捜査官は愛を知る

sousakan wa ai wo shiru

捜査官は愛を知る
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神42
  • 萌×212
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

83

レビュー数
8
得点
280
評価数
62
平均
4.5 / 5
神率
67.7%
著者
鳥谷しず 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524769

あらすじ

百合永の愛の言葉に、篠森の心は次第に開かれていくが……?
刑事同士の極上ラブ・ロマンス完結♡

表題作捜査官は愛を知る

百合永倫成、二宮家執事の三男で警視庁キャリア、33
篠森瑞紀、愛を信じない刑事、31

その他の収録作品

  • 愛の辿りつく先
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数8

愛を知る事が出来た瑞紀に乾杯!

「捜査官は愛を乞う」の続編で、完結巻になります。
完全な続き物なので、気になった方は前巻からお読みなった方がいいかと。

で、タイトルが深いんですよ。
前巻では、愛を信じずに生きてきた主人公が、愛を認めて求めると言うのがテーマなんですよね。
そして、今作で愛を知るー。

知ったばかりで、「愛」に関しては初心者も初心者の主人公。
愛を知ったばかりに、経験する事になる苦しみ。
そして喜び。
そんなものが丁寧に綴られていて、とても心を打たれました。
百合永が言う通り、愛って信じる事から始まるんだなぁ。

あと、前巻では、攻めである百合永に対して、どうも好き嫌いが分かれたようですが。
多分、今作をお読みいただけば、彼の一貫してブレない、瑞紀への深い愛情がお分かりいただけるかと。
変態で自分の欲望に忠実で、だけど誰より彼の愛は大きい。
愛を信じない相手を、真っ直ぐ愛し続けるって、実はとても勇気がいる事じゃ無いでしょうかね。
まぁ、百合永が、そんな普通の人間並みの感性を持ってるとしてのお話ですけど。


内容ですが、公安キャリアの百合永×愛を信じない刑事・瑞紀による刑事ものでシリーズ完結巻になります。

百合永と出会い、彼に恋をして、愛を信じ始めた瑞紀。
しかし捜査中に、彼の裏切りとも言えるセリフを聞いてしまい・・・と言う所からの続きです。

愛してしまったばかりに、初めて知る痛みに苦悩する瑞紀。
そんな中、恩師・海老塚の不審死に纏わる新たな疑惑が浮上します。
一人で事件を追い続け、真実に近付く瑞紀。
その前に、公安である百合永が立ち塞がりー・・・と言ったものになります。

この事件に関してですが、今作で伏線を回収しつつ見事な決着を見せます。
私はこう言う事件ものって、読んでるうちにこんがらがって来ちゃうんですよね。
事件の関係者とかも、誰が誰だっけ?みたいな。
で、こちら、そんな私でも理解出来る、優しい仕様になっておりまして。
結局、海老塚の死の真相ですが、政治家も絡みと大きな広がりを見せるんですね。
また、その裏にあった真実と言うのが、ちょっぴりほろ苦い・・・。
彼は多少融通がきかなくても、いい教師だったんだろうなぁと。

が、この作品が素晴らしいのは、事件を追いかける中で、主人公が愛を学んで行く所だと思うのです。
百合永から与えられる溢れんばかりの愛情。
しかし、愛を信じ始めたばかりで、愛する事自体が下手で臆病な瑞紀。
公安と所轄の刑事と言う二人の間には、立場の違いから様々な出来事が起こります。
その為、瑞紀の気持ちと言うのは、行ったり来たりを繰り返すんですよね。
そう、信じる事って怖いんですよ。
でも、そこからしか始まらないんですよ!!

で、そんな瑞紀を大きな愛で受け止める百合永。
しつこいですが、彼はかなりいい男だと思うんですよね。
手放しで愛を捧げ続けると言うのは、それこそ深い愛が無ければ出来ない。
迷い、時に拒絶して閉め出そうとする瑞紀を、そのまままで丸ごと受け止める百合永に、深い愛を見るのです。

ところで、今作でも相変わらず百合永は変態です。
前巻に引き続き、二人の会話が面白いの何のって!!
愛し合う恋人同士は、一緒にシャワーをあびなければいけない決まりだと言い出す百合永。
「何だ、それは変態ランドの条例か」と返す瑞紀。
すると「まさか。愛の国の法律です」みたいな。
二人の会話が楽しくて楽しくて仕方ないんですよ。
瑞紀がどれほど憎まれ口を叩こうと、華麗に愛の口説き文句で返す百合永がお見事で。
これだけ全力で愛され続けてれば、もう愛を信じるしかないよね。
ちなみに、指サックが相変わらず大活躍でした。
色んな意味で。

個人的に、事件描写がもう少し少な目の方が好みだったりはするんですけど。
とりあえず、愛を知る事が出来た瑞紀に乾杯!!

11

キャラ・エロ・サスペンス。三拍子揃った傑作

楽しみにしていた2巻。
素晴らしい内容でした!

2巻では早々に恋人関係になる2人。
熱い愛の言葉を降り注ぐ百合永に対し、素直に好きが言えない篠森(31)が可愛らしい。
言いたいけど言えない…ツン多めの篠森。
愛を囁かれると赤面するほど嬉しいのに、
「……あそ」
と毎回ごまかすのがツボでした!

サスペンスとしては、まず恩師・海老塚の不審死を追う…という太い柱があり、その他に日常の事件も興味深く描かれています。
日常の事件には大きな謎やからくりがあるわけではないのですが、描き方やテンポの良さが手伝って、読者を飽きさせません!
そして、恩師の事件のほうは、真相が明らかになるにつれ徐々に巨悪に迫っていくというスリルある展開に。

2巻通して、サスペンスパートとラブエロパートのバランスのよさが光っていました。
次々と見どころに襲われて、ハラハラし、萌え滾り、濃厚なエロにドキドキし…と息も絶え絶えでした。

百合永の《敬語の変態指サックマン》も健在。
やはり大好きだぁ…。
加えて、篠森の感じっぷりも凄まじいんですよね。
小山田先生の挿絵も素晴らしいため、より一層エロがエロエロしく。

普段BL小説以外ではミステリーやサスペンスものをよく読むのですが、今回鳥谷しず先生の作品を読み、文体やストーリー展開などがとても肌に合いました。
今後も読ませて頂きたい作家様に出会えて嬉しく思います。

評価は全体を通して「神」でつけさせて頂きます。

9

暗躍する公安×錯綜する警部補+戦う兎

今回は警視庁外事課長補佐の警視と
新宿北署国際犯係長の警部補のお話です。

恩師の不審死の真相を追う受様が
攻様の関係に決着を付けるまでと
本編後の二宮家での出来事を収録。

政略結婚の末に生まれた受様は
不仲の果てに離婚してそれぞれが
新たな家族をもった両親の影響で
恋愛という情を信じていません。

受様は新宿北署の警部補として
刑事課国際犯第三係長として
忙しい日々を送る中で

継承問題が勃発した二宮家のために
執事家系の三男である攻様が
受様は接触してきた事から
受様の生活が一変してしまいます。

三男である攻様は二宮の執事ではなく
警視庁キャリアの公安でしたが
育ちと仕事柄から常にマイペースで
受様に様々なアプローチを試みます。

二宮家の問題は義妹が後継者となった事で
終止符を打つのですが
恩師の事故死に不審な影を感じた受様は
公安としての攻様の協力を得るために
受様と身体の関係を持つに至ります。

攻様との関係が続く中
攻様は受様を包み込むように愛し
受様は徐々に攻様に惹かれていきますが

捜査中に偶然見かけた攻様の会話から
攻様の言葉が信じられなくなるのです。

そして恩師の死の謎を追う中で
ヘロイン中毒での転落死に隠された
別の殺人事件までも隠蔽されている事が
見えてくるのです。

受様は恩師の死の真相に辿り着けるのか!?
そして攻様との恋の結末とは!?

「捜査官は愛を乞う」に続く
雑誌掲載4回分の後半2回分に
SSを書き下ろしての文庫化で
シリーズ完結巻になります。

後半部分の雑誌は持ってましたが
一気に読んだほうがいいかと
文庫が出るまで待つ事にしましたら
昨年12月刊だったはずが
伸びに伸びてやっとお目見え!!
長かったよぉ (>_<)

皆様も同じ気持ちで待ってたと思うので
そこは仕方がないですけどね。

本作では前巻で受様が
攻様に気持ちを傾けてしまっただけに
色々と思い悩んでしまう事になります。

攻様の家系の者にとって
一番に大切なのは二宮家の事情であり
公安にとって優先すべきは
国政の安定、安寧である事は明らかで

受様にはそれらを凌駕するほど
自分に価値があるとは思えず
攻様の愛情を信じられなくなるからです。

そして事件性がないと思われていた
個々の事件が次々と結びついていき
裏で糸を引く人物に辿り着いても
受様はその陰に攻様の関りを否めなず
危ない単独行動に走るのです!!

受様か辿り着いた恩師の死の真相は
思った以上に悲しい結末でしたが

全てが明らかになり
受様が攻様という家族を得るまで
ワクワク&ハラハラで
たいへん楽しく読めました (^O^)/

攻様が受様に愛情を疑われた時
自分に訊けば良かったと言ってますが

受様が真意を疑ってしまったのは
話の進展上の駆け引き要素を加味しても
攻様の思考回路が独特過ぎで

素直に話してくれなさそうだし
悪くしたらさらに謀られそうだよね!?
って思ったのは私だけじゃないはず(笑)

事件要素の展開の他にも
微妙に噛み合わい会話とか
受様の愛兎と攻様とのバチバチも
とっても楽しかったです。

受様は愛を信じないと言いながら
残された兎をペットとして愛するように
他者に心を寄せる事が出来る人だからこそ
攻様も興味を惹かれ

強引な手段でも受様の心に
ドンドンと踏み込むような攻様だからこそ
大切な誰かを作る事に怯えていた
受様の目を向けさせる事ができたのでしょう♪

攻様の怒涛の愛情攻撃は
素直に嬉しいばかりではないかもですが
受様には体力の許す限り甘々ライフを
満喫して欲しいです(笑)

本作は前巻と合わせて
プチ文庫の全サ企画対象ですので
忘れないうちに応募しましょうね (^-^)

今回は公安繋がりで井上ハルヲさんの
『デンパ男とオトメ野郎』をおススメです。
この攻様もかなりいっちゃってる男です(笑)

8

ただそこにある愛に気づく

前作『捜査官は愛を乞う』で不完全燃焼して、どうも納得がいかない気分のまま待っていたこの1冊。
良かったぁ……百合永、ちゃんと『紳士』でした。
私の大好きな鳥谷さんの『変態紳士』!

『攻めさんが受けさんを大好きで尽くしまくる』というシチュエーションは好きです。でも天邪鬼なので、素直に「好き好き」というのでは、何となく物足りないと思ってしまうんですよね。
「じゃあどういうのが良いんだ?」と聞かれれば『好きで好きで、好きが明後日の方向に行ってしまって』受けさんが「?」となってしまうというのが、大好物なのです。
本作でそこにストンと着地したのでとても満足です。
私としては『愛を乞う』と『愛を知る』は、2冊続けてお読みになることをお薦めします!

愛のない政略結婚によって生まれた篠森は「愛なんて信じない」と言いつつ、心の底では自分を心底愛してくれる人を求めています。
ある意味「すごーく乙女だったんだな」と今作を読んで思いました。
捜査官なんて、人の心の裏を読み取る仕事ですよね?
そんなことを日々やっているから、どんなに愛を語られても信じることが出来ないんだと思ったんですね。
おまけに、愛を語る百合永の言葉は常軌を逸するほど熱烈すぎるし、ストーカーまがいに思えるし、挙句の果てに『突起付き指サックプレイ』だし。
これに「(篠森は)旦那様のご子息。私にとってはそれ以上でも、それ以下でもない」なんていう百合永の言葉を潜入捜査中に立ち聞きしてしまったとすれば、そりゃあ、恋ではなく何か別の目的があったんだろうと思いますわな。

前作から引き続き、篠森の恩師の死亡にまつわる事件が書かれるのと同時に、逮捕した被疑者を公安に横取りされる事件が出て来ます。
後者は、篠森としてはとても悔しいことなんですけれども。でも、この2つの事件と前述した百合永の言葉が見事に絡んで、篠森にとって最良の解決へと繋がっていくんですよ。
これ、とっても上手い!
いやほんと「そう来るのね。なるほど……」と唸りましたよ。

「いい匂いしかしない人間なんていないのよ。あなたも大人になったら、わかるわ」
幼い篠森に母が言った言葉なのですけれど、これがとても印象的でした。
確かに、百合永も良い匂いばかりする人間ではなかったから、篠森は途中でその心を疑ってしまいます。
でも、百合永が言ったとおり、彼は篠森に嘘はつかなかったんですよ(おまけにお話終盤で公安の捜査内容に触れる百合永の『独り言』は、結構な勇気がいる独り言だと思うのね。ホントはこれ、かなりマズイでしょう)。
愛は常にそこにあったんです。
ただそれに気づけば良かっただけ。
いやー、大変満足いたしました。

蛇足ですが、
百合永が玲於奈(ウサギ)にWe Will Rock Youの『足踏み鳴らし』をご教授するシーン(笑)があるのですが、鳥谷さんも『ボヘミアン・ラプソディー』を観たのでしょうか?これだけのヒットを飛ばす前に書いたシーンだとしたら、なんと言う先見の明!もしくはシンクロシニティ!
今回も小山田画伯のイラストは大変美麗でございますが、美しいだけにここのイラストは笑っちゃったよ。
しかし、これだけ頭の良いウサギなら、玲於奈って篠森を自分の番だと思っているのではないかしら?百合永が嫌いなのではなく『番を奪い合っている』という認識なんじゃないの?

9

伏線を回収しつつ進むストーリーに圧倒されました

『捜査官は愛を乞う』の続編にして完結編。

前作はいまいちツボに入らず、だったので、こちらも買おうか悩みましたが、いやいや、

めっちゃ面白かった…!

前作で解決しなかった、篠森の恩師である海老塚の死。
この事件を追う形でストーリーが展開していきますが、とにかくストーリーの動かし方、伏線の回収の仕方、キャラのインパクトの強さ、そういった諸々が非常にお上手。

登場人物はそれなりに登場しますが、その誰もが無駄なく、そして魅力的。少しずつ真相に近づいていくその過程が、凄く面白かった。

そして肝心のBL展開についてですが。

篠森という男は果てしなく乙女なんですね。
愛を信じないと言いつつ、それでも自分を愛してくれる人をひたすら待っている。百合永を信じたいし、愛したいけれど、「公安」という身分でもある百合永の行動はそんな篠森の気持ちを逆なでする。

けれど、百合永は、スパダリでした。
イケメンで、ハイスペック男子で、料理もなんでも完ぺきにこなす。そして何より、篠森に向ける愛情は本物。

篠森に愛を囁き、しもべの様に尽くしながら、時に見せる冷徹な表情が、これまたカッコいい。前作の終盤で篠森に対して放った非道な言葉にも、きちんと意味があった。

ただしいて言うと、二人がくっつく過程が若干甘かったかな、という気も。あれだけツンツンしている篠森が、百合永と恋人になる過程があっさりしていてちょっと拍子抜けしました。

あと忘れちゃいけない「玲於奈」。
玲於奈がめっちゃ可愛いの。

玲於奈の行動が、篠森の百合永への想いを表現してるように思えて仕方ありませんでした。

はじめは警戒心露わにおしっこをひっかけてみたり、前足パンチしたり。
それが百合永と一緒にダンスを踊ったりそっけない態度を取りながらも許容していく姿が篠森の素直になれない恋心を表しているようでめっちゃ萌えました。

そして、今作品の陰の主役と言って良いでしょう。

指サック。

今作も大活躍です。
お守り代わりにポケットに入れて握りしめるだなんて、篠森くんや、人に見られたらどないしますの。

とか思いつつ、なかなかいいインパクトを与えていました。

前作同様、エロ度はかなり高め。
そして、その濡れ場の萌え度をさらに上げているのが小山田さんの挿絵。

麗しすぎて悶絶します。
非常に眼福でした。

あ、そうそう。
『捜査官は愛を乞う』『捜査官は愛を知る』の2冊+自己負担金500円で「書き下ろしプチ文庫」の全サに応募できるようです。

締め切りは5月31日まで。興味のある腐姐さま方、お忘れなきよう。

『捜査官は愛を乞う』でちょい腰が引けていましたが、このシリーズは今作品を読んで初めて完結する作品でした。

甘々とミステリーが両立した素敵な作品でした。

7

百合永を通していろいろな愛を知っていく篠森

自分のエロスの限界値が低すぎて、“潮吹き”でくじけてしまいました。これが“地雷”というやつでしょうか。二人の絡みも前巻より激しくて、う~ん…。そのせいで百合永と篠森のすれ違いがあまり心に迫ってこなくて。好みの問題なのだと思います。いろいろな作品を読んで自分の好みを知っていく、まだまだ途上にいるのだと気づかされました。

でも、篠森の百合永への気持ちを揺らしたのが恩師の死の謎、というところに刑事ものの設定が効いていて、面白かったです。篠森は恋愛初心者なので、百合永のように仕事とプライベートを上手く線引きできなかったのですね。百合永が言うように、疑問は直接確かめればよかった。恋愛は体だけでなく言葉のコミュニケーションも大事ですから(笑)。

書下ろしにほんの少し触れられていた、百合永と篠森が“家族”になる未来にグッときました。私は愛にはいろいろな形があると思っているので、二人の愛がエロスだけでは物足りないなあと感じていました。篠森にはエロスだけでなく、家族の愛も知ってほしい。
実の母親とは縁遠いのに二宮夫人と距離が縮まるなんてさ…、と言う篠森に百合永が言いかけてやめたこと。きっと、実の母親が本当は篠森を愛していたことを話そうとしていた気がします。恋人の愛、家族の愛を知り、いつか母親の愛も知る機会があったらいいですね。
百合永を通していろいろな愛を知っていく篠森を想像すると、温かい気持ちになります。書下ろしの最後を何度も読み返してしまいました。

3

変態指サック男+書き下ろしプチ文庫全員サービスあり

「捜査官は愛を乞う」の続き。どすこいウサギは大変好きでしたが、変態指サック男が少々クドく感じられたため、申し訳ありません、萌でお願いします。丁寧な言葉遣いで好きな印象だったんですけど、「指サック、スキー」な態度が少々度を過ぎていたように感じまして萌が減っちゃいました。。。本編220P+後日談28Pほど。
あ、応募者全員サービス(500円払込+愛を乞うの帯+この本の帯)は5/31締め切りとのことです。小冊子欲しい方は紙で買うようにご注意ください。

攻め受け以外の登場人物は
受けがオーナーの古マンションに住む人、管理人、受けの同僚、うさぎの玲於奈♡(しゃべりませんが、ぶぶぶぶ鳴くのとスタンピング、おしっこひっかけなどで果敢に参戦!)、受けの家族、あと悪党(クズすぎる)少々、かな。

**内容に触れる感想

うさぎは最高に可愛かったです。よっぽど百合永が気に食わないみたいで、蹴るわおしっこかけるわ、最高(笑)百合永がちょっとクドいなあと思っていたので、玲於奈がやってくれるとこっちもすっきり(笑)

そうなんです、攻めに萌えられなくて、乗れなかったんです。くそ丁寧な言葉遣いでビジュアルもいいらしく、腹黒で・・・と良い感じなんですけど、指サック使い過ぎ。エッチがしつこすぎ。と思ってしまったんです。
受けさんの方は男っぽくてさっぱりしているようにおもったのですが、ぐるぐるしまくってて、そちらもなんとなくシンクロが上手くいかず、萌えきれず・・・。

今作はなんだか萌えきれなかった1作でした。紅狐は大好きだったんだけどな。また次作を楽しみに待ちます。

3

愛を得た幸せ


「捜査官は愛を乞う」の完全続きのお話。
今作で前作の謎や百合永のことなどが解決するようになっています。
たくさんのレビューがついているので、感想だけ。
完全に私の好みの問題だと思うのですが、たくさんの神評価がある中、前半部分は私にとっては今一つな感じでした。
執着攻めや受けを好き好き大好きな攻めは好きなので百合永(攻め)は前作よりは好感を持ったのですが、前作に続き篠森(受け)に関してはやはりすぐになし崩しになっている感じがあまり好きになれませんでした。
あっさり攻めになびく受けというのが好きでないせいだと思います。

頑なに好きだという言葉を言わないことだけは拍手を送りたいと思いましたが、それでも前作最後で騙されていたと思っていた割には、結構あっさり百合永の言い訳が真実だと思いなおし(実際真実なのですが)、恋人になってしまうところは読んでいて拍子抜けしてしまいました。嘘を見抜く力があると感心するところなのかな。
そして、それからのお花畑っぽい思考は完全に私の好みではなく、読むのが苦痛になりそうでした。
ただ、それ以外の仕事に関する話はとても面白かったです。篠森も恋愛脳を仕事に持ち出すことがなかったし、前作から引き続きの恩師の事故死に関する謎やその後に発生した公安と警察の軋轢などはワクワクしました。
権力による圧力に屈することなく終わったことにはすっきりしました。
そして、全てが解決してからの2人は他方々の感想同様とても良かったと思います。

それにしても、「父親に頭を下げるくらいなら悪魔に魂を売り渡した方がましだ」という篠森に「悪魔よりましな公安に・・・」と提案する百合永に自覚があるんだなと思うとちょっと笑えるし、どんなに自分に不利になるようなことも最終的に自分ひいては公安の有利に持っていこうとする百合永の腹黒さに改めてびっくりでした。


結局、篠森の両親に関しては篠森の知っていること以外何もわからなったことが残念でした。百合永が何度もに口にしようとして濁していたので、篠森からは見えない部分での愛情とか、両親と父親の後妻についての話とかあったんじゃないかと思ったのですが。
できれば篠森がわからなかっただけでちゃんと愛されていたとかいうことだったらよかったんですが。

あ、玲於奈のことを忘れてました。
彼が出てくるシーンは常に楽しかった。
たしかに賢すぎて、背中にファスナーがあったとしても驚かないという百合永の台詞にも納得です。
初めは百合永に対して敵意むき出しの玲於奈が少しづつ受け入れていく様子が篠森の心の変遷を見ている様でした。

1

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