嫌われ魔物の大好きなひと

kiraware mamono no daisuki na hito

嫌われ魔物の大好きなひと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×29
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない8

16

レビュー数
5
得点
268
評価数
67
平均
4.1 / 5
神率
64.2%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥661(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784344843196

あらすじ

遠い昔に宇宙から飛来した生き物たち。当初人間たちと共存していたが、ある時を境に「魔物」として迫害され伝説の生物となる。長い月日が流れ、最後の生き残りとなった「魔物」はある日、人間の男の子・正人と出会い「青」という名を貰い仄かな想いを抱く。大人になった正人と再会した青は人間の青年に姿を変えて彼の役に立とうとするのだが?

表題作嫌われ魔物の大好きなひと

世向正人・小学生→開業医・10歳ごろ→29歳
神森青・嫌われ魔物・100歳ぐらい~

その他の収録作品

  • 愛され魔物の小さなねがい
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数5

この上なく優しい物語

作家買い。
ファンタジーです。
テクノサマタ先生のイラストが、作品世界にとてもマッチして相乗効果増し増しです。

とにかく受の青くんのとんでもない優しい気持ちと健気さには胸が痛くなります。
切ないシーンもあります。
魂が綺麗って、こういう事を言うんだな・・・と読み進めるごとに青くんの虜になっていきます。

「魔物」という設定や境遇が、小学生の正人との出会いが、とても優しく綴られています。
二人が出会って、友情を育んでいく姿には心温まります。
二人である遊びをするシーンにはコミカルな要素もありほっこりします。
哀しさと切なさと愛しさと優しさが絶妙にブレンドされていました。
本当に優しさが心に染み入る物語でした。
読後は、浄化され、少しは汚れた自分も綺麗になれるのでは・・・とも思わせてくれます。

ぜひ沢山の人に読んで欲しい物語です。

6

号泣必至

切ないんです。
切ないんですけど、それがベースにあるわけじゃない。読んでいて涙が落ちるシーンはただただ優しい。
本当に暖かいお話でした。

途中になんども入る、過去の<やきゅう>の回想。
受けの青にはとても大切で幸せな思い出。
その時の攻め正人が青を呼ぶ声。
それがとても効果的に差し込まれていて、その度に号泣。

そしてラストの二人が夜の公園で<やきゅう>をするシーン。
攻めの視点で描かれるからこそ今度は受けの青が正人を呼ぶ声が回想として入ってくる。
最後まで本当に青がいいこでたまりません。
正人も青を見つけてくれて本当によかった!


大事な作品になりました。

11

温かな涙が止まらない

タイトルと表紙につられて購入。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。ネタバレ含んでいます。ご注意を。








ジーンと胸に響いてくる。
そんな優しい作品でした。

主人公は魔物。
ややグロテスクなビジュアルから周囲の動物たちにも嫌われて、ひっそりと身を隠すように生きているけれど、心はとてもやさしい。既に仲間は老魔物とまだ若い魔物の二人だけ。そんな二人ですが、老魔物が老衰で亡くなるシーンから物語はスタートします。

一人ぼっちになり、でも、仲間や老魔物との記憶を大切に生きている「魔物」。ところがある日、一人の男の子を助けたところから魔物と少年の、二人の秘密の交流が始まる。

その男の子・正人に「青」と名付けられた魔物は、今まで経験したことのない楽しい日々を送るようになるが―。

正人は明るく活発な男の子ですが、でも彼も孤児であり、家族や周囲の環境に恵まれているとは言えない。孤独な魂を抱えた二人の、優しく温かいやり取りに気持ちがほっこりする間もなく、彼らには別れがやってくる。

もうね、この「青」という魔物がとにかく可愛いんです。

彼の思いやりや優しさが彼自身に向けられることはない。常に周囲の人に向けられている。見返りを求めることのない愛情に胸が打たれます。
健気だし、薄幸だし、可愛いし。
とにかくめちゃめちゃツボに入る受けさんでした。

読んでいるうちに、気がつけば落涙している。
けれど、それは悲しいからではなく、温かな気持ちになれるから。青の優しさに、心が満たされる。

そんな作品でした。

一方の正人も男前でした。
青によって二人で過ごした記憶は消されてしまいますが、どんな姿であっても、いつでもどこでも、青を見つけ、そして恋をする。

青の本来の姿を知ってなお、青を愛し慈しむ正人がカッコいいです。

基本的に正人×青の恋の話がベースになってはいますが、この作品はそれだけに非ず。

家族愛、仲間との友情、信頼関係。
そういった、様々な愛の形もきちんと描かれていて、そういったところも心温まるお話でした。

魔物が主人公、というところからも推測できるように、ファンタジー要素は満載です。リアル目線で読んでしまうとややご都合主義的なシーンもあったりするのですが、この作品の持つ世界観が、それらをまるっと凌駕し、どんな展開になってもするんと受け入れられる展開になっているのも良かった。

そして挿絵のテクノサマタさん。
もう、この作品にぴったりの優しい絵柄で、萌え度は確実に上がりました。

優しく、温かな作品を読みたいときにお勧めしたい、そんな神作品でした。

12

「生きる」と言う事の意味

こちら、純粋で優しすぎる魔物と、そんな彼と友達になった少年の、とても切なく心を打たれる物語です。

あらすじと作風から切ないだろうと予想はしてましたが、その予想をはるかに超えて切ない・・・!!

元々涙脆い方ではあるのですが、最初から最後まで泣けて仕方ない作品なんですよ。
最初はあまりに不憫な魔物に泣き、その後は健気過ぎる魔物の姿に泣き、最後は幸せな二人にまた泣きと言った具合で。
こんなに最初から最後まで泣けちゃう作品て、そうそう無いよな~。

でも読み終えた後は、とても優しく満たされた気持ちです。
あとですね、終盤がめちゃくちゃ甘いんですよ。
困難を乗り越えて結ばれた二人のイチャ甘と言う、最高のご褒美ターン!!
あまりに切ないと言う点では読者を選ぶかもしれませんが、これぞ真実の愛と言ったとても素敵な作品。
たくさんの方に読んでいただきたいです。



内容ですが、「魔物」として忌み嫌われる主人公・青と、そんな彼と少年時代に友情を育み、のちに再会する青年医師・正人の純愛となります。
遠い昔、別の惑星からやってきた生物達。
最初は人間と共存していたものの、強欲な彼等に命の糧である「青い花」を奪われそうになり、その生物達は山奥に身を隠さざるを得なくなります。
そして現在-。
「魔物」として人間達に忌み嫌われる彼等は、とうとう最後の一匹・青だけに。
そんな彼と偶然出逢い、友情を育んだ少年・正人。
孤独な二人は寄り添うものの、養い親が亡くなった事から、正人は東京の知り合いの元に引き取られる事に。
そして18年後-。
記憶を無くしている正人は再び青の住む山を訪れー・・・と言ったものです。


で、特筆すべきなのが、青の純粋さと健気さ。
そもそも正人の記憶が無い理由ですが、青と山に残ると言い張った彼を東京に行かせる為、青が記憶を操作したんですね。

最後の一匹である青。
たった一人で死んでいく孤独に怯えているくせに、それでも正人を行かせて彼の幸せだけを願う・・・。
序盤から彼の切なく不憫な現状が切々と語られるんですよ。
唯一の仲間が死に、寂しさに耐えかねて近づいた人間に石を投げられて怪我を負い、大気汚染により「青い花」はどんどん減ってしまう・・・。
そんな中、唯一の救いに思えた正人との切な過ぎる別れ-。
もう止めてあげてー!と(´;ω;`)

と、最初からエンジン全開の切なさですが、ここからまた更に切ない展開。
正人と再会した青は、人間の姿に化けて彼と共に東京に行き、正人のクリニックで働き始めます。
もう既に、青は自分の最期を覚悟してるんですよ。
だからこそ、正人と共に居たいと願う。
残り少ない「青い花」をギリギリまで切り詰め、体力不足でいつ本来の魔物の姿に戻ってしまうか怯えながら、それでも正人との時間を幸せに思う。
彼はですね、もっと自分を大切にしてワガママになっていいと思うんですよね。
なのに!
その大切な「青い花」を、重い病気を持つ正人の義妹に分けてしまう・・・。青い花ですが、人間にとっては万病に効く薬なんですね。
何だろう・・・。
青の自分の死を覚悟して、愛する人の幸せを願う姿に、とにかく胸が痛んで痛んで。
こんなに優しい彼が、魔物として忌み嫌われるのにも切なくて仕方ないんですよね。

と、かなり切ないのですが、そんな中で心を安らがせてくれるのが、正人とのほのぼのしたひととき。
二人でキャッチボールする下りなんかが優しくて優しくて。
青がとても健気で純粋なのですが、正人も負けず劣らず青を大切にしてるのです。
純粋で心優しい青に惹かれてゆく正人。
しかし、青の様子から、何か隠している事があるのではと心配し・・・と言った具合で。
彼の凄い所はですね、魔物として恐れられる青の本来の姿-。
それを見てもこれまでと態度を変えない所なんですよ。
本来の姿に戻った青を抱きしめてるシーンなんかに、胸が熱くなってしまう・・・。

まぁ要は、そんな健気過ぎる魔物が幸せになるまでを、切なく優しく綴った作品。

最後に青が、生きる事の意味を考えます。
これまで常に「死」を考えて来た彼。そんな彼が正人と結ばれた事により今度は「生きる事」の意味を考える・・・。
正人と出会う前、緩やかに流れる穏やかな時間の中で、青は本当の意味では「生きて」無かった。
なんかやたら泣けてきちゃって。
そう、これからは二人で幸せに生きてゆくんだよと。

で、最後に正人視点のSSがあります。
こちらはひたすらイチャ甘。
正人から見た青て、こんなに可愛いんだなぁとホッコリしてしまう。
最後にこのSSが付いていて、本当に良かったです。

17

安心して癒される

伊勢原ささら先生&テクノサマタ先生なら買いでしょと購入。表紙印象通りの優しい暖かくなるファンタジーでした。ちょっと泣いちゃう、優しいお話が好きな方に是非とお勧めしたいです。本編260Pほど+攻め視点の後日談16Pほどです。涙もろい方には号泣警報発令です。各種設定の丸め具合がやはり気になったので神にはできないのですが、ほぼ神に近い萌2です。伊勢原先生好き~

はるか遠い昔に星空を渡り、地球にやってきた魔物たち。長老が命の灯をけして最後の1人になった魔物は、きれいな谷川のほとりで、1日3輪、空色の花を食べて生きています。地球上の生き物でいうとオオサンショウウオのような形で、牙も力もなく人畜無害ですが、1000年以上前に人間といさかいがあったため恐れられるようになり、人々は魔物の住む山周辺には近づいてきません。でもある日、「痛い!助けて!」という強い感情が魔物に伝わってきたため様子を見に行くと、斜面の下に人間の男の子が倒れていて・・・とお話は続きます。

攻め受け以外の登場人物は
攻めさんの養父母、その娘、攻めの知人の研究者、診療所にくる患者さんたち等々。皆さん、優しくていい方です。
少しだけ挿絵情報。魔物の絵を何枚か描いてくださっているのですが、小さな手が超キュートっ オオサンショウウオに萌えるとは思いませんでした(笑)もちろん人型の受けはめちゃくちゃ可愛いです。テクノサマタ先生の絵、こういう優しいお話には本当にぴったり・・・

**以下はより内容に触れる感想


受けさんは人の心にメッセージを送れる超優しい子。多分種族的に争うという感覚がないんじゃないかと思います。ケガした攻めさんを、命をつなぐための大切な青い花を使って助けてあげた後も、独りぼっち同士、可愛い微笑ましい交流を続けます。最初に長老を看取るシーンで号泣し、どうなることかと思ったら、小学生との可愛い交流で救われた気分だったのに、やっぱりお約束、お別れがあって・・・
変に能力あるとダメっすね。記憶操作してまで離れようとするなんて、優しすぎるだろ・・・とここでも号泣。もうどうなることかと頁繰る手を止められなかったです。

お話は王道なんだと思うんです。なんだけどまんまとハマって号泣。色々細かなところは程よく丸められていると感じる(=突っ込み入れたくてすんなり読めないということが無い)し、いや最後の薬だけはちょっとナイスすぎるだろと思うのですが、攻めも受けもその家族も優しすぎて丸め込まれちゃう(笑)

もう思い切って、泣いちゃってくださいと言ってくださってるんだなと思い、安心して号泣しました。私は涙を流すと、なんだかすっきりするんです。なので号泣して癒されましたー。

受けさんの優しさが身に染みて、攻めさんについて言及してないですね。ええ、もちろん受けに負けることなく、強くいい奴です!彼なら受けさんを幸せにできるわっと信じられます。だから本当に良かったと思えました。

悪党がおらず、ひたすら優しい思いだけが癒してくれるお話でした。あー泣いた。

11

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ