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表題作鳩の王

ノア、優樹の元に恩返しにやって来た鳩の王
鈴井優樹、冴えない大学生

同時収録作品初恋スズメ~米と田舎と青い空~

良穂、大学生
すず、幼馴染みの雀

同時収録作品カラス男に気をつけて!

クロオ、白鳥にまとわり付く色男だがその正体は…?
白鳥、真面目な公務員

その他の収録作品

  • おまけ漫画:新たな出会い、新たな髪型
  • 描き下ろし「鳩の王」
  • あとがき
  • カバー下:おまけ四コマ

あらすじ

スパダリ鳩男、降臨!!「しかし私も、人間との交尾は初めだ」助けた鳩がイケメンに変身して…!?
"鳩の王" ×冴えない大学生の超はーとふるラブコメ!!表題作他、「初恋スズメ~米と田舎と青い空~」「カラス男に気をつけて!」の2作を収録。
どこかとぼけた優しい世界がクセになる、新鋭が放つご近所系"鳥"BL短編集!
描き下ろしで「鳩の王」の後日談も収録。

作品情報

作品名
鳩の王
著者
河合あめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
ISBN
9784575380262
3.2

(68)

(7)

萌々

(22)

(22)

中立

(13)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
13
得点
202
評価数
68
平均
3.2 / 5
神率
10.3%

レビュー投稿数13

物足りないかなぁ

『鳩の王』は、冴えない大学生優樹を、鳩のノアが性根を叩き直していき。。。
徐々に変わっていく優樹が、自分が変わったらノアは離れていってしまうのでは?!と思い、そこからノアへの気持ちに気づく。
この、流れてがあるからいいのですが、ノアといきなりエッチしちゃうほど、優樹は変わったらのか?!という疑問に。。。唐突過ぎるのかなぁ。

『初恋スズメ~米と田舎と青い空~』は、より唐突!もっとしっかり二人の仲を描いてからの方が良いと思います。でも、読み切りだとやはり展開の速さは否めませんね。
可愛いいお話だけに、勿体ない。
一冊丸々表題作で、読ませてくれたらと感じました。

2

スパダリではなくスパルタ攻めだった……。

バナー広告でバーンと「スパダリ鳩男、降臨!!」とあったので、スパダリ目当てに読んでみたんだけど、スパダリどこ?!いないじゃん……。
私の「スパダリ」の定義って間違ってたのかなぁ……と不安になってしまいレビューをチェックしたら、「スパダリじゃないよね」的なレビューが多々あって思わずホッとしてしまいました。

後ろ向きで冴えない大学生の性根を叩き直してやる!!的な熱血スパルタ攻めって感じで、とりあえずスパダリ感は皆無です。

そして「鳩の王」というのでさぞや王様なのかと思いきや、グループ長とか、村長さんレベルなんじゃないのかしら……。
アラブ攻めとまではいかないけど、もうちょっと王様感が味わえるかと思ったんですよね……。

タイトルも、帯もコレジャナイ感でいっぱい……。

「スパダリ鳩男、降臨!」じゃなくて「熱血鳩男、降臨!」みたいにして、何故か熱い俺様鳩男にしごかれる!!というコミカルさを全面に出してたら、スパダリいないじゃん!!裏切られた!!みたいな感想を抱く羽目にもならずに、素直に作品を楽しめたと思います。

受けも地味なのはいいとしても、特にいいなと思うところもないのでエッチを見てもまったく気分が盛り上がらず……。
そもそもあっさり「交尾」を受け入れてしまうくだりにも何故??だったし……。


どうにも乗れずに途中から流し読みになってしまいました、ごめんなさい。


3

スパダリ? 王…?

助けた鳩が人間になって恩返しに来て、最終的にはつがいになってしまうお話。帯のスパダリというのも疑問なんだけど、タイトルの「王」も誇張し過ぎな気が。この辺にいる鳩のリーダー的な存在と言うだけで、鳩族の王でもなんでもなくないか?

他にスズメの話とカラスの話が入っているのだが、異種間の愛がテーマなのはいいとしても、男(オス)同士でエッチするのは鳥的にはOKなのだろうか。どのカップルもその辺り疑問に思うことなくすんなり結ばれたので、なんだかBLらしさが感じられず、物足りない。
あとは個人的な好みの問題。自分は表題作の、平凡で地味な容姿、なんの取り柄もない、というような受けにまったく萌えないため、濡れ場でもまるで気分が盛り上がらず、その後の話もなんとなく不完全燃焼なままだった…。しょんぼり。
マンガの中くらい、イケメンとか可愛い男の子を見て癒されたい…。

2

ワンパターンな気が

鳥繋がりですね。
すみません。こんなことを言ってはいけないのに、どうしても言いたい。
どうしてすぐエッチするの?

相手鳥だよ!しかもスズメ以外は会ってそう時間経ってないよ。

鳩の王のお陰で主人公はちょっとだけ強く変われた。鳩の王にずっとそばにいてほしい。じゃあ伴侶ね、交尾ねって。
巻末では鳩が自分もお尻で経験したいみたいで。えー。なんか王なのに。

スズメのお話は可愛かったけども。なーんでいきなりエッチするの?いや、短編だしBLだし仕方ないけど。

カラスのお話。もうここまでくると出落ちですよね。あーこれカラスだわって。
そしてまたすぐエッチ。もう飽きた。

1

ポッポッチュンチュンカァーでした。

鳩かよっ! スパダリかよっ! と期待しまくって読み始めた。

にしても鳩が人間化したところでそのサイズ感はどうなんでしょう。
人外もの感があんまりないんだよな。鼻の横に豆みたいなのも残ってないし。
自称鳩の王みたいな感じ。
電車で鳩を膝に乗っけてる人がいたら腹立つだろうな。
せめて籠に入れろよ。お前はマジシャンか。です。

スパダリじゃなくないですかね?
ここ重要ですよ。王様だからですか?でも、鳩のですよ?
鳩同士ならわかりますけどね。

スズメはかわいかった。これ舌切り雀思い出した。スズメは恩返しが似合う。
この話が一番好きだったよ。

あとはカラスの話だった。

1

クールポッポポー♪

私が感動的なレビューを読み感極まっていると必ず画面右上、若しくは画面下部に現れ集中力を奪う鳩。しかもラブリーではなく、なぜかとぼけた顔で登場。
やめて。今いいとこなのに笑わせないで!!私の感動を返して!!!Re〇taさん、本当にこの広告出し過ぎ…と思っていたハズなのに、気がついたら購入していました(笑)。

スパダリ鳩男、降臨!!とありましたが、スパダリというより熱く応援し続ける松岡〇造さん風の情熱に近かった気がします。

何をやってもパッとしない大学生・鈴井優樹。またしてもバイトをクビになった帰り道、野良猫に襲われている鳩を助けます。
帰宅するとカーテンの向こうに怪しげな人影が。窓の外にはやたら露出の多い変な衣装を着た青年が…。
ノアと名乗るその青年はこの地域の鳩を率いている「鳩の王」。先程は仲間を助けて頂きありがとうございました、と人の姿になってわざわざお礼に来た模様。(おまわりさん、こっちです。)
やたら褒めちぎるノアに対し、自分を卑下するユウキ。
「せっかく仲間を助けてくれた男がこんなんでは情けない!!その性根叩き直してやる」と気分を害したノアの特訓(?)の日々が始まりますが…。

まぁ、ノアの特訓と言っても、基本ジョギング。大きい声を出すよう指導。食べ物の好き嫌いを失くす、見た目をいじってコンタクトに…というベタなもの。
それでも以前より前向きになり、笑顔も増えたユウキ。
ついには女の子に告白までされますが、そんなユウキを見たノアはもう自分が居なくても大丈夫、とユウキの元を離れようとします。
ノアと一緒に居たいユウキはその想いを伝えますが、ノアは求愛されたと勘違い。
じゃあ早速…と交尾を始めようとするノア!!まさかの鳩×人!?
始めあんなにもっさりしていたユウキ、ベッドの上では意外とかわいくてちょっとびっくりでした。
この後当て馬・ミフネ(鳩)も登場しますが、変態だったので退散。
描き下ろしでもラブラブの2人。
この他2作品同時収録されていますが、お相手はスズメと、カラス。
…うん。愛さえあれば人と鳥BL有りだな!と、私の中の何かがふっきれた気がする1冊でした。(いや、シュールで面白かったですよ。ノアもイケメンだし)

余談ですが、私焼き鳥と、鳥皮が大好きなのですが、この本を読んで以来やや申し訳ないと思いつつ食べるようになりました。
うん、鶏BLじゃないからいっか(笑)。

5

当て馬くんの使い方、新鮮!でした。

何度か見かけていて、気にはなってたんですが。何となく手に取ることをしていなくて。
「BLアワードにノミネートされなきゃ死ぬ!」で推されているのを機に読みました。
今年の発行だったんですねー。
掴みは面白い!です。当て馬くんの使い方も斬新‼︎(ちょっとコレは驚き。)なんですがー、
ノアがイケメンなだけに。いや、優樹が非モテの地味メンなのは分かるんですが。
もぅちょっと可愛くても…良いのかな? と、思いました。もちろん、ノアの特訓のおかげで、
引っ込み思案な優樹は、ちゃんとした友達も出来て、女子に告られる程度には爽やかに成るんだけども。うーん。しかし、ベッドの上で乱れてる優樹は、徐々に可愛く見えても来るので、それもいいのかもしれません。「受け」のルックスでは、三話目の「カラス男に気をつけて!」のシラトリさんが一番可愛いです。その代わり、「攻め」は残念なり。他の方も触れてますが、二話目のスズメくんも、可愛い性格の子なんですが、お顔が可愛いくは無いっていう。
イケメン × 残念 なカップルが作者の定番なのかもしれません。

0

自分のツボでした!

鳩が人間になるという…かなり面白いお話でした。わたしの笑いのツボにハマったので、すごく楽しく読ませていただきました。ラブコメ?みたいな感じですかね。電車でユウキくんの膝にいるノア(鳩)がホーホーいってる場面とか…思い出してもクスリとしてしまいます。
あとの2作品も鳥さんで、雀とカラスが出てきます。
どの作品も、受けと攻めが何の躊躇もなく決定していて、その部分だけは、あっさりし過ぎてるかな、と思いましたが…。
最後の描きおろし、ノアが「自分も尻に入れてみたい」と言い出すお話、個人的にはリバして欲しかったです、ユウキ頑張れ(笑)

4

王様は、王様だけど

表題作は、鳩の王様に愛されてしまったさえない君のお話。

この本、初めましての作者さんで表紙買い。
あらすじノーチェックだったので、よもや、本当に「鳩の王」が「鳩」の王様だったとは!って、そこに驚愕。
ちるちるさんにちらみせインタビューも載ってたし、帯でもわかりそうなものだけど、ノーチェックで、何となくこのカバーイラストだけで、もうょっと違う方向のファンタジーっぽいものをイメージしてた。
しかし、マジで鳩が人間体に変化する方のファンタジーだったとは。
同録の他のお話も、すべて鳥尽くし。
動物や妖が人間体を得て人と恋するお話は数あるけど、その辺の鳩が王様だったり、その辺の鳩が変態だったり、その辺のカラスが…、と、着想は面白いし、ちゃんと設定は行かされているし、ストーリーには萌えられた。
ただ、最後まで、いくら鳩の王様と言え、鳩に交尾されちゃう人間って、、、
人としてどうよ、ってあたりにモヤモヤが残ったかな。

5

スパダリでは、ない

表紙のイメージと本編の雰囲気が違いすぎました。
ラブコメというより、恋愛ギャグ漫画という感じでした。
なので笑いのツボが合わないとついていけないかもしれません。

鳩、雀、カラスと人間の恋の話です。

「スパダリ!」と謳っている表題作は、スパダリではなく「脱いじめられっこトレーナー」という感じで、ジョギング指導と対人スキルのアドバイスをしていただけのような…。
その後も当て馬(鳥)が出て来ても全然主人公をフォローできないばかりか、主人公が感情を爆発させた場面では文字通り「鳩が豆鉄砲を食った」状態で震えていただけでした。
この作品に関しては全体的に粗い印象で、登場人物もあまり好きになれず入り込めませんでした。

雀の話は「マージナル」の方で読んだことがあったので2回目でした。
祖父母の作る米を愛する雀とその孫という話で、話自体は可愛い内容だと思うのですが、雀の顔が可愛く見えず萌えませんでした。

カラスはヒモ風だけど(お金を持っていないので)、一番スパダリに近かったかもしれません。
公園管理課に勤める主人公のキャラもこの作品だけはいいなと思いました。

カラスの話と表題作の番外編は、人間化した鳩とカラスの顔がイケメンでした。

4

スパダリ…??

素敵な表紙で鳩の王様ということだったので、スパダリな攻めを期待していたのですが、どちらかというと鈍感??
スパダリ感を全く感じられませんでした。
受けが攻めのことをいつ好きになったのかもよく分からないままに、サクッとくっついてのHだったので、アッサリしすぎていてあまり感情移入出来ませんでした。
2人の心の繋がりみたいなものをもう少ししっかり育んでほしかったなー。
間男かと思った鳩の仲間も拍子抜け。。
残念ながら他の短編も読み流してしまいました。

5

意外と正統派

「気高き鳩王」だの「スパダリ鳩男」だの、シュールで突飛な設定にまず目が行くと思いますが、これが意外や正統派の主人公成長ものでした。

気が弱く周囲の言いなりだった主人公。そんな彼が鳩の王・ノアと出会った事により、弱い自分を見つめ直し、一歩ずつ強くなっていく・・・。
強烈な表紙(褒めてます!)からはあまり想像が付かない、深みのある素敵なお話なのです。
また、個性的でクスッと笑わせてくれる、シュールよりのギャグがきいた独特の世界観も魅力的でした。

あとですね、攻めである鳩王・ノアのキャラクターが良かったです。
まぁ鳩王としての常識で行動するため、ベランダから堂々と入り込んで、キラキラしく「人の姿で参りました」と告げる。当然追い出されそうになり、「無礼ではないか!!」とキレる(笑) その誇り高く一本筋の通った言動が小気味いいです。これで鈍くさえなければ完璧。

それとエロなんですが、受けが可愛いです。平凡な主人公と言う事で、アッサリと地味な顔立ちなのです。その地味顔が、エッチの時に真っ赤になってると急に艶っぽい。涙目でキャンキャン「待てって言ってるだろー!」と怒ってるのも可愛すぎて萌えました。

他、これまた強烈な当て馬にも笑わせていただきました。


この表題作に加えて、短編が2作です。
幼馴染みの恋を描いた「初恋スズメ」と、こちらは社会人もの「カラス男に気をつけて!」。
個人的にはヘタレ攻め×男前受けというカップリングが大好きな為、この「カラス男に気をつけて!」がとても楽しめました。

しかしですね~。
如何せん、電子での連載で一話一話配信の為、アッサリ感は否めないです。一話の間でくっつかなきゃいけなかったのでしょうが、そのせい簡単にくっついたなぁと言った印象です。丸々一冊でじっくり描かれていたら、更に深みが出ると思うのですが。

とは言え、全体的には好みのお話ですし、限られたページ数でキレイにまとめられていると思います。楽しく読めました!

5

鳥づくし

表紙買いです。
いや〜、本当に鳩だった( ̄▽ ̄;)
表題作の他にあと二つの作品が載ってますが、計三作品全て鳥関係(笑)
それぞれ人間と人外のCPなんだけど、ちゃんと人間の姿になっての交尾(?)だから御心配なく。

「鳩の王」
ある日、気弱なユウキは猫に襲われていた鳩を助ける。
するとその夜、鳩の長だというノアと名乗る人物が仲間を助けてくれた礼を言いにやって来た。
ユウキを褒め礼を言うノアに卑屈な返しをするユウキは、ノアに「性根を叩き直してやる」と言われ、そのまま居座られる事になり…。

鳩の鶴の恩返し版かと思いきや、ノアによるユウキ改造プロジェクト(笑)
ノアの叱咤激励により、ユウキの人との接し方とノアへの気持ちが変わっていく…というお話でした。

ノアは鳩の姿になったり人間の姿になったりするんですが、鳩を連れて歩くユウキの姿がシュールです(笑)
変身したノアの服はどうなってんだ…などと突っ込みもあり、所々クスッと笑えます。
二人がくっついた後は当て馬(これも鳩)が出てくるんですが、これまたいいキャラで( *´艸`)
好きになり結ばれるまでアッサリサッパリしすぎな感はあるけど、すっとぼけた世界観ながら優しくほのぼのした雰囲気が好みでした。
なにより、ノアが格好良かった…(〃ω〃)

他の作品は、「初恋スズメ〜米と田舎と青い空〜」がスズメ受け。
「カラス男に気をつけて」はカラス攻め。
やはり王である鳩が一番素敵です(*´ω`*)

書き下ろしは鳩で、ノアが受ける事に興味を持ち試そうとするお話。
エロありです。
リバりそうでリバらないけど、今後どうなるか(笑)

こちらが初の単行本との事、萌評価と悩みましたが、次作への期待も込めて萌2評価です(´∀`*)

9

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