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表題作九尾の狐となまぐさ坊主

玉嵐
九尾の狐
円楷
僧侶,29歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「ここから逃げなければ、そなたを抱いて精を喰らうぞ」ギャンブル大好きな、なまぐさ坊主・円楷(29)。金欠なところに、殺生石の呪いをとく依頼がきて、力もないのに引き受けてしまう。殺生石は、かつて鳥羽上皇の寵姫だった玉藻前が、九尾の狐であることがバレて退治された姿だった。呪いを無事、払ったかと思いきや、円楷の目の前に美しい九尾の狐の青年・玉嵐が現れて…!?明るくお人好しななまぐさ坊主と過去を背負ったフェロモン妖狐。カラダから始まった関係はやがて――?期待の新鋭、堂々デビュー!!●イチャ甘な描き下ろし漫画も収録! ●

作品情報

作品名
九尾の狐となまぐさ坊主
著者
りんこ+三原しらゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
九尾の狐となまぐさ坊主
発売日
ISBN
9784575380255
3.9

(76)

(35)

萌々

(20)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
10
得点
295
評価数
76
平均
3.9 / 5
神率
46.1%

レビュー投稿数10

モフモフ擬人化BL

かつて玉藻前と呼ばれた九尾の妖狐、玉嵐×なまぐさ坊主だけどお人好しな僧侶、円楷
上のあらすじに冒頭の内容はほぼ書いてあるので、あまりネタバレにならないようレビューを書きます。
一冊通してカプの恋愛模様を描ききり、ストーリーがよく練られていてネタバレすると面白くないからです。

最強クラスの妖狐である玉嵐とギャンブル好きで万年金欠な僧侶の円楷が、美形と三枚目キャラのデコボコなコンビでおもしろいカプでした。
円楷が玉嵐とお祓い屋のように依頼を受けて人助けをしつつ絆を深め、恋愛していくバランスがいい話。
玉嵐の力で動物と円楷が話せるようになるシーンでは動物の人化し、擬人化好きには堪らないです!
同時に短い話の中でもギャグと泣かせるエピソードがちゃんと入っており、話の展開が巧いと思いました。
玉嵐はいつもは人の姿なのに切羽詰まると狐の尻尾9本に耳まで生えるし、狐の姿にもなるのでモフモフ要素でも萌えました!

エッチシーンについて…
玉嵐は妖狐なので淫らな妖怪で、力を使った後のエネルギーチャージの方法がエッチなのがエッチですw
描写や量などは標準的ですが、玉嵐がエネルギーチャージを必要とする為にほぼ各話にあります。
局部修正は白抜きかセリフや擬音で隠されており、または見せない構図なのであまり気になりません。
また普段はギャグ担当の円楷が、エッチシーンでは可愛い童顔であえぎ乱れているギャップがいいです!

あとがきによると続編があるようなので、今後もどうなるか楽しみですね。

5

思わず人に布教したくなる作品

原作さんの小説デビュー作を読んでたので、この漫画も気になってました。
ようやく読めたのですがなぜすぐに読まなかったのかと後悔しました。
兎に角面白い。コメディタッチな部分と感動させる部分のそれぞれがメリハリがあります。話運びが上手です。BLとしても萌えが十分にあって楽しめます。ラストまでの流れもとても綺麗に描かれています。
そして攻めの玉嵐の尻尾のモフモフ度が高いので、モフモフ好きにも楽しめる作品だと思いました。但し獣度は低いので獣好きは物足りないかもしれません。
エロはすごくドエロいという訳ではないのですが、その時々の感情がちゃんと描かれているので、どんどん受けの円楷が可愛く見えてきます。本編の最後のエッチシーンはこちらも思わず恥ずかしくなりました(笑)
絵は表紙通り中身も綺麗です。描き込みが多すぎることもなく少なすぎることもなく、読みやすく描かれています。他の方も書いておられますが、あとがきに続編の話が書いてあったので楽しみです。
BLが好きな友達に思わず布教したくなり、数年ぶりにちるちるにもレビューを書いてしまう、そんな素敵な作品でした。

2

大好きです。こういうの!!

表紙が惹かれなったので購入をためらってしまっていたものです。

もう、ばかばか。自分のばか。
最高でした。
九尾の狐、有名ですね。玉藻。有名ですね。それと僧侶。

まず、絵がすごくきれいで、読みやすかったです。


妖狐姿の時は動物と話せる玉藻(玉嵐)。
近所の檀家さん?のおじいさんの依頼で金に目がくらみつつ
不思議なお仕事引き受けます。

とはいえ、自分には特別な力がないので玉嵐の力をかりて
解決していき、玉嵐は妖力の回復に受けとエチする・・・という。
ファンタジーでエロです。

袈裟を着ながらのエチシーンも、ギャグっぽいシーンも
おじいちゃんやおばあちゃん、幼女にいたる登場人物全員がとってもお上手でした。

動物園の象の回はほろりと泣きました。。。

次作も絶対かいます。分冊はめんどうなので、はやく一冊にまとめたやつがでてほしい・・・

2

これはいい!

すごくよかった!
なぜ早く読まなかったのかと後悔しました。
キャラもストーリーもどっちも素晴らしくて、読み切り形式の各話でのエピソードにはホロリとさせられました。

ギャンブル大好きな円階と、美しい九尾の狐・玉嵐の心温まるお話の数々です。
特に、動物を人間の姿に変えて望みを聞き出す話が好きでした。
人間に恋したサラブレッド、老衰間近の象、どちらの話も切なくて……
象のハナコと母親のエピソードには涙が出てしまいました。

はじめこそただのなまぐさ坊主だと思っていた円階も、読み進めていくうちに可愛く見えてきます。
玉嵐が何者であっても、どんな姿であっても変わらない態度や気持ちにグッときました。
また、玉嵐と帝との蟠りが解消される流れも感動的で、胸が熱くなりました。

コミカルでありながら時に切なく、そのバランスがとてもよかったと思います^^
続編が読みたい!という気持ちにさせられる作品です。

2

愛が深い

出会えて良かったと思える作品です!
未読のご新規さま宛にレビューします。
ゆるゆるな感じでスタートします。
攻めの狐と受けの坊主この二人の出会いから(タイトルで)なまぐさ坊主と言われてる坊主さんの『相手を想える優しさ』を感じれます。そこで、ギャップに先ずヤられます。受けの優しさと男前さ!!
狐が坊主さんの優しさに絆され傷付いた狐に坊主が絆され、色々な事件を共にしお互いを意識し合うのですね。

事件一つ一つに、坊主さんの優しさを見れます。
二人ご伴侶となるまでの葛藤は萌えますよ!!

その後は坊主さんのお兄さんの子供(甥っ子)が出て来てからがメインですが、甥っ子は可愛さで読者を殺しにきます。
甥っ子が出てきてからは家族愛や人間愛的な要素が強いです。それが優しくて涙が出ます。種族性別全てを越えて誰かを愛する尊さをすごく感じれます。
エッチ度は少なめですが、狐と坊主さんがお互いエッチしたいな~♥️ってときのお誘いは可愛いし、色っぽいです!

愛が優しいもの、相手を想い合える尊さを最後まで感じれるので、おすすめします!泣けるか泣けないかは個人差ですが、ただのBL枠で収まらないので友達にもすすめたい作品です!

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