電子限定かきおろし付
ふたりの気持ちの大きさがしっかり伝わってくる2巻でした。
1巻読了後、相思相愛な気持ちがもっと見えたらいいなと思ったのですが、2巻でここまで印象が変わるとは、期待以上で素晴らしかったです。
怜が自分にも周りにもまっすぐ向き合いたいと頑張るいじらしさ。
そしてそれを見守る上條の優しさや行動力。
お互いのために変わろうとする姿がとても魅力的でした。
そしてエッチがさらにあまあまで良い!
外では独占欲を抑えめにしてる上條はここぞとばかりに怜をいじめて可愛がるし、怜が相変わらずのエロエロな身体で(割れた腹筋やたくましい太ももがたまらない)愛されまくってます。
後輩の悠瑛の面倒を見たりして親しくするなか、職場に怜と上條の関係を匂わせる写真が送られてきます。
上條がすぐに犯人をとっ捕まえ脅しをかけます(この上條がすごくかっこよかった)
が、裏で糸を引いていたのは、怜の元彼である眞木でした。
怜にとっては初めてのお付き合いでした。
そして眞木が既婚者だという事実にショックを受けて別れたのですが、不倫したことが後ろめたく恐ろしく、怜は仮面をつけて夜の街に出るようになりました。眞木は怜にとって苦しい過去、トラウマなのです。
リベンジポルノを脅しに復縁を迫る眞木。
怜は追い詰められますが、様子のおかしい怜をちゃんと上條は察するし、仕事を失うとしても上條に迷惑をかけることになるとしても、絶対に上條とは別れられないと、熱烈に気持ちを伝える怜の頑張りに、あのオドオドばかりしていた怜が…!と、すごく嬉しくなりました。
眞木や過去に仮面で相手をした人たちに、不誠実に逃げたことを謝り(でも眞木に謝る必要はないだろう)偽りのない自分を見せるため、ついに彼らの目の前で仮面を取ります。
そしてついに読者にもお顔がお披露目です…!
思ってたより、100倍はかわいいっ!!
なんとなく笑顔かなと思っていたお披露目は、怜らしい嬉し泣き顔でした。やられるわー。
そんな怜を、優しさや愛情で包み込むように抱く上條の表情も、柔らかくてあったかくて。
出会えてよかったね、本当に。
悠瑛と眞木にはフラグが立ったのでしょうか(カバー下)悠瑛は明るくて良い子なので、眞木には意外とスッと入っていける気もします。
1巻のあとは、正直こんなに素敵なその後になるとは想像できませんでした。
もし読むのやめようかなと思う人がいたら、是非2巻まで読んでみてほしいと思います。
上條と怜のお話の2巻目です。
怜の職場の後輩である悠瑛が二人の仲を怪しんで、ちょっかいをかけてきます。
そして、怜を降板させろと脅す手紙が届きますが、上條があっさり解決してくれます。
怜の初めての男である眞木が登場します。
既婚者であるにも関わらず怜に手を出した男が今更どの面下げて?という感じですが、職場にバレるより上條と別れるほうが嫌だと眞木を突っぱねる怜が格好良かったです。
問題が解決して、ようやく怜の素顔が明らかになります。
もう見れないと思っていたので見れて嬉しい気持ちと今見せてくれるなら1巻終わりで見せて、2巻では怜の表情が見たかったと思ってしまって複雑です。
シーモアは白抜き修正でした。
怜の素顔アリでのえっちが本編で1回だったのは残念でした…もっと見たかった!
また、最初の方で怜が上條の名前を呼びながらえっちしたのにその後はずっと上條呼びだったのも残念でした。
続編はすべてがパワーアップしていてめっちゃ良かったです。
仮面くんはうじうじ感が減って前向きになって上條さんに甘えたりわがままも言えるようになっていて良かったし、上條さんはスパダリっぷりがとどまるところを知らず仮面くんのピンチにバシッと対処したりカッコいい面も見せつつ甘えたり嫉妬したりと弱い面も見せてきて読んでいて萌えが止まらない状態になりました。
えっちもほぼ毎話がっつり入っていてプレイ内容も体位もバリエーション豊かでお互い気持ちよさそうで最高でした。オナホ攻めや攻めの足コキは結構珍しいと思います。
ガチムチ受け好き、スパダリ攻め好き、エロ好き、ラブラブ好きにお勧めです。
好評だったのでしょうか。最初の巻でつきあうまでが描かれ、一応終わってもよい内容でしたが、こちらは、つきあってからの色々が描かれる続編になります。もちろん最初の巻を読んでからの方がよいです。
なんと初巻ではついに仮面を脱がなかった受けさん。それもまたありですね。そうなってくると、いったいこの続編で顔見せはあるのか?というところが気になってきます。
ここはネタバレなしで、答えの方はぜひ読んでみて下さい!
続編ではあるあるな、当て馬さんの登場。しかし、軽かった攻めさんはすっかりこの仮面受けが大好きになってて、二人の仲は揺るぎないものに、という流れです。
初巻がはまらなかった私は、つい斜め読みになってしまいました。。すいません。
Hの時だけならまだしも、街を歩くのも仮面っていうのがちょっと引いた。。(これ1巻だったかな)
仮面をつけている理由、外すことへの葛藤、そんな心の動きが丁寧に描かれていれば、と思います。
ちょっと出落ち感がありました。。
しかし、受けくんは1巻よりかわいくなっていてgood。でも表紙のようなエロティックな感じではなく、照れ屋の純情青年という感じです。
相変わらず立派な体躯の怜が可愛い!
そして2巻になってからキャラの立った登場人物が複数登場します。ヒーロー然としためちゃ明るい悠瑛、初めての男眞木、どっちも上手いこと二人を掻き乱し、更に面白かったです。
毎度上手いこと助ける上條の掴み所のなさと顔つきは納得いきませんでしたが、相変わらず怜と一緒にいるとバランスが良いです。怜の上に乗って気持ちよくする上條、余裕ない怜可愛い。怜がトップスだけ、上條がパンツだけ履いてやってるのも良かったです。
2巻まで伸ばしてようやく…!な最後、台詞も良かった!