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失恋を忘れるには次の恋じゃーーーッ!
とは言っても そう簡単に恋なんて落ちてるもんでもなく
ひとり寂しく部屋に帰るのが辛くて 映画館でね ひっそり泣くとか
あたしにはないッ! なかったッ!
そこまで人を想ったことがないのよ たぶんッ!←どうでもいい
偶然に偶然が重なれば もはや必然
人の話を聞かなすぎるのがタマにキズ されど真っ直ぐで 煩いくらい超ポジティブ
人の心なんて 何時なんどき どんな方向に転がりだすかなんて誰にもわからないんだけど
人の話聞かない人だからって 転がった先がそれかいッ!って
最初読んだとき 人のはなし聞かないこのテンションと 両想いなのにトンチキにすれ違っちゃうところが どうにもめんどくさくて胸焼けしそうだったんだけど
何でかしらね?
内田さんの新刊に この2人がチラっと出てたから の思いだし再読 熟成されたのか?
アッと言う間にくっついて ヤリ散らかすだけの甘々読みすぎたせいなのかな?
初めて落ちた 恋焦がれ追い縋るような恋に迷走するふたり
じれったいはじれったいんだけど これはこれでアリだな と今しみじみ なにかを噛締めております
上では想像できなかった展開でした。
いやー、牧島話を聞け!な状態が長かった。
江森が自分の気持ちを自覚して意識しちゃって牧島を避けちゃったら、牧島は困らせてる振られると今度は江森を避け続け。
江森が行動的です。前の彼女にも縋ったり追いかけたりしなかったのに。
本当に大事で大切でかけがえのない相手なんだなあ。
まさか女装の用意までして。そこまでなんとかしたかったんだなあ。
告白されてもここまで避けられたら牧島が自分のことを諦めちゃうと必死だったんですね。
言いたいこと何でも言い合えて、いざ両思いがわかったら展開早かったな。
上では想像つかなかったけどマッチョ同士でエッチも遠慮や恥じらいとかあんまりなくて、お互いやりたいようにやってて新鮮でした。
牧島が江森にキューンときたり可愛いと思ったり良かったなあ。
良いところが好きなところになってた。ならいくつ?丸ごといっこあればいいって。名言ですね。
初めは江森が牧島になかなか心を開かなかったのにどんどん打ち解けて遠慮がなくなって、気がついたら恋をしていて。追いかけて追いかけて。いいなあ。
上巻も十分素敵な雰囲気でしたが、下巻は笑いとエロが詰まっていました。笑いといっても、いかにも濃いギャグというわけでもなく、本当に自然に物語に溶け込んでいて思わずくすっと笑ってしまうような、そんな柔らかい笑いです。一旦告白したものの、江森の返事を聞くのが怖く、江森も同じ気持ちを返そうとしているのにことごとく拒む、牧島の1人劇場感がすごく面白かったです。男女なら成立してたというのなら、女装してやろうじゃないかという江森の思い切った時の行動力も素晴らしい。もちろん、牧島は男の江森を十分魅力的に感じているのですが(笑)。
なんとか2人の気持ちが通じ合って結ばれてからの2人の絡みは、プラトニックに徹していた今までを取り戻すかのように濃く、激しく、甘いものでした。なんせお互いとてもいい身体してますからね。攻めの牧島はもちろん、受けの江森も胸筋腹筋大臀筋と、すべて引き締まっていて弾力も豊かそうなんです。これは抱く側としてはたまらないですよね。普段は牧島より冷静で、ツッコんだり窘めたりすることが多い江森が、セックスの最中は顔を赤らめ感じ過ぎると可愛い声で鳴く。ギャップ萌えせずにはいられないと思います。リアルなノンケ同士の関係の変化を楽しめる良質な作品でした。
〖DMM電子書籍〗
修正 : がっつり白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : あり、星空
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : 漫画2P、水泳対決
備考 :
ふた言 : 何度も読み返したい。というか読み返す絶対。
〖紙媒体〗
未読
下巻は、江森覚醒。
告白したことで、江森を困らせたと思った牧島は、何とか友人に戻ろうと、江森と距離を置く。
その間に、江森は恋を自覚するんですね。押してもダメなら引いてみろ。
そして、完全に方向を間違ってるんですが、女装して牧島と恋愛関係を築こうと、衣装や化粧道具を揃え、スキンケアを始める江森。どんだけ天然!
受け身だった江森が完全に覚醒して、牧島にぐいぐい迫る。ついに結ばれるんだけど、甘くはならなくて、やっぱり自然なやりとりがすごく素敵。内田先生、二人の成長を見てきたんですか、という気にさえなる。
最後は本編の二人でしっかりHありますが、それはもう目的じゃないですね。本当にぴったり、相性の良いお似合いな二人を見ているだけで幸せな気持ちになります。