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表題作つらなるステラ

三苫蒼馬 国民的アイドルグループを脱退→俳優
森高央司 国民的アイドルグループの一員

同時収録作品MILK

八尋茂・空手道場の孫・高校生・18歳
宇津木智博・茂の道場仲間・高校生・18歳

同時収録作品逃げなずむならよる

成田睦 AV製作会社社長
大窪蛍輝 SE

同時収録作品レユニオン・ドラマの場合

青島健吾(作曲家,広樹の恋人)
広樹三久(地下アイドル,健吾の恋人)

同時収録作品おとなりから笑い声

その他の収録作品

  • Bonus Track
  • あとがき
  • キャラクターラフ

あらすじ

「演技なら俺とも寝れる?」
演技派俳優×国民的アイドルの芸能界ラブストーリー!!
[私の少年]の高野ひと深が贈る圧倒的に美しいBL短篇集。

「ふしぎだ
俺のいちばん星が俺を見てる」

5年前に国民的アイドルグループ“ADORE5”を脱退し、現在は演技派俳優としてスターダムを駆け上る三苫蒼馬。ADORE5のセンター・森高央司の超絶ファンなのは秘密の話だ。

そこへ、ADORE5解散のニュースが流れ、央司がお忍びで蒼馬の家にやってきた。
憧れの央司が自分を頼ってきたことに戸惑う蒼馬だが、央司は「蒼馬って俺の事好きだったろ? 俺を抱ける?」と
蒼馬に迫りーー?([つらなるステラ])

大注目作家・高野ひと深の未収録BL読切りをすべて網羅した極上短編集。
表題作の描き下ろし後日談8P収録!

作品情報

作品名
つらなるステラ
著者
高野ひと深 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
ISBN
9784396784362
3.4

(130)

(34)

萌々

(38)

(27)

中立

(17)

趣味じゃない

(14)

レビュー数
23
得点
420
評価数
130
平均
3.4 / 5
神率
26.2%

レビュー投稿数23

続きをください。

いやー、作者様が一般の方で活躍されている方なので、描写はあっさり目なんだろうな〜〜。と思ったら、割とがっつり濡場があって本当ありがとうございますって感じでした。
絵がとにかく綺麗ですが、お話自体はわりと上級者向けかもしれません。クズ攻め・流血・攻守逆転?・女装 要素があります。
短編が5話と、表題作のその後の話が1話。
全部続きが見たすぎる短編ばかりでした!!!
なんていうか、泣きましたね。えっ?えっ?ここでENDってそんな殺生な…っていう意味で。
登場人物の心理描写というか台詞回しや表情がすごくリアルで、短編なのに滅茶苦茶感情移入しました。
あらすじというより感想ですが、以下ネタバレです。

「MILK」
八尋(18)×宇津木(18)
ま〜〜、1ページ目から攻めのクズっぷりが半端ない(受けを抱きながら、攻め「こないだ紗奈ちゃんとヤろうよってなったんだけど勃たなくてさ〜」のシーンは初っ端から全力でクズってて、御馳走様ですって両手を合わせました)
ただ、攻めがこうなってしまったのには理由があって、両親が転勤族だから、なるべく人と関わらない、好きにならないようにっていう自衛からそうなってしまってるんですよね。
受けはそんな攻めにずっと片思いしていたのですが、いざ攻めが「付き合いたいんだけど」と言っても、信じられないんです。「パッと付き合って、はいさよなら、そうなったら後は俺ら、おしまいしか残ってねえけど」と言って拒否してしまう。ここら辺がね、表情とか台詞回しが、ほんとうまいんですよ。
受けの「もう 零れた」の切なさ!!!!
もちろん、クズ攻めの攻めザマァ展開もあります。攻めがかなりボコられて流血してるので要注意ですが。攻めザマァ展開好きな人は全力でおススメです。

「逃げなずむならよる」
睦(AV会社社長) ×蛍輝(SE)
中学時代、同じ野球部?に所属していた二人。寝ている攻めに触れたときの、攻めの「ん」という声に息子が反応してしまった受けが、攻めの後ろでオナってしまって、それ以来、受けは後ろめたくて攻めを避けてしまいます。その後受け→就職 攻め→進学で離れ離れに。
10年経って街で再会するのですが…

関西弁!!!
台詞のセンスありすぎるでしょう。
お気に入りのセリフは「お前才能あるわ こないすぐ穴やわやわなって」
この話はねー…読み終わったあと叫びました。ENDの文字見て「嘘やろ…」って。泣きたい。続きが読みたい切実に…。
再会したとき、攻めは受けの名前忘れたフリしてましたけど、最後のこれね…表情やばない?上手すぎるでしょう…
話の組み立て上手い…上手すぎるよ。

「おとなりから笑い声」
荒井×坪内
お笑い大好き荒井がお笑いライブにくると、隣に座っている男が全っっく笑っていない(どころかムスっとしている)ことに気がつき、そのことが気になって集中できなくなってしまう。イライラしながら家に帰ると、隣に座っていた男はなんとお隣さん。

受け…笑い声が「あっ、あっ、」って喘ぎ声みたいで恥ずかしいから人前で笑えないって…………可愛すぎません?
っていう、話です。

この3編のお話が好きすぎてもう…
他、「レユニオン・ドラマの場合」、表題作「つらなるステラ」

続きが欲しすぎるので(特に「逃げなずむならよる」 )
1000通くらい出版社にメールしてしまいそう。

14

一味違う短編集

表紙の繊細な絵と一般誌で描いている(そちらは未読ですが)作者さん…ということでBL感の薄い軽めの短編集かな~と思いつつ購入しました。が、いい意味で裏切らた!
各話短くてどの話も今後の展開を…!と身もだえるような内容ではあるのですが、1話1話苦めのお話しで読んでいるときの満足度は高く、普段あまりない味わうことのないハラハラ感は新鮮でした。
それぞれ濃度の差はありますが、どれもかわいくてハッピーなBLではない…!のは珍しいかなと。
エロは一般的なものと比べると少な目ですが描くところはしっかり描いてくれている感じ。
あと暴力描写が結構ガチで驚きました。

【MILK】
幼馴染でセフレ、なお話し。攻めの顔がここまでボコボコになるのなかなかない!
【逃げなずむならよる】
思春期のすれ違いを引きずりながら大人になって再会する話。続きが気になる。
【レユニオン・ドラマの場合】
同窓会で久々に再会するが…という話。一番好きでした。最後まで読むとなるほど~~!!!となる感じが気持ちよかったです。
【おとなりから笑い声】
お隣さんの喘ぎ声が気になる、なお話。この中ではかわいい感じでした。
【つらなるステラ】
俳優とアイドルのお話し。表題作が一番最後に掲載って珍しいような?作者さんのアイドル感が詰まってるのかなと思いました。

またBL単行本が出たら買います!

6

読み応えのある短編集

「私の少年」と表紙から爽やかなイメージを抱いていたのですが、一番最初から体の関係のある二人の話でいい意味で裏切られました(笑)

きれいな絵に加え、どの話もストーリーがよく練られていてとても読み応えがありました!

特に良かったのが「レユニオン・ドラマの場合」です。
攻めの健吾がどストライクでした。
バカっぽい言動が多く、その言動と行動で受けのヒロキを翻弄するのがイイ!
あんなきらきらした目で迫られたら拒否できませんよ~!
思わず最初から読み返したくなるようなストーリーも面白かったです!

全て短編でしたがどの話も楽しく読めたので大満足です。
高野先生の他のBL作品も読んでみたいと思います!

3

短編集だけど好き

2015年~2017年に雑誌掲載された短編集。
短編ならではの、「ここで終わりか~この先どうなるのかな」をポジティブに思えるお話ばかりで、まとめ方が上手いと思いました。
こんな設定よく思い付いたな~というものもあり、新鮮です。どの作品にもどきっとする表情が描かれていてそれぞれ楽しめました。
何故か表題作が冒頭に載っていないとワクワクする者なのですが、期待のままに「つらなるステラ」が特に良かったです。
絵の丁寧さ、きれいさは言わずもがなですが、キャラクターが好き!主人公にきゅんとしました。

0

余韻の残る短編集

一般作品の「私の少年」を読んで、凄く良いなーと思っていたら、作者様がまさかのBLを描かれていると知って即購入!
5作品の短編集で、表題作が一番最後に収録されている少し珍しい構成でした。
さすが作者様らしい一筋縄ではいかないオリジナリティある作品の数々に脱帽です。
表現が短編映画のようで、表情や空間の使い方が非常にお上手で、魅せられてしまうんです。
私は、一番最初の幼馴染の高校生同士のお話と、再会もののお話が好きでした。
あと、笑い声が喘ぎ声のようってお話も意外性があって面白かったです。
後書きで作者様が実際にそーゆーサラリーマンを見かけたと書いていらっしゃって、吹き出してしまいました。
表題作は攻めの元アイドルの見た目がちょっとおじさん過ぎて、現アイドルくんとの見た目の差を感じ過ぎてしまったのが残念でした。
表紙の雰囲気より、実際の素朴で綺麗な絵柄が魅力なのでぜひ読んで頂きたいです。

6

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