君の心にほんとうの恋の火をつける

その火はきえない

sono hi wa kieanai

その火はきえない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
38
評価数
9
平均
4.2 / 5
神率
33.3%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
価格
¥699(税抜)  
ISBN
9784866690544

あらすじ

「あんたも俺と同じで『こっち側』だから、この手を掴んだんじゃないの?」

自分を「ふつう」だと思いたいサラリーマンの宮澤秋は、ひょんなことから出会ったゲイの桧山瑛二と、借りたタクシー代をタバコで返す関係に。
「ふつう」のはずなのに、瑛二とキスをしたり抱き合ったりすることに居心地の良さを感じる秋。こんなのまるで付き合ってるみたいだ、そんなんじゃないのに―—。
過去への罪悪感と、自分と瑛二の気持ちへの嘘が、まるでタバコの煙のように纏わりついて…。

お金から始まった関係が、恋と未来に柔らかく火を灯す。
苦くて甘い、大人のセンシティブ・ラブ。

表題作その火はきえない

桧山 瑛二 (Webデザイナーで秋と居酒屋で隣り合わせた男)
宮澤 秋(リーマン)

その他の収録作品

  • 巻末かきおろしマンガ
  • カバー下:あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数2

好きな雰囲気のお話でした

内容はほかの方が完璧に書いてらっしゃるので感想を書かせていただきます


私はすごく好きなお話でした。桧山と秋の2人の優しいジワっと漂う雰囲気もすきでした。2人とも悩んで切ないシーンあるけど重た過ぎず、この2人性格いいんだろうなって、やさしー感じ。

エロが苦手な方にオススメかな。エッチは最後らへんにしますが、生々しい細かい描写はありませんから。
あと、表紙よりも中の絵の方がかっこいいです。
さらっと読めますがつまらない訳でなく心理描写を丁寧にかかれてます。内容がよくてさらっと読めるので何度も読んでしまいました。


好ましい作品だけど読んでると時々少女漫画を連想してしまうのは何でかな?って思ってたんですが。個人的に感じただけですが、女性の絵と高校時代回想の絵が藤村まりさんの漫画を連想したからかな。しかし、高校生の頃の桧山のイケメンさ。かっこいいです。最近少女漫画読んでませんが、藤村まりさんの絵はとても好きです。が、どうも少女漫画を連想してしまって。全部じゃないですよ、、ところどころ。一部です。一部。特に女性かな??

桧山の高校時代の描写が切ない。。。現在好きに自由に生きてそうに見えてそうじゃない。ちゃんと色々な痛みを知ってる人でして。
そして登場人物で唯一イラッとしたのが高校の頃の親友(密かに桧山が想いをよせていた相手)
本当に親友か?薄い親友だな、もう少し桧山の心の支えになったげなよ。いい奴がおかしい態度のにはなんかあるとか思わないのかな?気づいてあげないの?彼が桧山に正論をいうシーンがちょいちょいありますが、なんだかんだ自分の感情だけで到底思いやりのある人とは思えない親友だなて思いました。がしかし、あの親友と恋愛云々にならなくて本当によかった。秋と出会えてよかったです。

好きなところ
セリフのないシーンが結構あるけど、それがまた
なんかすごくいい。気持ち、空気、雰囲気が読んでて伝わってきます。切なかった。

桧山は秋を秋ちゃんて呼びますが時々、秋と呼び捨てにします。それがなんか、すごくいいんですよ。
あと、妹の花奈ちゃんがかわいかった。

秋は桧山と出会ってから自分と向き合い、そして関わっていくなか、徐々に本当の自分を受け入れていく。2人が出会えて本当によかったな。
付き合ってから、幸せになった2人をもう少し見てみたかったな。



2

「自分」を生きる

マイノリティとしての葛藤が、時に優しく、時に切なく描かれたこちらの作品。
主人公が、自分と正反対な攻めと出会った事により、自分自身を受け入れて「自分の現実」を歩き出す物語です。
余韻を感じさせる素敵な作品でした。


内容になります。
枠からはみ出る事を恐れる、真面目なリーマンの秋。自分の「ゲイ」という性癖を認める事が出来ず、「普通」である事にしがみついています。
そんなある日、居酒屋でたまたま隣り合わせた、ゲイである事をオープンにして自由に生きる男・瑛二。彼との出会いが、秋を変えて行き-・・・というものです。


秋が借りたタクシー代を、瑛二にタバコで分割にして支払っている所から物語はスタートします。タバコ10箱分、一度会うごとに1箱ずつ返していくという流れです。
ゲイである事を公言し、自由闊達に生きる瑛二。秋の殻を破るような言動の数々が、胸にハッときます。
時に怒りをぶつけ、また時に「居場所」として甘えながら、瑛二に惹かれていく秋。でも、10回の返済が終わってしまえば、彼に会う「理由」が無くなってしまう・・・といった所。

こちらの作品、マイノリティとしての葛藤がすごく丁寧に描かれてます。なかなか認める事の出来ない堅物な秋はもちろん、自由に楽しく生きてるように見える瑛二も、過去にはやはり苦悩してます。この過去編がかなり切ない・・・(´;ω;`)
瑛二には、既に受け入れて乗り越えた過去があり、だからこそ現在の強さがある。そして秋は、現在進行形で「自身」を受け入れようと足掻いてるんですね。

また、秋がやっと自分から行動を起こし、自分の気持ちを瑛二に告げる-。この時の瑛二のセリフも最高でした。不安なのは、秋だけじゃ無いんだよね。
この終盤の、こらえながらもポロポロと出てしまう秋の涙に、とても心を動かされます。また、その秋を見守る瑛二の表情にも。
どれほど辛くても、自分自身を受け入れて歩いて行くしか無いんだよなぁ・・・。
すごく素敵で感慨深いラストでした。

ちょっと注意点ですが、過去と現在が行ったり来たりする部分があるのですが、ちょっと分かり辛かったです。現在かと思っていたら、「ここは二人の出会った過去か」みたいな。あと、何故瑛二は秋を好きになったのか良く分からない(~。~;)? 最初から、かなりグイグイきてんですよね。

引っかかる部分もあるのですが、全体的には好みのお話で楽しく読めました。特に余韻の残るラストがとっても素敵でした!

3

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ