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歳の差8年分の切ないお話。タイトルの恋スル少年こと悠斗は、3歳で出会った豊に20歳になっても片思いを続けています。豊が結婚しても諦められず、離婚後に再会してからは必死に追いかけて、とにかく好きになってもらおうと頑張っています。
豊は、最初は悠斗との対比でズルい大人に見えましたが、セフレへの対応もなかなか酷く、本気で付き合うと辛くなりそうなキャラ。良く言えば臆病なのかもだけど、相手のためと言って自己完結し、相手も自分も傷つける質の悪さを感じます。
この作品は、そんな二人が全力で恋して悩む様子を、空気で伝えてくれるとこがすごいです。表情や沈黙で語ったりと、文字での心理描写は少なめで、だからこそたまにあるモノローグが刺さります。
付き合って別れていろいろあって、やっとだ…とハピエンに安心できたのは、本当に最後の最後の77話かも。苦しいのも辛いのも片方だけで終わらず、時間はかかったけど全部をさらけ出し合って、これ以上ない関係になれたんだと思います。
ちなみに78話からはカラー漫画になり(それまでは白黒)、二人のいちゃらぶ日常小話で、おまけのような感じ。感動の後にほのぼのとたっぷりえっちがあって、とても良かったです。
初めてレジンコミックスで課金したのがこの話でした。好きなところは大きく分けて2つです。
まず絵が綺麗です。体がガッチリめで、狂った構図もないので思わず見惚れてしまいます。たくさんエッチーンがあるのですが(受けは攻め以外の人ともヤります)どのアングルからも絵が上手い。特に悠斗。小さい頃の描写もあるので成長をすごい感じます!
つぎにセリフ回し。もとが韓国語なので翻訳がたまに違和感がありますが、その違和感がかえって良いときがあります。
しかも、それは胸にグッとくるような名言を言う時です。おそらく翻訳家の方が日本の漫画文化に合うように…よりかは、韓国の話し言葉特有のオリジナルの感じを残すように翻訳したんでしょう。
前半は切なくてつらいですが、結ばれたあと(なかなか結ばれませんが辛抱です)は甘々で読者へのご褒美のようです。
まるで一本の映画のような話でした。
