特典ペーパー付
楔ケリの作品で、Twitterでも話題になっていたので、アニメイトで見かけて、購入しました。結果的には買ってよかったと思います。
超ネタバレ注意!
take1
同じクラスに編入してきた1個先輩の、志水瑛知。その彼のことをかなり気に入った、玖保晶之。本人に、本気で気に入っていることを告白。すると、志水は、本当に気に入っているのかを、証明しろと自慰を、強制。本当にし始めた、玖保。このことがあって以来、連絡は取れず、学校にも来なくなった。
ここで、本当に自慰をし始めた瑛知には、すごく驚きました。まぁ普通にこっち側としてはうれしかったですが。
take2
仕事で、デザイナーとモデルとして、一緒に働くことになった二人。そこから、ビジネスセックスをするようになった。
こういう、ビジネスセックスみたいな、関係は、何億と読んできましたが、(そんなに読んでないだろ)何回読んでもこういう設定は、ときめきますね。
take3
ジェムコレをすることになり、同居することになった二人。ジェムコレで、優勝できなかったら、先輩との関係を終わらせると宣言した晶之。そして、ドラマ出演が決まった、瑛知。
take3をよんで、、、同居キターーーー。はい。
take4
服のデザイン案が決まる。独占欲と優越感に浸り始める晶之。
服のデザイン案が、部屋いっぱいに埋まっていて、壁一面には、没になったデザイン案を見て、晶之の愛をだれよりも感じていました。
take5
過去の家族関係を、報道された瑛知。行方不明になった瑛知。
ここからお話が、超面白くなってきます。
take6
自分の思いを告げた晶之。ジェムコレで、優勝できた二人。
ここでの感動がやばかったですね。最後のキスなんか特に。
素晴らしい作品でした。
作家さん買い。
元々綺麗な絵を書かれるから今回のお話のファッション業界のお話にマッチしてて衣装を見て楽しみ、男同士の恋模様も読んで楽しみました。
元々仲がいいのかな? と思っていたら悪く、しかも数年後の出会いとか……なんだこれ、堪んねぇ!
拗れた関係で、それでもスカウトしてモデルをして貰って。
晶之くんの執着半端ないなー。歪んでるなー。
瑛知くんは最初は何考えているのか分からないようなキャラだったけど、話が進んでいくにつれて何に恐怖を感じているのか分かってきて、そこからの展開が怒涛でした。
最後のコレクションの際の衣装が本当に素敵で服のデザインに見惚れました。
特装版購入。
表紙のゴールドの箔押しがキラキラと目を惹きます。
(通常版はシルバーでクールな印象も良き!)
小冊子はフルカラーのイラスト集。
ルックブック風のデザインで晶之×瑛治の対談も掲載されています。
美麗なイラストが眼福な小冊子なので
ケリさんの絵がお好きな方は要チェック♪
ファッションデザイナー(年下クレバー執着攻め)×
人気モデル(年上ミステリアス空虚系受け) ーのお話です。
晶之(攻)と瑛知(受)は同級生ですが、
瑛知はダブっているので年齢は1つ上。
作中で「先輩」呼びされています。
晶之は瑛知と出会った瞬間、吸い込まれるような衝撃を受けます。
それから瑛知にせっせと話しかけるのですが相手にしてもらえません。
ある日、晶之の真っ直ぐな言葉を瑛知は揶揄で返し…。
勢いでセックスをするのですが翌日から瑛知は登校せず。
同級生といってもほんの一時で、それきり2度と会えぬまま終わります。
目の前からは消えたけれど、街中に溢れる瑛知のポスター。
人気モデルとして着々と階段をあがっていく姿。
晶之も負け時と必死に頑張り、
目標だった瑛知をモデルとして迎えるブランドを立ち上げーーーと展開します。
ファッション業界という舞台とケリさんの作風がドンピシャ!
一般人には到底着こなせないような華やかな衣装がシックリきます。
かっこよかった~!(∩´///`∩)
晶之が若くして成功するのはバックボーンが強いのもありますが、
元々天才型で才能の塊に加えて、服作りに真面目でストイックな努力型でもあり。
イケメン・金持ち・天才という無敵さよ…ヾ(*´∀`*)ノ
やんちゃな性格なのに一人称が「僕」なのも萌えポイントです♪
個人的に一番グッときたのは服作りに没頭したあとの無精ヒゲ姿!
あああイイ~~~~(∩´///`∩)
キラキラした男からのギャップにめっちゃ萌えた!!!
(ただ、このシーンはページめくると無精ヒゲが消えてる…。
場面は同じなので書き忘れ?っぽいのが残念。編集さん仕事してと思った…;)
瑛知は『何にでも染まれるモデル』として描かれています。
個人的には良く言えば無色透明・悪く言えば個性がない、という意味合いに捉えました。
何にでも染まれるというのは
服を”魅せる”モデルとしての才能だと思うのですが、
瑛知自身は自分を空気のように見てるのがなんだか痛々しい…。
それでも晶之に愛されて、愛されて、愛されて、ようやく自分の色を持ち出す。
空虚だった瑛知が変わる姿が良かったです(﹡´◡`﹡ )
(それで「good bye harlequin」となるのですね!なるほど!)
脇の晶之お兄ちゃんは初登場時は普通に女性だと思ってたのでビックリ。
灰田(ディレクターで恋人)とエッチしてるとき攻めてたのも又ビックリ。
女性に見えるけど身体は男でタチしてる色っぽさにヤラれました∑(゚◇゚///)
しかも下になってる灰田が~~~~!!!
仕事中すごくクールで淡々と表情崩さないのに、トロトロに可愛く喘いでてギャップ萌え////
脇CPのエッチシーンはすっっっっごく萌えました(∩´///`∩)
(インタビューによるとリバのようです)
(個人的にはこのまま固定で続編みたい)
(とにかくギャップがエロかった!////)
晶之・瑛知の邪魔しようとしたのは許しがたいけれど、
お兄ちゃんにはお兄ちゃんの苦しみがあったようで、後味が良くない;
(でも寄り添うように支えてる灰田は萌えしかない)
お兄ちゃん救済もあると良いな(;ω;)
とにかく「狂㒒」という衝撃的な作品から、楔先生の本が発売されれば迷わず購入してしまいます。。
絵は美麗で羞恥…どうしたらあんな魅力的なキャラを描きだせるのか!
攻めは常に美しく尚且つ受けに対して歪みはあれど根は誠実で男前、受けは何とも妖麗で刹那的な美しさと色気が香り漂い…
どの作品も楔先生の描くキャラには見惚れてしまいます。
まあ、それだけで満足なんですが…お話の内容は…う~ん、これは難しい(^_^.)
流石、楔先生ストーリーは一筋縄ではいかない感じで読みごたえあります。
が…どのページも美しく魅せる事に特化して、大事なところを省いてしまっているというか…
登場人物のはっきりした紹介がないので見分けにくい。
場面展開が分かりにくい。
なので、私も途中で何が何だか分からなくなり読み返すことしきり…
私の理解力が乏しいのかしれませんが、読むのに時間かかりますよ。この作品。
時間のある時に腰を据えて読まれることをお勧めします。
まあ、それなりに難はありますが…とにかく盛り上がりの萌え度がすごいんです。
ここぞというところにがっつり読み手の気持ちをつかんでくる楔先生のテクがすごいんです。
脱帽です。
楔ワールドを是非ご堪能下さい。
デザイナーの晶之(攻)とモデルの瑛知(受)の、10年前からの両片想いこじれこじれカプです(^^)
こじれ系大好きなので、青ざめたり歪んだりする表情にたくさんゾクゾクでき、また、ファッションという華やかな業界と彼らの暗い心の闇が"光と影"のように感じられて面白かったです!
モデルとして色が無いと思われる瑛知ですが、瑛知に色が無い=何色にでも染まれるとも解釈でき、それが瑛知の"本心が誰にも分からない"というイメージと重なって私には感じられました。だから"俺色に染めたい"と強く執着する晶之には、自身を"見透かされている"ように瑛知は感じていたのかなと。瑛知も、晶之色に染まることを望んでいたように私には見えました。
自分の創ったものを"君(瑛知)に着てほしい"と思い続ける晶之と、熱い感情を晶之がぶつけてきてくれて嬉しかった瑛知が、やっと素直になれたなと感じたとき、泣きそうになりました(/ _ ; )グッときたなぁ!!!
特装版を購入したのですが、晶之と瑛知が新ブランドを立ち上げたので対談が載っていて、それがめっちゃ良かったです(^^)"あなたがいてくれたら"ってお互いが言ってるように感じちゃいました(〃ω〃)相手へのメッセージを聞かれて、"(ブランドの)看板でいてもらえれば"と話す晶之に対し"彼の服に相応しいモデルでいようと"と答える瑛知。そんな事言われたら、晶之だって"……"って黙っちゃいますよね(^^)!実は瑛知はかなり晶之が好きだと思います笑!!
読めば読むほどに面白くなってハマる作品だと思いますので、ぜひ(^^)/