これから俺のこと…そういう対象として意識してくれませんか

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いややいややもすきのうち?

iyaya iyaya mo suki no uchi

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表題作いややいややもすきのうち?

五十嵐 真澄(基本ローテンション・バイト後輩)
貝塚 佑希(バイト先輩)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

ポーカーフェイスで掴みどころのない職場の後輩・五十嵐に突然告白された貝塚。
同性は恋愛対象外なため一度は丁重にお断りしたものの、ローなテンションと裏腹に真摯な想いをぶつけてくる五十嵐が少しずつ気になってきてしまい…! ?

作品情報

作品名
いややいややもすきのうち?
著者
キシモト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784866690674
4.3

(208)

(107)

萌々

(77)

(15)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
25
得点
895
評価数
208
平均
4.3 / 5
神率
51.4%

レビュー投稿数25

可愛さに悶える!

コンビニを舞台に繰り広げられる可愛いラブストーリー。
仕事中に突然告白され即答で断るものの、ポーカーフェイスな攻めの五十嵐の胸の内がわからず一人ぐるぐるしちゃう受けの貝塚…

表情がコロコロ変わる貝塚くん。
すぐに赤面しちゃう貝塚くん。
はんなり優しい関西弁を話す貝塚くん。
少しずつ五十嵐くんに惹かれていく様子が丁寧に描かれていて、好印象です。
本当に可愛くて優しくて、
「うんうん。五十嵐くん、そりゃ惚れちゃうよね!わかるよ!わかる〜〜!」と一緒になって悶えちゃいました。

攻めの五十嵐くんは好きという気持ちを表情には出さないものの、いざ貝塚から水を向けられると好きという思いをしっかり伝えるし、突然キスしたりと強引で情熱的な一面もあり、天然の押し引き上手さん。
はからずも「恋の駆け引き」が成功して、徐々に貝塚くんをメロメロにしていくところがすごい。

そして思いが通じあって初めてのエッチ。
貝塚くん、感じやすくてエロ可愛くて最高です!
「…あかん」「いやや…」
あの表情で優しく言われたら、たまらんよ。
男だから同じくらいエッチに対する興味や意欲があって、気持ち的に同じように積極的で…という対等な感じがあるのが、私にとってBLの好きなところの一つでもあるので、このカップルのエッチはとても好きでした。

今回は電子版にて購入。
特典もあり、満足でした。

20

買って良かったです♡

※ネタバレ注意

レビューが高くてずっと気になっていたご本の1つ。
申し上げにくいのですが実は、試し読みの段階でイマイチ惹かれず敬遠していた作品の1つでもあります。
しかし先日、夜中のテンションのまま通販サイトにてこちらを購入………大正解でした。
神作品すぎてこれはレビューしなければ…ッ!と今急いでポチポチ打っております。

前置きが長くなりましたが、内容についてお話しさせて頂きます。
簡潔に申し上げますとこちらは、「キュンキュンがとまらない作品」です!
作中には読んでいるこっちまで恥ずかしくなってしまう場面が盛りだくさんで、読みながら何度も心肺停止状態になりました。

このお話は要約すると、コンビニバイトの後輩である攻めくん(五十嵐くん)に受けちゃん(貝塚さん)が告白され、それからこの2人が少しずつ距離を縮めていくという王道ものになっています。
ノンケ同士の2人の想いが通じ合う過程や心情が凄く丁寧に描かれており、ストーリー重視の方には嬉しい構成になっていると思います。
エッチな場面は少ないですが、ストーリーで惹きつけられた上で最後にエッチな場面があるため、とても幸せな気持ちになれます。

五十嵐くんは貝塚さんに嫌われたくないからと、至極紳士的に、でも少しだけ強引に貝塚さんに迫ります。
そしてそれに少しずつほだされていく貝塚さんが可愛い!
最初は「五十嵐くん→貝塚さん」という構図だったのが、途中から「五十嵐くん→←←←貝塚さん」になっていくような感じです。

読後になぜこんなにキュンキュンする作品になったのだろうと再度考察しましたが、恐らく台詞の言葉選びが上手い作者様なのだと感じました。

例えば、貝塚さんが五十嵐くんのお家へ泊まりに行くシーン。
貝塚さんは会話が不自然にならないよう、五十嵐くんに遠回しに質問しようとするのですが、ぶきっちょなせいで結果いつも単刀直入に聞いてしまうんです(可愛い)。
貝「下心ある?」
五「あります」
この場面、大好きです〜♡
五十嵐くんの素直さに吹き出しつつも精一杯キュンキュンさせてもらいました。

そして2人がくっついてから、もう一度お泊まりに行くのですが…
五「先に言っておきますけど、下心ありまくりですよ」
貝「…知ってる」
私はこの時、萌えが限界突破して一旦本を閉じました。
貝塚さんの照れ顔…破壊力半端ないです…。

ストーリーとしては王道であるはずなのにここまで惹きつけられたのは、恐らくこの作者様の力量によるものだと感じました。
「年下×年上」、それに伴う「敬語」…下剋上好きには堪らないと思います。
そして敬語呼びだった後輩がふとした瞬間に年上を名前呼びするのって凄くドキドキしちゃいますよね…♡
…話すとキリがないため、このへんにさせて頂きますが、素直じゃない受けちゃんが好きな私にとっては満足のいく作品でした♡
キュンキュンしたいなという方にオススメです♪

長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

13

ポーカーフェイスな外面とバックバクしてる内面のギャップが最高

なんといっても、キャラクターが魅力的。
突然、脈絡もなくコンビニバイトの勤務中(しかも横並び状態で)先輩に告白した後輩くん。
「え、無理。」と即答で断られても「そすかー。」と動じない。表情もテンションも変わらない。
いつものちょっと眠たげなポーカーフェイスのまんま。

なのに!
平然としているかに見えて、実は先輩を前にしてテンションあがりまくりで死にそうになってるとか、その判りにくさにめっちゃ萌えます。
雪が降って帰れなくなった先輩を家に泊めた夜のエピソードが好き。
こたつでくつろぐ先輩、お風呂あがりの先輩、そして自分の服を着た先輩(わざとゆるゆるのを貸した)を、何気ない顔して見やる後輩くん。
ところが、酒を飲むにつれて出てきた本音ときたらかわいい。
「貝塚さんが家にいるだけで心臓バックバクですよ」
「一緒に買い物したり、飯食ったり…俺にしてみれば全部一大イベントなんです。」
とか、本人前にしてぶちまけちゃってカワイイのなんのって。
あんなに平然としてたけど、実は全部が全部、彼にとっては記念行事だったのねって。

先輩はやわらかい関西弁が似合うかわいらしいキャラで、最初こそ条件反射的に何も考えず「え、無理。」と言っちゃったけど、後輩くんが本気で自分のことを好きなんだという事を知って以来、あれこれ考えて、自分の気持ちを見直していくところがとっても丁寧で自然。そしてくっついた二人がかわいいし、最後の店内でのやりとりが可愛すぎてにやけまくりました。

さらに後輩くんが、無表情の肉食系でしかもちょいS系&言葉責めもしちゃうとか、もう最強だなっ。

キシモトさんの他社から出ている短編読み切り「おかざきくんのすとーかー」っていう作品も、やっぱりキャラが捉えどころがなく、どこかすっとぼけていてユーモラスで憎めないんです。
このキャラの独特の捉えどころのなさは、キシモトさんの筆先でしか生みだせないものを感じます。
次作も楽しみです。
初コミックということでちょいおまけで神で!

12

電子で購入がおすすめです

ちるちるのランキングで見かけて気になったので、
購入しました。丸々表題作でした。
電子で購入したので、初回限定ペーパーと電子限定オマケ漫画を
読むことが出来てラッキーでした。

とにかく2人が可愛かったです。商業を読んでいると、
この流れはご都合すぎる…と思うことがよくあるのですが、
こちらの話はストーリーのまとまりがよく、幸せな気持ちになりました。
あらすじは、上記の通りです。なんとなく、後輩の五十嵐くんに絆されて関係もって
流されるというパターンかな?と思いながら読んでいました。
しかし、予想違ってストレートである先輩の貝塚くんの
葛藤が丁寧に描かれていました。

初読みの作家さんなので個性なのか
たまたま、このキャラクターだったからなのかわかりませんが
キャラクターの心の声も結構書いてあり良かったです。

この話がお気に入りになったので、これから作者さんを
追っていこう思っています。

10

初心を思い出せる少女漫画なBL

予想以上に良かった。
BLは少女漫画だということを思い出した(?)

まず絵がとても可愛い。
赤面してる顔、照れてる顔、悲しい顔、焦ってる顔。
一つ一つどの顔をとっても可愛くて、キュンキュンしちゃいました。

ちゃんと貝塚くんが五十嵐くんを好きになっていく過程がすごく丁寧に描かれていたのが印象的でした。
流されノンケの満点みたいなほだされ方♡
主人公だからこその感情の描き方もとても丁寧ですごく感情移入することができました。
私が恋してるんじゃないかってくらいドキドキしてしまった。

五十嵐くんもクール系に見えて実は全然クールじゃないところが良い。
人並みに焦るしドキドキするし笑うし貝塚くんを好き。

メインキャラクター二人にとても人間味を感じて、あ〜可愛いなぁって思いました。

描き下ろしパートはシンプルに興奮してしまった。
貝塚くんさすがにエロ可愛すぎない?
エロ可愛いってこういうことを言うのか!びっくり!!

あと全体を通して「秒数」が要所要所に散りばめられてるのが統一感があって良いなと思いました。
こんなに「何秒間」ってワードがたくさん出てくるならコミックスタイトルも「秒」に関係するものにしたら良かったのでは?とも思ったけど、、安直かなぁ。

デビュー作には作家さんの性癖の塊が詰め込まれてると思ってますが、今回も例に漏れず、あぁこの作家さんってこういうカップル、こういう馴れ初めが好きなんだろうなぁってニヤニヤしちゃいました。
初心を思い出させてくれる素敵なBLでした!

10

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