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表題作貴族と熱砂の皇子

「砂漠の鷹」の異名を持つ盗賊・ザイード
世が世なら華族の次男・小野塚竹雪

あらすじ

「俺の花嫁として、このまま砂漠で暮らすのはどうだ?」中東の豊かな王国カッシナで、美貌ゆえに盗賊に拉致された竹雪は『砂漠の鷹』と呼ばれ、青い瞳を持つザイードの手により再び攫われてしまう。人の心をとらえずにはいない瞳、ぞくっとさせる声、それはカッシナへ来る飛行機のなか、竹雪を無遠慮にみつめ話しかけてきた男のものに違いない!! あの時から僕を狙っていたのか!? 勝気な竹雪は気丈に振る舞い、なんとか男から逃れようとするのだが!? めくるめく砂漠のロマンス!
(出版社より)

作品情報

作品名
貴族と熱砂の皇子
著者
遠野春日 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
恋愛は貴族のたしなみ
発売日
ISBN
9784813010234
2.7

(8)

(1)

萌々

(1)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
18
評価数
8
平均
2.7 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数2

美人は得か

御付きの言いつけを破り、市場で盗賊に攫われて、飛行機内で出合った青年に攫われて・・・それから数日この青年盗賊と砂漠で過ごします。
この盗賊・ザイードは砂漠を熟知するしっかり者の美形攻め。対する受けの竹雪は我ままなツンデレお坊ちゃまです。

最初は「僕をどうするつもりだ」と反発しつつもザイードに惹かれていく竹雪。彼は騎乗した際身体が密着してドキドキしたり、彼の愛馬を羨んだりとウブな男です。
それよか竹雪、可愛い系なのはわかるが、一ヵ月後には社会人になる22歳がほっぺを膨らませて拗ねるのはいかがなものか?まぁ、BLはファンタジーですから気にしないことにします!
途中、ザイードの元を離れて自力で街へ行こうとして砂漠で気絶した竹雪は、目が覚めたらザイードに助けられていまして、身体を毛布で包まれたまま口づけで水を飲ませてもらうシーンにとっても王道を感じます。ここは毛布に包まって読むべきかも?
ほんと、ザイードがいなかったら竹雪死んでるよ・・・。

花嫁になるか?とからかうザイードに本気で恋するも一度は玉砕。実はザイードの正体はカッシナの皇子・アシフであり、ちゃんと身分を明かしてからプロポーズしようとしていました。
本当はザイードも飛行機で出合った時に竹雪に惹かれていました。我ままでも美人だとこんなイケメンが連れちゃうんです。それも皇子が!!
二人は一緒になることを決意してめでたくハッピーエンド。将来を誓い合いました。

竹雪はガキンチョですがヒロインしてますし、ザイードは本当におとぎ話のナイト様みたいなので、王道の夢物語を読みたい人にオススメです。

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許せないアホの子

アホの子の受は嫌いじゃありません。
でも、この受は本当にアホすぎて、攻は究極のボランティアじゃないのかと思うくらい。むしろ、攻は趣味が悪い。やることなすこと、すべてアホという受が、ひとりよがりに突っ走ったまま、周囲にフォローしてもらって、何も成長なく話が終わるなんて!
……読んだ時間を返してほしかった。

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