電子限定おまけ付き
深窓の坊ちゃんアウトドア親子に出会う!
とても良かった!
雅人の浮世離れした感じがなんとも可愛いので悶絶しました。ラーメンの食べ方が最高でした。
森住と甥の満天と一緒に過ごすうちに、弟へのわだかまりが無くなって行く過程が読んでいて自然で、安曇先生ならではだと思いました。
徐々に明かされる森住の家の事で雅人が悩んだり、森住の強烈なお姉さんが登場します。
でも、読者には森住の心が誰に向いてるなんかは一目瞭然なんですけどね。
雅人の両親との和解からの展開がちょっと駆け足だったような気がしました。
2人がくっついてからのお話がもっと読みたかったです。
奈良先生の描く森住がイケメン過ぎて大好きです。
穂高(30)×雅人(20)
男前スパダリ攻め。童貞天然ゲイ受け。
好きと自覚してない時かは、穂高の腕の筋肉や血管、声、口調に、男らしさを感じてドギマギする雅人がすごく可愛い。
タイミングがいいのか悪いのか、雅人はよく勘違いする場面に出くわす。
読み手ですらモヤモヤハラハラする展開でも、察しがすこぶる良いスパダリ森住が即座に誤解を解くので、何から何まで気分良く読めた。
受けの初恋が、10も年上の大人の男ってのが堪らなく萌える。
満天は、兄夫婦の子供で森住の甥。
姪じゃないので嫌な気分にならずに読めた。
森住を意識している雅人に気づいているのかいないのか、軽薄なタラシ色男みたいに雅人と接して揶揄う関係性がすごく良い。
唯一のマイナス点は、穂高の姉がめちゃくちゃ嫌な奴。全体のうちのほんの一瞬しか出てこないが、終盤近くで出るから、幸せに完結しても嫌な気持ちが少し残る。
穂高も雅人も、次期社長と次期当主の指名をちゃんと意思強くきっぱり断ってくれたのが気持ちよかった。
家柄に流されない二人で良かった。
とっても爽やかな表紙そのままのハートフルラブストーリーでした。
思わずプッときて、ちょっぴり切なくて、最後はあたたかい気持ちになれる。
作者さんの持ち味がとても良い形で出ている作品だと思います!
内容です。
旧華族出身で浮き世離れした大学生・雅人。
そんな彼が大学で出会ったのは、大らかで懐の広い准教授・森住と、その息子・満天。
ひょんなキッカケから3人で過ごすようになるうち、雅人は森住との時間を居心地良く感じるようになり-・・・と言うものです。
こちら、大らかな包容力攻め×天然受けです。
准教授と大学生が、ほのぼの子育てを通して距離が近づきと、ストーリーとしては目新しさはありません。
が、とにかくキャラクターが魅力的。
受けの雅人ですが、超天然なのです。
旧華族の家柄出身と、世間知らずの純粋培養です。まさに箱入りです。
いつも丁寧で美しい言葉を使い、背筋をスッと伸ばした優雅な姿。
で、超天然な言動。
正面から見るとキッチリ整った見た目なのに、後ろ頭だけ寝癖でクシャクシャだったり、超猫舌でラーメンを一気に食べる事が出来なくて、1本1本フーフーしながら食べたり。
森住がですね、最初から雅人を構い倒すワケです。
やたら過保護に面倒を見て。
そんな彼に雅人は惹かれて行くのですが、天然故に自身の気持ちに気付かない。
で、ちょっとした事で浮かれたり、逆に落ち込んだりと、自身の感情の動きに戸惑う・・・。
なんかもう、可愛くて可愛くて・・・!!
読みながら「それは恋ですよ!!」と何度言いたくなった事か!!
あと、森住が懐の広い包容力攻めと書きましたが、実は結構ヤキモチ焼きだったり、雅人に振り回されてるんですよね。
雅人にバイトとして資料の整理を頼むのですが、彼の為にお菓子を用意し、専用のマグカップを準備しててな具合に。
そして当て馬である雅人の親友には大人げなく張り合う・・・。
いい年した大人が、わりと余裕を無くして内心では必死になってるのにめちゃくちゃ萌えるのです。
ここに雅人と森住、それぞれのお家騒動が絡んでと、ちょいすれ違いが起こります。
これ、登場人物が、皆が皆いい人なんですよ。
家族間でも、ちょっとした誤解やすれ違いがあったりするのですが、最終的には心があたたまる優しい結末で。
先にも書いた通り、ストーリーとしては目新しさは無いのですが、とにかくキャラクターの魅力だったり、ほのぼの可愛いエピソードや、キュンとさせてくれるシーンだったりで萌えさせてくれる作品だと思います。
ほのぼの可愛い作品好きな私は、とても楽しく読めました。
最後になっちゃいましたが、猫舌な受けが一生懸命フーフーしながらラーメンを食べてる姿を、これほど可愛く書けるのは安曇先生ならではだと思います。
所々くすっとなるシーンとかあって可愛いお話でした!
ちみ成分もあり、「おとさん」、「おにいたま」というセリフが出てくるだけで萌ます( *´艸`)
奈良先生のちみっこ絵可愛かったです~♪
それにしても、礼儀正しく浮世離れした受くんの天然さが可愛い!
胸がトクンってするところとか好き。
とにかく受の天然というか世間ずれしてない生態をこれでもかと堪能して愛でさせて頂きました~。
以下、ちょっとネタバレ記述があります。
お話半分以上過ぎて恋してたって事に気付いたのには思わず突っ込んじゃったけど、そこが彼らしいというかなんというか特に可愛かったです~。
攻はスパダリですっ!
作家さん買い。
タイトルから甘々なのを期待して読み始め。
結構複雑な家庭環境で育ったお坊ちゃまが受けさんね…ふむふむと
読んでいたのは本当に最初の方。
しっかり者ではあるけれど世間ズレした天然くんな受けと
いかにも包容力大な印象にも関わらず少年っぽい雰囲気を併せ持った攻め
という、内容的にはシリアスに進んでもおかしくない展開だったけれども
何しろこの2人中心で進んでいくので、結構ライトな感じで読め、
攻めの気持ちを改めて知った上でまた読み直すと、
ただの甘々な無自覚いちゃいちゃばかっぷるによる
子育てものだったな…と笑。
この2人を時には掻き回したりくっつけたりと絶妙なアシストをしてくれた
満天くんが、もうただただ可愛い。
少しませたところも、今作の受けさんとの相性もよかったように思います。
出来れば、コミコミ特典の小冊子もオススメです★
満天くんの独創的なアイデアには笑っちゃいました(o^∀^o)