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表題作サンクチュアリ

叶唯臣,32歳,美術商
沢村左智,15歳,教会の養い子

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  • あとがき

あらすじ

教会の養い子の佐智は、美術商の叶に攫われ、死んだ恋人の晶の代わりを強いられる。贅沢すぎる生活を与えられ、爛れた快感を躰に刻まれ、淫奔であれと命じられた。脅え混乱する彼に叶は囁く、愛していると。孤独に震えていた佐智は激しく心揺らすが、囁きは自分のではなく、晶のもの。堪らずに屋敷を飛び出した彼に叶の与えた罰、それは背教と引換の終わりのない快楽だった―。焦れ奪われ尽くされる激愛、書き下ろし。

作品情報

作品名
サンクチュアリ
著者
雪代鞠絵 
イラスト
四位広猫 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia super extra novels
発売日
ISBN
9784894863217
2

(10)

(0)

萌々

(0)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
5
得点
15
評価数
10
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

拉致監禁調教モノ

天涯孤独で教会で育ち、今は学校へと行きながら教会の仕事を手伝って仕事に勉強にと頑張っている健気な少年・左智〔受〕
そんな彼は突然、叶〔攻〕に攫われ屋敷へと連れてこられたあげく「晶」と呼ばれ愛を囁き強引に犯されちゃいます。
叶の友人、久遠が説明してくれるには、かつて叶には晶という左智によく似た恋人が居たのだが事故で死んでしまっていて、叶は左智を亡くなった恋人の身代わりとしている、教会の為にも一週間だけ我慢してくれと言われ不本意ながらも晶の代わりとして叶の元に留まるのですが、もう叶がエロです。
仕事中でもエロをしかけてきたり、4千万円ものピンクダイヤを贈って更に女装をさせてパーティまで連れて行っちゃう。
そして女装姿のままエロ突入。
ひたすらに叶は左智を嬲ります。
執着ってよりむしろ電波ですよー、叶。
左智は一度は叶の元を逃げ出して、教会に戻るんですがそこにはもう彼の存在は無いものとして扱われていて帰る場所も無くした左智。
ここは神父から左智へと突き放した言葉の部分のフォローが欲しかった所、一行それが入っていただけで随分印象が変わったと思う。

まさか晶が死んでなくて生きている展開は意表を付かれましたが、ともかく左智がなんだかんだと身勝手攻・叶にエロエロ調教されまくる話でした。

5

可哀想な健気受け

傲慢なお金持ち×孤児院育ちの高校生、の監禁凌辱モノ。

とにかく受けが攻めのいいようにされています。
受けの素直な性格もあって結構な悲壮感。
凌辱もそうですが、何より可哀想と思ったのは育った教会から見捨てられること。神父様もどうなのそれは。

後に身代わりというわけではなく、元恋人への見せしめ的な目的からの行動、とわかりますが・・
それなら似た子を誘拐して監禁している事実だけで十分なのではと思ってしまう。結局女装させたり公開お仕置きしたり、そういうのは自分がやりたかっただけなんじゃ(^^;)、と思うと攻めがますます危ない男に見えてきます・・
なんだかんだでハッピーエンドな訳ですが。

エロは好みだったので萌評価にします。
自分勝手な攻めと虐げられる受けが大丈夫な方にはおすすめです。

2

挿絵がなー好みじゃないんだよなー

雪代さんの本ってあんまりエロなイメージじゃなかったんですが、
これはエロエロ通り越してエロエロエロでした。
愛ある少年愛といえば聞こえはいいのですが、
身寄りのない孤児である少年を拉致した挙句、
監禁。凌辱。強姦。
そこに愛があるのかといえば、必ずしもあるわけではない。
失ってしまった最愛の人の代わりに、その最愛の人の名前を呼び犯しつくす。
なんの説明もなく、凌辱を繰り返される少年。
昨今なハードモードなお話しなのです。

しかしながら
BLですので

いつしか少年には恋心が芽生え
イカレポンチな攻の気持ちも少しずつ変化を見せ・・るのか?

救いがあるのかといえば
そうでもないような終わりは結果流し読みになってしまいましたが
たまに刺激物が読みたいときにはアリなのかなと思います。
ハッピーエンドで幸せなBLが読みたい方にはお勧めしません。

2

ハッピーエンドな気がしない

とにかく人間的に酷い男を、健気な受けが救うという話が好きな方にはお勧めです。
ショタで鬼畜調教エロで女装や女物の下着着用等もありマニアックなので、苦手な方はご注意。
ハッピーエンドと言えばそうなんですが、受けへの仕打ちが酷過ぎました。
15歳以下に見える言動と幼く見える挿絵もあって、可哀想でした。

美術商の叶唯臣(鬼畜傲慢俺様執着攻め)×教会の養い子・沢村左智(15)健気受け
叶は、死んだ恋人・晶と容姿が似ている左智を街でみつけて、薬をかがせて誘拐。
初めても媚薬を飲ませて、いつもこうされるのが好きだろと、左智にとって全く知らない人である「晶」の名前を呼びながら、無理矢理犯されて。
初っ端から、おいおいと言いたくなる位、目を覆いたくなるような酷い展開で、絶句しました。
これで、前から左智を好きでとか言うのならまだ理解は出来るものの、自分の身勝手な欲望の為に身代わりの人形を捕まえたというのは理解不能でしたし、理解したくなかったです。
友人の医者も、叶は死んだ恋人の身代わりが欲しいだけで、愛情を与える人形があればいいと、助けもしない。
孤児の左智なんて使い捨てしてもいいというレベルな言い方でした。
教会にかえしてと訴える左智の涙混じりの懇願も無視で、逆に教会がなくなる可能性がと脅すだけ。
当然、左智がそんなことに馴染める訳もなく、贅沢を与えても、道具や女装や女性物の下着を着けさせたり、なぶったりとやっていることは酷い。
年齢以下に幼く見える絵もあって、攻めへの怒りが増すだけでした。

身代わりにすると言う事で、左智に対して求めるのは似ている容姿と身体だけ。
左智が神様に助けを求める姿は、助けがこないことがわかるだけに切なくて切なくて。
愛し方を知らない俺様で傲慢な執着攻めと言う体ですが、知らなければどんなひどいことをしてもいいという理由にはならないです。
調教は酷いし、お金を盾に幼い子に酷い事をしてもいいのかと。
晶が健気であれば健気なほど、攻めに苛立ってしまいました。

晶とは違う面がある左智を好きになったとハッピーエンドではあるのですが、取って付けた感が否めませんでいた。

雪代さんの話は攻めの愛情が強すぎての鬼畜エロが多いので好きなんですが。今回は受けの喘ぎ声が子供っぽいし、虐待臭があって可哀想で、萌えなかったです。

エロ:★5 媚薬、道具、女装、調教ティストな鬼畜エロ多し。人前での調教シーン有。
総合:★2 攻めの人格が酷過ぎて、受けが可哀想で共感できませんでした。

5

無理

いろいろとキワモノすぎて無理だった。

0

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