかに続く「かわいいのにそんな職業なんですか?」という芸風はこの時から健在。

ただまぁなんだ。突き合わせも含め受けが全部同じ顔に見えちゃうなぁ。
短編勝負じゃなくて腰を据えて同じ組み合わせでずっと書く方が実力発揮できるのかも。

なんにせよ「今度意識してキャラ作ってみます」の結果白鳥麗一や後藤田輝、のような可愛げがあるんだけど可愛げだけじゃない、でも突飛過ぎない魅力的なキャラを生み出せるようになったのだから・・・そう思うと微笑ましいです。

この本自体は普通ですが、この本以下の本もいっぱいあるよなーって意味で萌えです。

2

初作品(っ◜ ֊◝c)

山本小鉄子先生の初コミックス。今でこそBL作品を沢山出されてるしエロいシーンもありなのに この作品はキス止まり。
そこがなんとも新鮮でした
3作の中では 『ハニープリズナー』は萌×3です。もうその先が気になります。
エロはなくとも楽しめました

0

怪盗×刑事

初期作品から、絵が綺麗で安定しているのが凄いと思いました。
怪盗×刑事が表題作で、明るくさくっと軽く読めるBL漫画です。

怪盗ジャックでメゾン仏西蘭大家の源厳士郎(マイペース攻め)×新米刑事のヒロム・バンディ時田(元気受け)
新婚先輩という刑事ネームの先輩もいて、太陽にほえろのオマージュを感じました。
刑事物と言えば、あだ名をつけたくなる気持ちもわかります。
仏西蘭(フランス)署にしたのと、ヒロムをハーフっぽい名前にして、自然に「バンビ」という刑事ネームを与えたかったからでしょうかね。
顎が細くて目が大きくて、バンビ顔でもある気がします。
村正先輩と別れた理由とか、怪盗ジャックがなぜ怪盗をしているかなどなど、エピソードが不足していて、もやもや感と謎が残りました。

リッチなチープにしてくれ
倉本匠(乙女攻め)×ファーストフードの店員・関口夏彦(乙女受け)
攻めの方は後々に似た者同士ということがわかるのですが、受けの子が乙女です。
絵文字はハートいっぱいで、顔も可愛らしくて、感情に素直で。
怒る時も泣く時も笑う時も、一生けんめいです。
照れ顔とか泣き顔の表情は、この頃から秀逸です。
とっても可愛らしい話でした。

ハニープリズナー
トモ×ミツ
幼少の恋のエピソードが小5の頃で、お子様の絵も可愛いです。
好きだったミツとふいに別れてしまってから、遊びまくって現在に至るという話。
更に、メガネのオヤジ上司と不倫までしていて、どちらが受け攻めもわからずで、個人的にそこがダメでした。
じっくりとこの話メインで描かれてたら好きになったかもしれないのですが、この話もエピソードが物足りない気がしました。

厳士郎のバースデー編
誕生日のベタなネタで、厳士郎の意外な年にびっくりしました。

何回も読み返したいという程の面白さや目新しさは、なかったです。
絵が綺麗なので、小鉄子さんへのファン心から本棚に残すという感じです。

2

深く考えず、山本小鉄子先生の作品の歴史の一つとして読みましょう(`・ω・´)ノ

山本小鉄子先生は私の大好きな作家さんなんですが・・・
この作品(特に表題作)については正直・・・絵以外はストーリーとしては微妙です(>_<)
BL要素のあるコメディ位で読んだほうがいいのかもしれません。
(この作品が好きな方がいらっしゃったらスイマセン(>_<))

深く考えずにさらりと読むには、まあまあ、ありなのかもしれませんが・・・
ストーリの伏線が曖昧な点があったりしたような。。。

私がよくわからなかった点をあげてみますと・・・
・で、ヒロムはハーフかなんかなの?バンティ時田である理由がわからずです。
・さらにヒロムはノンケ?それともゲイなの??
・厳士朗はなんのために怪盗ジャックなの??秘密が秘密なままで終わってます。
・途中で登場する検察官の先輩は憧れてただけ?それとも体の関係もあるお付き合い??

ストーリーを深く読もうとすればするほどに・・・よくわからなくなるかもしれません。
ただ、雰囲気は明るいストーリーになっているのでサラリと深く考えずに読むなら、小鉄子先生の絵の魅力は十分にあると思うのでファンの方ならいいと思います。

他の方も書いていらっしゃいますが、こちらに収録されている「ハニープリズナー」は良かったです\(^o^)/
攻が適当に遊びんでいたながらも、一途に受けを想ってるのがいいなぁと思いました。
二人の気持が通じた時にいきなり受の抱える問題が解消されるのが良いですw
できれば、描き下ろしは「ハニープリズナー」の二人のその後を読んでみたかったです。

この作品の書き下ろしは表題作のもので「厳士朗のバースデー編」です。
あ、この書き下ろしで厳士朗の年齢が判明するのですが、これには吹きました(笑)
小鉄子先生のおちゃめなコメディ要素があって、「あぁ、この作品があって、今の小鉄子先生があるんだ!」と思いました。

小鉄子先生もこの作品のあとがきで「実はボーイズラブって描いたことないんですよ」って書いてるくらいですw

このデビュー作を経て、今の素晴らしい山本小鉄子先生がいるのです(`・ω・´)ノ
先生の大ファンである私はこの作品を山本小鉄子先生の歴史の一つとして大切に手元に保管していきたいと思います♪











1

んー

ルパン三世と銭形警部の関係を、イケメン&可愛くした感じのお話にしたかったのかなァと思いました。
確かに追う者と追われる者の関係というのは萌えるんですが、ここまで話をぬるくしてしまうと萌えないなァと思いました。
いくらラブコメ中心の話にするにしても、葛藤もなにもなくて緊張感もなくて。
さらに、刑事である受けがバカで頼りなくてさ。攻めが泥棒だと分かってても報告する気なんて最初からまったくないし。その割りに「逮捕してやる~」みたいなノリにもっていってるのが意味不明でした。もうちょい対等さを目指して欲しかったし、逮捕が目標うんぬんの話ももうちょい本気度を感じられるストーリーにして欲しかったような気がします。

1

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