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お前は10年生きてきたが あいつはそのあいだ、死んだも同然だ
ちるちるのレビュアー様が神…。3巻に続くのですね。
2018年に入ってから1・2巻と通しで読みまして何故もっと早く読まなかったのかと後悔するしてます。スルーしてたのが謎なくらいど真ん中好みでした。個人的2017年のベストです。BL枠超えての。『私の少年』と2トップかな…。
私の好みはさておき、人間愛に満ち満ちたBL読みたい方には是非おすすめしたい作品です。1巻が10年近い期間を描く怒涛の展開だったので反動で2巻に入ってダレるかと思いきや、時間の流れが穏やかになった分、心理描写が濃ゆくなって切なさ倍増、安定の濃密さです。
ここで終わってもすっきりですが、この作品世界が好きな者にとっては3巻、楽しみです。
付き合い始めてラブラブなカップルの相方が事故で10年目を覚ましません
恋人の献身的な思いが通じたのか彼が目を覚ましてメデタシメデタシ
とはいかないですよね
そりゃそうです 10年意識が無かったしのぶとしっかりその時間を生きたマコちゃんとの間にあるその距離やズレを見ないことはできません
易きに流されずしっかり人間を描いてくれる勇気に拍手
どうかどんな着地でも希望と愛がある終わりが見たいです
そして、できればあんまり待たせないでくださーい
連載をちょこちょこ読んでたとはいえ、待望の2巻!
今巻もウルッときました…(;ω;)
ざっくりいうと、目覚めたしのぶが退院して新生活を始めるまでが今巻の内容。
10年という年月の間で変わった事は多いけど、変わらないのはマコへの気持ち。
自分が眠っている間のマコと東條との事を勘付きながらも、そうならざるを得ない感情も理解するんですね。
勘付きながらもマコには明かさず、それでいて東條を牽制しておくしのぶの強さが素敵でした…!
血の滲むようなリハビリをし、一時帰宅ができるようなったしのぶ。
マコにキスをしようとして避けられるのですが、避けたマコの理由がしのぶを思ってるからこそのものでした。
なんっっっってマコは良い男なんだ(;ω;)
しのぶと共に泣けました…。
ゲイ仲間とのわちゃわちゃした感じは変わらないので、楽しい雰囲気たくさんです。
そんな中、二人の想い合い頑張る様子にしんみりしたり。
一言でいえば、今巻も最高でした(´∀`*)
書き下ろしはゲイ仲間と夏祭りに行くお話。(季節感ー!)
しのぶに強要されてふんどしを付けるマコといい、おばけ屋敷(しのぶ?)にビビるマコといい、マコが可愛かったです(*´ω`*)
もう一本「ゴリラとカナリア」というお話もあるのですが、こちらは事故に合う前のお話。
マコの背中の傷の理由がやるせなかったです。
またこれから薬塗り続けたら良いよ…。
追記・2巻で終わりではなく、まだ続きます。
友人にオススメよりされて読みましたが、オネエが苦手なのでずっと積んでいた漫画。
結果、「すっごく面白い!!!もっと早く読めばよかった~~~!!!」
あらすじは他の方も書いているので省略しますが、
しのぶは意識を取り戻して、マコちゃんは会社勤めに転身して…な2巻です。
2巻の個人的眼福シーンはなんといってもマコちゃんがスーツを着ているとこ…っ
すっかり丸くなって大人のダンディ色男になったマコちゃん、大変好みですヾ(*・∀・)/
そしてしのぶが回復して本当に本当によかった(´ω`。)
オネエは受けでも攻めでも苦手と思っていた私ですが、この作品はそれを覆してくれたように思います。
BLというよりも、ゲイものというか、2人の人間の人生を描いた作品だなと感じます。
しのぶの、綺麗で口達者で不器用なところが愛しいです。
1巻の終わりではどうなることかと思いましたが、
目覚めてからの後遺症もなくてよかった…!
でもそのあとの二人のあり方について、
「万々歳~」で終わるのではなくて、病院スタッフの東条さんとマコの仲を疑うしのぶもまた然り。。。
この東条さんがまた素敵キャラ!!
嫌な奴であればマコを誘惑しおって~!と思えたものの、
この先目を覚ますのかもわからないしのぶの看護で心身共に疲れているマコを癒してくれる素敵ガイに、
自分だったら流されてしまうところ…。
マコの一途さにキュンキュンしてしまいました(結局そこ)
1巻から引き続き、愉快なオネエたちのやり取りが面白かったです!
多いに笑わせて頂きました。
東条さん事件はあったものの、1巻に比べて平穏な2巻だったので
3巻でまた大きな事件が起きるのではとビクビクしていますが、この二人の行方をしっかり最後まで見守らせて頂きます。
次巻はやく~!♪
まだ続くのか!と読み終わったときに思いました。
事故で昏睡状態になってしまったしのぶが10年の眠りからようやく目覚めた…というところまで描いていたのが一巻終わり。
目覚めて母親とも仲直りしてハッピー!そして、マコトとも愛を確かめ合ってハッピーエンド♪かなと思ってたんです。
眠れる森の美女のオーロラ姫のように王子様のキスで目覚めたあとは、永遠の愛を誓い合っておしまい♪みたいな感じで。
だけど…考えてみればこれは童話じゃないんで目覚めて解決!なはずがない。
オーロラ姫は100年の眠りをものともしなかったけれども、普通の人間はそういうわけにはいかない。
起きてみたら周りも老けて、自分も老けている…。その受け入れがたい現実と周囲とのズレetc etc…。
マコトが風邪ぎみなのが続いているというのが大病の伏線じゃなければいいんだけど…と嫌な予感がするのは私だけでしょうか。
それからお仲間の「お前は10年生きてきたが あいつはそのあいだ、死んだも同然だ」という警告めいたものが不気味に響く…。で、その忠告を「ども…っす」と聞き入れたときのマコトの表情…。
うわー、ざわざわする。
全体のテンションの高さは相変わらずだけど勢いだけで突っ走らず、立ち止まるべきところはちゃんと立ち止まって描いてくれるので心に響きます。
めざめてハッピーハッピー!で終わらせないところ、しっかり腰を据えて長編を描かせてくれる出版社さんにも感謝!三巻が楽しみです。