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表題作砂漠の月に抱かれて

ナーディル王子(20)
二等書記官・藤崎玲一(27)

あらすじ

中東アルディビル王国駐在の二等書記官・藤崎玲一は、カジノで王族のナーディルにその美貌を見初められ、伽を申しつけられた。
無礼極まりないナーディルをきっぱり拒絶した玲一だったが、冷ややかな玲一の態度は、逆にナーディルを煽る結果となってしまった!次々と巧妙な罠を仕掛けてくるナーディル。
決して屈しないと誓う玲一だったが、日本輸出用の石油を楯にとられ、従う以外の選択はなかった―。
クールな外務省官僚と、百獣の王のような激しさをもつ砂漠の王子とのラブ&エロス。

作品情報

作品名
砂漠の月に抱かれて
著者
いとう由貴 
イラスト
せら 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
シリーズ
月と砂漠の眠る夜
発売日
ISBN
9784883029167
3.1

(6)

(1)

萌々

(1)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
17
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

アラブです、年上受です

一応「月と砂漠の眠る夜」の続編に当たるんですが、前作を読んで無くても問題なく読めます。
まあ何というかアラブです、年上受のアラブモノです。

今回は7歳年上で27歳の玲一〔受〕が仕事でアルディビル王国に駐在しているのですが、そこでナーディル〔攻〕に目を付けられ、一度はきっぱり拒否したものの、石油輸出的な問題が絡んできて、人身御供的にナーディルの元へと送り込まれてしまいます。
前作の直也はぽやんとした危機感のない性格でしたが、今回の玲一は社会人なだけあって自分の置かれた状況を冷静に把握し、そして理不尽さに怒りと悲しみを覚えます。
しかしナーディルの傍に居る内に、彼の家系が子供が生まれない呪われた家系と呼ばれているのを知り、また国王の内偵者がナーディルの側近として仕えている事も知ります。
そして彼に自分ではなく、ちゃんと女性を抱いて子供を作って欲しいと自ら彼の元を去ろうとするんですが、ナーディルが止めに来てくれちゃうんですねー。
ラブラブっていうよりは、玲一が年下のナーディルを放っておけなくなったって印象を受けました。
前作のハリールと直也は最初の方でちらっと登場するのもちょっと嬉しいオマケ。
ただ玲一を差し出したずるがしこい上司に最後にガツンと何かあればすっきりしたかも。

アラブモノが読みたい気分の時にはいいんじゃないかな、うん。

1

設定は好み

カプの設定は好みなんだけど、どっちも言葉が足りない。
ジレジレ感を楽しむより、バカじゃないの、と突っ込んでしまった。
楽しみそこねた。残念。

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