ボタンを押すと即立ち読みできます!
いやー、作者様が一般の方で活躍されている方なので、描写はあっさり目なんだろうな〜〜。と思ったら、割とがっつり濡場があって本当ありがとうございますって感じでした。
絵がとにかく綺麗ですが、お話自体はわりと上級者向けかもしれません。クズ攻め・流血・攻守逆転?・女装 要素があります。
短編が5話と、表題作のその後の話が1話。
全部続きが見たすぎる短編ばかりでした!!!
なんていうか、泣きましたね。えっ?えっ?ここでENDってそんな殺生な…っていう意味で。
登場人物の心理描写というか台詞回しや表情がすごくリアルで、短編なのに滅茶苦茶感情移入しました。
あらすじというより感想ですが、以下ネタバレです。
「MILK」
八尋(18)×宇津木(18)
ま〜〜、1ページ目から攻めのクズっぷりが半端ない(受けを抱きながら、攻め「こないだ紗奈ちゃんとヤろうよってなったんだけど勃たなくてさ〜」のシーンは初っ端から全力でクズってて、御馳走様ですって両手を合わせました)
ただ、攻めがこうなってしまったのには理由があって、両親が転勤族だから、なるべく人と関わらない、好きにならないようにっていう自衛からそうなってしまってるんですよね。
受けはそんな攻めにずっと片思いしていたのですが、いざ攻めが「付き合いたいんだけど」と言っても、信じられないんです。「パッと付き合って、はいさよなら、そうなったら後は俺ら、おしまいしか残ってねえけど」と言って拒否してしまう。ここら辺がね、表情とか台詞回しが、ほんとうまいんですよ。
受けの「もう 零れた」の切なさ!!!!
もちろん、クズ攻めの攻めザマァ展開もあります。攻めがかなりボコられて流血してるので要注意ですが。攻めザマァ展開好きな人は全力でおススメです。
「逃げなずむならよる」
睦(AV会社社長) ×蛍輝(SE)
中学時代、同じ野球部?に所属していた二人。寝ている攻めに触れたときの、攻めの「ん」という声に息子が反応してしまった受けが、攻めの後ろでオナってしまって、それ以来、受けは後ろめたくて攻めを避けてしまいます。その後受け→就職 攻め→進学で離れ離れに。
10年経って街で再会するのですが…
関西弁!!!
台詞のセンスありすぎるでしょう。
お気に入りのセリフは「お前才能あるわ こないすぐ穴やわやわなって」
この話はねー…読み終わったあと叫びました。ENDの文字見て「嘘やろ…」って。泣きたい。続きが読みたい切実に…。
再会したとき、攻めは受けの名前忘れたフリしてましたけど、最後のこれね…表情やばない?上手すぎるでしょう…
話の組み立て上手い…上手すぎるよ。
「おとなりから笑い声」
荒井×坪内
お笑い大好き荒井がお笑いライブにくると、隣に座っている男が全っっく笑っていない(どころかムスっとしている)ことに気がつき、そのことが気になって集中できなくなってしまう。イライラしながら家に帰ると、隣に座っていた男はなんとお隣さん。
受け…笑い声が「あっ、あっ、」って喘ぎ声みたいで恥ずかしいから人前で笑えないって…………可愛すぎません?
っていう、話です。
この3編のお話が好きすぎてもう…
他、「レユニオン・ドラマの場合」、表題作「つらなるステラ」
続きが欲しすぎるので(特に「逃げなずむならよる」 )
1000通くらい出版社にメールしてしまいそう。
表紙の繊細な絵と一般誌で描いている(そちらは未読ですが)作者さん…ということでBL感の薄い軽めの短編集かな~と思いつつ購入しました。が、いい意味で裏切らた!
各話短くてどの話も今後の展開を…!と身もだえるような内容ではあるのですが、1話1話苦めのお話しで読んでいるときの満足度は高く、普段あまりない味わうことのないハラハラ感は新鮮でした。
それぞれ濃度の差はありますが、どれもかわいくてハッピーなBLではない…!のは珍しいかなと。
エロは一般的なものと比べると少な目ですが描くところはしっかり描いてくれている感じ。
あと暴力描写が結構ガチで驚きました。
【MILK】
幼馴染でセフレ、なお話し。攻めの顔がここまでボコボコになるのなかなかない!
【逃げなずむならよる】
思春期のすれ違いを引きずりながら大人になって再会する話。続きが気になる。
【レユニオン・ドラマの場合】
同窓会で久々に再会するが…という話。一番好きでした。最後まで読むとなるほど~~!!!となる感じが気持ちよかったです。
【おとなりから笑い声】
お隣さんの喘ぎ声が気になる、なお話。この中ではかわいい感じでした。
【つらなるステラ】
俳優とアイドルのお話し。表題作が一番最後に掲載って珍しいような?作者さんのアイドル感が詰まってるのかなと思いました。
またBL単行本が出たら買います!
「私の少年」と表紙から爽やかなイメージを抱いていたのですが、一番最初から体の関係のある二人の話でいい意味で裏切られました(笑)
きれいな絵に加え、どの話もストーリーがよく練られていてとても読み応えがありました!
特に良かったのが「レユニオン・ドラマの場合」です。
攻めの健吾がどストライクでした。
バカっぽい言動が多く、その言動と行動で受けのヒロキを翻弄するのがイイ!
あんなきらきらした目で迫られたら拒否できませんよ~!
思わず最初から読み返したくなるようなストーリーも面白かったです!
全て短編でしたがどの話も楽しく読めたので大満足です。
高野先生の他のBL作品も読んでみたいと思います!
2015年~2017年に雑誌掲載された短編集。
短編ならではの、「ここで終わりか~この先どうなるのかな」をポジティブに思えるお話ばかりで、まとめ方が上手いと思いました。
こんな設定よく思い付いたな~というものもあり、新鮮です。どの作品にもどきっとする表情が描かれていてそれぞれ楽しめました。
何故か表題作が冒頭に載っていないとワクワクする者なのですが、期待のままに「つらなるステラ」が特に良かったです。
絵の丁寧さ、きれいさは言わずもがなですが、キャラクターが好き!主人公にきゅんとしました。
去年の10月に読破。
これ・・・すっごい・・・。
語彙力激貧でホントすみません。
全⑤作品が収録された短編集ですが、全部良かった!
(①~⑤は上の受け攻め表ではなく、実際の収録順です)
①②の作品のラストがガツーン!とくる。
各話はこんなにページ数少ないのに、なんて力のある作家さんなんだろう…。
③も「えー!どゆこと!w」ってビックリして即座に読み返しちゃったよ。そうきたか!
④は部分的に実話だそうです。
片っぽ八重歯!そうそう、口閉じて笑うとホントにこうなるのよwかわいいw
カンチも激懐かしい!w
⑤表題作タイトル回収!そういうことかー!星(=stella)が連なると…。
特に芸能BL好きさんに読んでほしいです。
てか描き下ろしのラ●゜ュタw
全体を通して、絵がとにかくキレイです。ていうかこの表紙見てください。
ほんっとーに美しくて、それが最初に本作を手に取った理由でもあります。
体も唇も美しく、目の表情が素晴らしいです。最後のキャラクターラフ画までもが美しい。
そしてイケメン多し!あとがきもめちゃくちゃおもろい!w
「私の少年」で、あんな一般的に共感を得にくい難しいテーマで見事に
「このマンガがすごい!2017年<オトコ編>第2位」を獲得した
(↑買わなくてもいいんで、今日はここだけでも覚えて帰ってください)
実力派作家さんだけあって、言葉選びが本当に秀逸で、笑いのツボも非常に心得てらっしゃる。
大ヒットしたそちらの作品も余力のある方はぜひ。