生前に、凄く、好きな人がいたんだ。

猫の王国

neko no oukoku

猫の王国
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×226
  • 萌25
  • 中立11
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
385
評価数
106
平均
3.8 / 5
神率
36.8%
著者
犬飼のの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
ISBN
9784778124243

あらすじ

猫を助けて死んだ由良が目を覚ますと、猫耳と尻尾が生え“猫の王国"と呼ばれる天国に居た。ここでは猫騎士になれば願いを1つ叶えてもらえるという。自分が親友・泉 貴洋との喧嘩が原因で自殺した事になっていると知った由良は、その誤解を解くため騎士を志願する。騎士学校で由良の専任になった教官のイズミは貴洋によく似ていた。二人が重なり不思議に思う由良だが、イズミは過去を語るのはルール違反だという。優しくいつも傍に居てくれるイズミに次第に惹かれていき…

表題作猫の王国

イズミ、由良の幼馴染に似た指導教官・騎士
森本由良、猫を助けて死に猫人になった高校生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数19

「悔恨」の物語であると同時に「赦し」の物語でもある

もう凄かったです。
物語としての巧みさにとにかく驚かされると言うか、衝撃のネタバレに悶絶すると言うか。また、そのネタバレからのラストが萌える・・・!
ホント、最高でした。

内容です。
川に流されていた子猫を助けて死んでしまった由良。気が付くとネコ耳と尻尾が生えた姿で「猫の王国」と呼ばれる天国に。
自分が死んだ原因が、親友だった貴洋との諍いで自殺した事になっているのを知り、願いを一つ叶えてもらえると言う「猫騎士」になって誤解を解こうと決意します。
そんな由良の猫騎士になる為の指導教官・イズミは、何故か貴洋に良く似ていて-・・・と言うものです。



まずのっけから、結構切ない展開です。ずっと仲の良かった幼馴染みで親友の貴洋からいつの間にか避けられるようになり、寂しさを感じている由良。
そんなある日、由良が貴洋の事を好きなホモというイタズラの文章がクラスで張られ、動揺した由良は「ただの友達としか思っていない!」と強く否定します。そんな由良に対して、「家が隣なだけで、いつから友達になった?」と冷たく言い放つ貴洋・・・。
その後、流されて来た子猫を助けようと川に入った由良が死んでしまい、「猫の王国」へー・・・という流れです。

こちらの作品ですが、とても可愛い印象のタイトルに反して、実は悔恨の物語でもあるんですね。後悔だったり悲しみだったりと言う切なくほろ苦い心情が世界観と絶妙にマッチしていて、独特な雰囲気を作り上げていると申しましょうか。

とは言え、切ないばかりでは無く、指導教官であるイズミとともに猫騎士になるための修行に励んだり、同じく猫騎士を目指す候補生達から言い寄られたりと、ほのぼのしてたり萌えるシーンも多々ございます。また、候補生達が個性の強い魅力的な面々なんですね。そんな中で、可愛い系の由良はモテモテという設定。

このあたりが個人的にめちゃくちゃ萌えてですね~。
性格も良く男としても魅力的な強力な当て馬・ミケーレと言うキャラがおりまして!
彼から甘く口説かれというシーン自体にも萌えるのですが、それ以上に萌えるのがイズミの嫉妬ぶり。「指導教官だから~」と何かと理由を付けてミケーレから由良をガードしてるのが可愛いったらありゃしない!バレバレですよ・・・。

あと衝撃のラストですが、こちらはネタバレ避けます。
が、お見事な回収ぶりとだけ。
先に悔恨の物語でもあると書きましたが、やっぱりこの部分がひどく切ないです。
貴洋のやってしまった事はとても残酷で、「幼かったから」で納得は行かない・・・。でも、彼のその後の行いを見ていれば、どれ程苦しんで後悔して来たかも良く分かるのです。
なんでしょうね・・・。悔恨の物語であると同時に「赦し」の物語でもあると感じるのです。この部分で、もう涙、涙といった所。
貴洋を許せないと感じる方もおられるかも知れませんが、個人的にはもう十分だと思いました。
また、そう感じさせてくれるお上手なストーリー運びなのですよ( ノω-、)

とにかく、めちゃくちゃ感動しました!

17

取り返しのつかない過去をやり直せるとしたら…。

犬飼ののさんの作品は好きなので大抵読んでいますが、yocoさんのイラストで猫耳&尻尾の挿絵がいっぱい見られるーとウキウキと手に取りました。

他の方もおっしゃる通り切なくて優しいファンタジーでした。

仲の良かった幼馴染と諍いがあった後川に流された猫を助けようとして死んでしまった少年 由良。
自分が原因で自殺したと思い込んだ幼馴染 貴洋。
猫の国に転生した由良が苦しんでいるだろう幼馴染の誤解を解きたくて頑張るんです。

由良に対する貴洋の行為が酷くて、それでも彼を罪悪感から救いたいと努力する日々が健気でした。
同性を好きになってしまったことから起きた由良の悲しみや苦しみが猫の国で癒されていくのが良かったです。
猫の騎士候補をはじめとして登場人物たちが魅力的で萌えました。

好きだった幼馴染によく似た優しい騎士学校の教官との関係がどうなっていくのか、夢は叶うのかワクワクしながら読み進め結末に感動しました。
そして、自分のためではなく他の人の幸せを願う気持ちが尊くて頑張ったみんなの願いが叶うようにと願わずにいられませんでした。

8

これぞファンタジー

作家買い。

作家買いですが、yocoさんの描かれた表紙も、そして帯の「生前に、凄く、好きな人がいたんだ。」の文句も。どれもとても素敵。

で、肝心の中身ですが。
内容は書いてくださっているの感想を。ネタバレ含んでいますので、苦手な方はご注意を。







もう圧倒されました。

素晴らしい世界観。
盛り込まれたギミック。
そして魅力あふれた登場人物たち。

これぞファンタジー。

猫を助けて死んでしまったことで、猫の王国に猫人として転生した由良(猫の王国では「ユラ」という名前に)。その王国で、ユラ専属の指導者になったのが、生きていた時に親友だと思っていたのに最近そっけない態度をとられていた泉。にそっくりな「イズミ」。

読んでいて、イズミ=泉なのでは?と思う。思うのだけれど、でも時系列を考えるとイズミが泉ではありえない。
どうストーリーが展開していくのか、気になってページをめくる手が止められませんでした。

さすが犬飼先生というべきか、最後の最後まで読んで、こうきたか!と唸らされる。

個人的に貴洋がめちゃめちゃツボでした。
「普通」からはみ出たくない。
好きな人に拒絶されたくない。
まだ高校生だった彼が、そう思ってしまうのはごく自然なことに思えました。
そこから彼が起こした行動が素晴らしかった。
懺悔の想い、恋慕の想い。
様々な想いが、彼を突き動かしたのだろう。と。

そして、ユラくん。
良い子過ぎるでしょ。
自分が死んでなお、残された者たちへの配慮を忘れない。

可愛いんです。とっても。
彼の、人を想う優しい気持ちが、このストーリーの基盤になってるんですね。

版元がショコラ文庫、だからなのか、犬飼作品にしてはややマイルドな作品だったように思います。けれど、ただ優しいだけではない。
猫への虐待といった、目をそむけたくなるような事柄もきっちり盛り込まれていて、だからこそ、優しく甘いだけのお話にあらず。
奥行きのある、骨太な作品でした。

モフモフも良いし、時々出ちゃう「ニャ」という言葉も良かった。

イズミ×ユラだけではなく、魅力的な登場人物たちがたくさん登場しています。ぜひとも、同じ世界観で、ほかのCPのお話も書いていただきたい。
個人的に番人さんがめっちゃツボでした。

ファンタジーものって何でもありな世界。
なのだけれど、そこにしっかり根本となる設定があってこそファンタジーという世界観が生きるというもの。

すごく面白い作品でした。文句なく、神評価です。

5

憧れる世界です

凄い世界観!!
ファンタジーのみを期待して読み始めたのですが、単純な話の展開かと思いきや、その真逆!何て綿密に練られた設定なのだと驚きました。

猫を助けたために死んでしまった由良が、猫の国に導かれ、そこである願いを叶えるために、騎士になる決意をする。

騎士になるための学園が男色で溢れていて、色恋沙汰に関心のない由良を、指導教官のイズミがさり気なく助ける様子や、騎士になる意志は強い由良だけど、不安に押しつぶされそうな時に、癒やしとなってくれるイズミの存在が、すごく温かくて幸せでした。
また、由良の「こんな事を考えるのは、おこがましい」といった思考が健気で、育った環境の温かさや、性格の良さか出ているなぁと随所で感じました。
嫉妬や不満がない世界で、この先ずっと幸せなんだろうなぁと思うと、究極のハッピーエンドですね。
また幸せを感じたい時に、再読したいと思いました。

1

後悔する攻め様がいい( ^ω^)

攻め様の後悔や悔恨といったものが大好物なので、とっても萌えさせて頂きましたヽ(*^^*)ノ


受け様の由良と、攻め様の貴洋は、幼なじみ。
高校生になる頃から、貴洋が素っ気なくなって、由良は寂しい思いをしていた。

仔猫を助けようとして溺れた由良は、目が覚めたら猫を助けて死んでしまった人だけが来れる『猫の王国』に迎えられていた。
自分が溺れる前の出来事により、自分が貴洋のせいで自殺したとされ、家族や貴洋が苦しんでいると知った由良は、それを回避する為、猫の女王に願いを叶えてもらえる騎士を目指すことに。

自分の行いが自分に帰ってくるから、人を蹴落とすんじゃなく、自分が頑張る。
名前も出なかったユラの隣室の人の恋人になりたい子達も、そんな邪魔の仕方ならいいわね、なんて思っちゃいました。
他にも、騎士の学校のメンバーは、魅力的(^-^)

で、ユラの前に教官として現れたのは、貴洋そっくりな容姿のイズミ卿。
イズミ卿のそばに居るのが嬉しくて、自然と惹かれていくユラ。

イズミ卿の正体は想像がつくものの、なぜ?と不思議に思いつつ読み進めました。

全てが分かった時は、なるほど、そういうことだったのか~。

全編由良視点で進むので、貴洋の方は想像するしかないのですが、それを考えるとめっちゃ萌えた(≧∇≦*)


攻め様の後悔する姿を読みたい時に、手に取る1冊です(*^^*)

0

各々の願い

読み終えて真っ先に思った感想が「優しい」でした。
主人公の由良が亡くなった直接な原因ではないけど、キッカケの一つはクラスメイトの悪意からだし、それに対する幼馴染の貴洋の態度には腹が立ちました。
しかし読後は、各々の優しさが染み渡るようなお話だと思います。

以下、物語の主要部分をガッツリネタバレ感想なので下げます。












イズミの後悔と苦悩が、すっごく切なかったです。
由良が意識を失ってからの数年、イズミは辛い思いの日々だった事でしょう。
自身が死後、由良を助けるがために騎士になる努力をし、でもそれが間に合わないとなれば、真実を告げずにサポートに徹するイズミ。
由良が真実を知らずにイズミに告白し、好きならそう言って欲しいといった返しのイズミの言葉に涙腺刺激されました(;ω;)
「好き」は言えずに「愛してる」という、言葉の重さというか深みがガツンときます。

騎士になったら叶えられる願いを、イズミは由良のために使い、ミケーレは由良に願いを叶えて貰う権利を譲り、そして由良はいつか自身が騎士になったらイズミにそれを譲ろうと考える。
それぞれの願いは皆、他人の幸せを願うものなんですよね。
優しい選択に胸がいっぱいになります…!

エロは少なめです。
中盤に由良へのイズミのお口奉仕と、最後にH。
普段、漫画なり小説にエロは必要派なんですが、この作品はエロが無くても満足したかも。
たとえエロ無しでも内容がしっかりしてる、素敵なファンタジーなお話だと思いました。

3

アニメ化希望(笑)

2018年刊。
温情溢れる寛大な女王陛下に常に見守られている、猫好きだったら堪らないであろう天界の一国の物語。
作品ごとの独自の世界観を味わえる醍醐味は犬飼さん作品ならではのものだ。
今回は特に細部に渡って設定が凝っているのもあって、綺麗な色彩で映像化された状態でも見てみたいな…なんて思った。
もしアニメ化されるなら頑張って全話見るぞ(笑)

猫を守った為に命を落とした者達が招かれる"猫の王国"。
そこに招かれた主人公・由良はその後に遺された家族や友人が荊道を歩む人生を憂い、一つだけ女王陛下に叶えてもらえるという願い事で死の直前のトラブルを回避したいという想いを持ち、猫騎士を目指す。
一番心残りだった友人・貴洋に対して由良が抱いていた気持ちは、思春期特有の友人を独占したい気持ち、とも取れるけれどね。
猫の王国で専属教官として由良の前に現れたイズミが貴洋と瓜二つの容姿で、かつての由良の気持ちに恋愛感情が芽生えていたかは定かではないが、そういう目線で意識し出す。

周囲の猫人達も自由恋愛を謳歌している環境なのだが、性欲でギラギラしておらず発情期とかマウントといったようなものがなく始終穏やかだ。
最近BのL面では性癖こだわりとか過激エロが重用されている中で、久々に穏やかなLOVEを読めてほっとした。

肝心の話の展開も御座なりにされる事なく流れているのには見事だ。
これだけ設定が凝っている中でもきちんと各キャラクターの個性が伺えて、心情が入り込める余地があるのが嬉しい。

1

猫になって やり直し

表紙買い。早くも今年の№1ではないかと思うぐらい大好き・・空中の浮遊感というか、重力を切っているような感じにうっとりです。yoco先生素晴らしすぎる。
笑うところはあまり無く、せつなめお話280P超+先生のあとがき でした。個人的にやだなと思った箇所は、冒頭にある、高校生たちのLGBTへの偏見的言動ぐらいでしょうか。ちょっと辛かった。それとBL的要素以外の部分で、あまり得意ではない箇所があったため、中立よりの萌です。

小中と仲良かったお隣さんの泉が、高校入ってから何となく疎遠になってきていることに悩んでいた由良。高校の教室でそのことをからかわれ、泉からも手ひどい言葉を投げつけられます。その日の帰り、泉に呼び出された川べりで待っていると、彼女と帰る泉を見かけ、由良は呆然。そのショック受けている直後に、小学生3人が子猫を段ボールに閉じ込め川に流しているのを見かけ、猫を助けようと川に入ったのはいいけれど、増水した川の流れに足をとられ・・・・気がつけば猫の王国 と始まります。

登場人物は
番人(猫の王国で猫人を見守る猫又 表紙の一番右上)、オルカ(猫人、表紙で番人の下にいる子。騎士養成学校の仲間)、ミケーレ(学校の仲間、表紙左上部)、シェリー(学校の仲間)です。

挿絵情報:カラー口絵は二人の着衣キスシーン+しっぽ絡み図♡猫を飼ったことないのですが、じゃれあう時、こんな風にしっぽ絡めるんでしょうか?超絶キュートなんですが!モノクロは全部で8枚。もう1枚しっぽ絡み図があります。お話の方でもしっぽが感情を豊かに表現しているように思えて、しっぽ好きには嬉しい~

****** 個人的に今一つ好きになれなかった部分(かなりネタバレ)



由良が自分が自殺だと思われていることの誤解を解きたくて頑張った結果、起こる事態が苦手でした。いや、それはない と頑なに思ってしまって、いや話成立しなくなるからこれでいいじゃんという気持ちもあり、どうにもこうにもすっきり割り切れず、評価下げちゃって申し訳ありません(泣)
由良ちゃんもイズミも今一つ性格的に自分に響いてこなかった(二人とも善人)のも、ちょっと残念だったかな。しっぽ記載はとても萌えたのですが。
うーん、やっぱりちょっと残念だった。表紙で期待度MAXだったので余計そう思うのかも(泣)

4

可愛いだけではないファンタジー

ファンタジー。
由良くんがいいこで、おぼこくて性格含めてとっても可愛かったです。
時々猫語で「ニャッ」とか出ちゃうのも可愛かったです。
いじめられたりしても相手を恨まないってなんてピュアでいい子なんだ…と。
由良くんの純粋さが際立って、猫耳・しっぽ姿も可愛かったです。

貴洋のした事や行動はいただけないけど、あの年で由良のピュアさに邪な自分の想いを昇華できなかった彼の葛藤を考えると辛かっただろうな・・・と。

死んでしまってるんだけど、猫の王国で、ある意味生まれ変わって幸せになれてよかったです。
返す返すも由良くんいい子過ぎです。

ちょっぴしコミカルなところもあり、そして、謎もあり気になりながら読み進めました。
重い重いとひーひーなりながら番人を抱えて走る姿も、目に浮かぶようでした。

猫の王国、こんなところがあったら素敵ですね。
虐待された猫たちの事を思うととても哀しかったですが、本当に生まれ変わったら次こそは愛されて欲しいなと。
動物虐待についてもすごく考えさせられました。

ミケーレやオルカ達その他のキャラも魅力的でした。

そして、作品の世界観とyoco先生のイラストがぴったりでとっても素敵でした!

4

女王陛下、万能に近いほどの力、っていうか全能すぎ

善良な魂は空に向かい無垢な魂魄として浄化され
意識も何もかも消されてしまう死後の世界

でも猫の王国はとくべつに人間を招くことがある
天国全体は大空で、国は雲の一つに相当する、その独立小国で、少年は騎士を目指す--


なんだか懐かしい感じ
どこかで知っていたような……
と、思いつつ読みすすみ、
むかーし朝日ソノラマあたりで読んだような、
と思いついて気づきました
これは今でいうラノベなのかな?

ずいぶんなほど主人公がいい子で、
登場人物たちが、みな妙に幼く感じることもあるし
剣と魔法の学園ものだし

たぶんあてはめるなら
異世界(異次元)ラノベの仕立てだな、と
BLじゃなくてもいける、というのはありますね

と、いうつもりで読んでも
ついつい引っかかってしまうのはSF読みのくせみたいなもので
イズミが出てくればまずタイムパラドクスが気になるし、

番人の説明には、
それいくらなんでも偶然多すぎ都合良すぎでは
なんて、スカウト率や男子校に皮肉めいた感想をいだく-ようでは楽しめないと思い、

気を取り直して読むと
描写がうまく、細かい設定の組み立てに破綻もなく
恋に修行に日々頑張る少年のお話なのに、どこかふわっとした雰囲気のある印象的なお話でした

そもそもフィクションとして大きな嘘を成立させないほどの小さな嘘はない
のだけど、なんか違和感を覚えるのは
なぜだろう?

とはいえ、
人間を深く愛する女王陛下はご自分の箱庭で、お好みの人間を猫に寄せて愛でている、という精神世界で
結ばれるべき恋人同士は転生の末に相思相愛を叶える
なんて、これぞ天国というものでしょう

作者はこの設定を楽しまれたのだろうと想像しました

※後半から脳内BGM「時をかける少女」がぐーるぐる

3

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