捜査官は愛を乞う

sousakan wa ai wo kou

捜査官は愛を乞う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

139

レビュー数
2
得点
37
評価数
10
平均
3.9 / 5
神率
60%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524592

あらすじ

篠森警部補は疎遠な父から遣わされた公安の百合永を最初ははねつけるが、
ある取引で百合永に抱かれたことから……? 
ドラマティック・ラブ♥

表題作捜査官は愛を乞う

百合永倫成、篠森家執事の三男で警視庁キャリア、33
篠森瑞紀、愛を信じない刑事、31

その他の収録作品

  • お手をどうぞ、シンデレラ
  • あとがき

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レビュー投稿数2

『紳士』じやないような気が……

雑誌を読まないものですからあまり情報がなくて。
「でも、捜査官って言うからには警察ものだよね」と『新世界恋愛革命』が大好きな私は実に楽しみに待っておりました。
そしたら……続き物でした。完結は12月発売とのこと。
それも、これから波乱が起きそうな部分で終わっています。

政略結婚(いつの時代だ!)の末、離婚した両親を持つ刑事の篠森は、恋愛をする気がありません。刑事の仕事と、可愛がっている兎の玲於奈(フレミッシュジャイアントという種類で柴犬くらいの大きさに育つのだそう。検索したら、確かにかなりでかい)に生活を捧げています。
ただ、鳥谷さんのお話の登場人物らしく、親に対して激しい恨みを持っているとか、親に愛されなかったことがトラウマになっているとか、そういう『黒さ』はありません。うじうじせず、自分の仕事で市民のためになればそれでいい、という感じ。篠森、イイ奴です。

そこに、父方の家に代々務める百合永という美丈夫かつ、一般常識の通じない『宇宙人』が訪ねてきて、家督の問題やら、篠森が刑事になるきっかけを作ってくれた恩師の不審死やら、様々な事件が起きるのと同時並行でガンガン攻めまくられちゃうという風にお話は進んで行きます。

百合長は、ご想像の通り変態なんですけれども(笑)。
本人曰く「尻尾をはやした男性にしか興奮できないゲイ」。
尻尾の飾り(?)が付いたアナルバールの膨大なコレクションを所有していたりするんです。
で、なおかつ、話がかみ合わない、かみ合わない。

……私、好きなはずなんです。この感じ。
この感じが好きで鳥谷さんのファンになったはずなのに、このお話ではどうしても百合永が好きになれないんですよ。
悶々と考えて達した結論が「百合永は『変態紳士』じゃないのでは?」。
『紳士』というより『商売人』の匂いがするんです。ほんの少しなんですけど。

「今日はそういうことはしません」という約束で篠森の部屋を訪れたのに「本当に抱かれたくないときには、部屋に男を上げてはいけません」って言って、やっちゃうとかね、公安は息をするように嘘をつくと知っているのだから、篠森にも落ち度があるとかね。
どうも、私が鳥谷さんの『変態紳士』に期待しているとぼけた感じが薄いんです、百合永って。

この手のへりくつを言う男性を「可愛い」と思えれば良いのでしょうが、私は「去ね」と思っちゃうものですから。
玲於奈が百合永にした『しうち(書かないでおきますね。お話をご覧になってください)』で「ざまあみろ。天罰だ」と、実にスッキリいたしました。

百合永はまだまだ謎が多い書かれ方をしていますので、これから紳士ぶりを大いに発揮してくださることと次巻を期待してます!

0

二人の会話だけでも読む価値あるからー!!

鳥谷先生で、紳士的な変態で、強気美人で、刑事ものと来れば!!
もうこれでもかと私のツボを突きまくってまして!!!
ホント、変態くさい会話(と、怒りのツッコミ)が面白すぎで、笑い転げながら読ませていただきました。

ところでこちら、続きものです。
続編が出るのは12月10日の予定。
続きものが苦手な方はご注意下さい。



内容です。
肉親の情に恵まれず育ち、愛を信じない刑事の篠森。
仕事と愛するペットの兎・玲於奈を可愛がる人生に満足しています。
そんなある日、篠森の生家に代々仕える執事の三男・百合永が現れます。
父親の使いとして現れた彼は、篠森家を継いで欲しいと告げー・・・と言うものです。


まずこちら、超変態で警視庁キャリアで公安の百合永×強気美人な刑事・篠森と言うカップリングです。

お話自体は篠森の視点で進み、次々起こる事件に対処しと、主に刑事のお仕事描写がメインになります。
この部分ですが、如何にも現実で起こりそうな事件が次々舞い込み、部下達(篠森は係長)とタッグを組んで事件解決に真摯に取り組む篠森が好印象です。
また、真面目で頑張り屋の新人刑事だったり、やたら雑学的なものに詳しい刑事だったりと、脇役達も愛嬌たっぷり。
読んでいて、とても楽しいです。


が、一番おすすめなのがですね、攻めである百合永の変態っぷり。
篠森家の執事の家系で警視庁キャリアで公安でと、何だか超ハイスペックなこの男。
めちゃくちゃ変態です。
美貌の持ち主で態度や言葉遣いは紳士的なのです。
なのですが、話し方は上品なのに、言ってる内容はめちゃくちゃ変態。
そもそも二人の出逢いですが、篠森が事件の聞き込みに来たアダルトショップで、百合永が買い物していてと言うもの。
尻尾付きのアナルパールと超マニアックなものを購入しながら、その態度は堂々たるものです。
アダルトグッズでは無く、趣味のインテリアでも買ってるような崇高な気配を漂わせちゃってます。
逆に篠森の方が若干恥ずかしがっちゃったりして。

で、この二人、事件の真相を探るため、篠森が警視庁キャリアである百合永の力を借りようとした事から身体の関係になります。
力を貸す代わりに、抱かせて下さいて感じで。

百合永は変態ですが、尻尾付きのアナルパールだけでは無く、指サックに執着してます。事務用では無く、アダルトグッズの指サックですよ!!
そんなワケで、エロでは指サックが大活躍。
篠森との初エッチで使用した指サックを記念に持ち歩いたりもしてまして、篠森から「変態指サックマン」呼ばわりもされてたりします。
そう、変態丸出しの台詞で甘い事を言いまくる百合永と、それにいちいち怒りのツッコミを入れる篠森の会話も楽しくて仕方ないのです。
この二人の会話だけでも読む価値あるから!
読む価値あるからー!!


この後、捜査で張り込みの最中に・・・、と緊迫した状態で以下次巻です。
ちょっとしたすれ違いなんかも重なりますが、多分そこまでジリジリ状態で続刊を待たなくてもいいんじゃないかと。


あと、書き下ろしの短編「お手をどうぞ、シンデレラ」には爆笑しました。
ここ最近の鳥谷作品では、一番の変態じゃないですかね。百合永は。

5

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