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表題作真夜中のハイヒール

高田涼太郎 人気フォトグラファー
行永渉 一人で子育てしている父親

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

「俺とやらしいことして」
彼を繋ぎとめたくて俺は“契約"を持ちかけた――…。

仕事相手に強引に連れて行かれたオカマバーで、人気フォトグラファー・高田の目に飛び込んできたのは真っ赤なハイヒールを履いた“見覚えのある足"。
一気に蘇る青春時代の情景。その足の持ち主・行永に抱いていた過去の劣情が再び熱を持つ。

その後、とある出来事をきっかけに、半ば脅すような形で行永と“いやらしい関係"を持つことになった高田。
ホテルの一室で、行永の足の甲、脛、膝に舌を這わし、そして抵抗する彼のつま先を咥内に含んだ――…。

過去の燻った想いのせいで一歩を踏み出せた高田と、過去の恋に縛られて一歩が踏み出せない行永。
ふたりの現在が交わり、止まっていた時間が再び動き出す――…。

描き下ろしマンガ10ページ収録!

作品情報

作品名
真夜中のハイヒール
著者
裾はるお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801963702
3.7

(34)

(10)

萌々

(13)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
125
評価数
34
平均
3.7 / 5
神率
29.4%

レビュー投稿数7

???

初読み作家さんでした。
次から次へと突然キャラがたくさん出てくるし、場面も展開もころころ変わってしまって...
自分の頭ではなにがなんだかでした......(泣)
もしかしてスピンオフだった...?
出てくるキャラの区別が全くつかず、過去なのか現在なのかもわからず.....理解が追いつかないまま、よく分からないまま、読み終えてしまった...そのため内容については正しい評価ができないです...ごめんなさい......寝かして数年後にまた読みます。

0

これは、癖になる〜神評価!

試し読みの段階で〜どぉーかなぁ〜と、思っていたけど・・・

めちゃくちゃ、当たりクジ引いた感じです。
BL版のヒューマンドラマって、感じ。

ノンケ同士で、受けには亡くなった奥さんも居るし、奥さんとの間の子供もいるしね。

なかなか他には無い設定で良かった。

そして、絵柄が〜特別綺麗じゃないところが、逆に良かったかも。

攻めはイケメンな感じだけど、受けがそうでもないのが、色っぽさを引き立てた感じ。

攻めは、受けに最後に思い出して貰って良かったね。

間違いなく〜神作品。




0

よさがわからなかった自分が恨めしい

えっとね はじめましての作家さんだからかな? のっけからいっぱい人が出てくるんだけど 見分けつかない


女装してたのなんで?
殴っちゃったのどれ?
作業着のその子 なに?


あれ? おかしいな 誰の名前も素性もわかんないw
主人公の名前もわからないまま読み進め 唯一出てきたの[行永]と[園長]


あーー うん
タイトルと表紙で期待しすぎちゃった自己責任を いま淡々と噛み締めてます


『お前に何がわかんだよ』

そのセリフに泣きたくなる
ごめんなさい ほんとに訳がわからない

ちょろちょろ差し込まれる回想から 高校時代のすったもんだ?
すったもんだじゃないな 憧れ? 好奇? がある先輩だってのはわかる

なんだけど

どこをどう読んで 何をどう見ればいい?

子持ちだから気の毒がれ?
伝えられなかった後悔を思え?
よく分かんない塗装工との会話を憂え?


オカマバーで働いてる状況もなんでかわからなければ 園長との縁もサラッとすぎてよくわからず 挙句のどっから湧いたのか 1回寝ただけの女がいきなりキレたお陰で上手くまとまりました ちゃんちゃん


ごめん 茶化すつもりないんだけど ほんとにわかんなかった

誰の 心情も恋情も情愛も
終いには 足フェチどうでもよくなってるし

いいであろう場面はいっぱいあるんだろうけど ごめんなさい 繋ぎあわせられなかった(息子と園長の ぐうたら親子感はめちゃめちゃ和まされたのに)

ダメだあたしッ!

脳みそ腐ってんだわ
奥深い色恋ってもんがぜんぜんわかってないんだ
息子と園長の話があるなら 即飛びつきたくなるくらい あの2人はよかったのに

ほんッと申し訳ない 百万年寝かせて再チャレンジさせていただきますッ!

1

正直、自分の趣味とは違うけど面白い・・・

表紙が目についたのでなんとなく読み始めました。簡潔にいうと、すごく面白かった。

メイン2人の奇妙な関係から始まり、実は過去に繋がりが…と、ここまではよくある話の組み立てです。
しかし面白いなと思ったのは2人が出会い関係を持つ以前の過ごし方がしっかりと描かれている点です。他の登場人物たちが2人の関係の進展に濃く絡んでくるわけではないのに主人公たち以外の人間がちゃんと存在していていろんな人と関わりながら日常を過ごしていたことがわかりやすく描かれているのは読んでいて楽しかったです。
主に子持ちの受けの普段の日常と過去の人生が頭にすっと入ってくることで、2人の関係が日常に対してどれだけ異質なものかをじわじわ感じさせられます。
受けがオカマバーで働いている設定なんてそれがメインでどんどん話が進んでもおかしくないのに、2人が再会し関係を持つきっかけではあれどあくまでもそれは受けの日常の一部でしかないとわからされるストーリーの繊細さに惹き込まれました。

それぞれの人物との関係の話が詰め込まれている分、急展開だったり分かりづらい部分も多いのでそこは勿体ないと思いましたがページ数の問題もありしょうがないかなと思えるレベルなのでそこまで気になりません。
受けの設定は良かったですが攻めに関しては設定が曖昧な部分が多かったかなと思います。
受け周りの登場人物に関してはみんなしっかりキャラが立っているのでもう少し掘り下げられてる話も読んでみたいです。

実を言うと私自身は学生とくに高校生たちの話だったりわかりやすくかわいい受けが出てくる話が好きで、この作品とは全く被っていないどころか子持ちの話は少し苦手に思っていたのですがそんなこと微塵も気にならないくらいストーリーが面白かったです。
あらすじなどの前情報一切なしで読んだので受けの作画や子持ち設定を知らなかったのですが、知っていたら多分避けてたと思うので知らずに読んで正解でした。



0

描き下ろしまで素晴らしかった

すごく良かったです。
心の機微がうまく描かれていて、攻め受け両方の葛藤が痛いほど伝わってくる。非常に面白く、胸に迫る作品です。

学生時代に気になっていた先輩・行永に再会し、燻った思いを再燃させたフォトグラファー・高田。
高田は、行永に対してだけ足フェチです。
弱みに漬け込んで「いやらしい関係」を強要し、行永の足を舐め回す高田の行為がエロい!

妻を亡くして一人息子の蓮を育てる行永の時計は止まったまま。
対して、行永と再会して止まっていた時が動き出した高田。
高田が恋を自覚するところ、行永が高田に愛して欲しいと乞うところ……目が離せなかったし、心が震えた。

地味なのに妖艶な行永もイケメンなのにかっこ悪い高田も、どちらも魅力的でした。
息子の蓮、園長の光やバーのママも、すべてのキャラがとてもよかった。
本編から数年後を描いた番外編も最高で、ジワッと目頭が熱くなりました。

1

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