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表題作メロウレイン~ふったらどしゃぶり~

萩原一顕,27歳,会社員(営業)
半井整,27歳,会社員(総務)

あらすじ

恋人同士になった一顕と整のその後は……? 
同人誌、ペーパー、小冊子、サイト掲載SSなどをまとめた完全保存版。
もちろん書き下ろしもあり♥

作品情報

作品名
メロウレイン~ふったらどしゃぶり~
著者
一穂ミチ 
イラスト
竹美家らら 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ふったらどしゃぶり When it rains, it pours
発売日
ISBN
9784403221248
4.6

(93)

(75)

萌々

(9)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
430
評価数
93
平均
4.6 / 5
神率
80.6%

レビュー投稿数9

メロウレイン〜ふったらどしゃぶり〜

ふったらどしゃぶりの2人がくっついてからの色々。
ほぼほぼ、ニヤニヤしながら読めます。
一顕と整が穏やかに愛し合うお話で、お互いが相手を大事に思い大好きなことを確認していて、読んでいて幸せ。
読み終わってすぐに読み返したくなるくらいに幸せ。
本編では2人とも辛いことを経験して今ある2人の時間を大事にしていて、あー、愛し合っているよなぁと。
たびたび、終わりが来るという、文章があるけど、この終わりの意味は深いなぁ。
終わりが来ると思うほど今、一緒にいることを大切にしていて、そんな2人がたまらなくて。
終わりまで幸せでいてね。

0

2人の絆が深まってく小話が盛りだくさん

ふったらどしゃぶりの一顕と整のその後のお話。特典やらなにやらで出ていたショートストーリーをまとめたもの。そういうの自分で集めようとすると超大変だからありがたいですね!
2人が春夏秋冬、日常の些細な出来事や、季節のイベントを一緒に過ごしていくなかで、ちょっと喧嘩したり、不安になったり、嫉妬したりされたり、すれ違ったりしながら、都度話し合って気持ちを確かめあって、絆を深めていくショートストーリーが詰まった作品です。
色々ちょいちょいあるけど、結局のところお互い大好きなんだなぁ…ほっこり、、
ちなみにナイトガーデンの和章と柊の話もあったりしないかなぁ、なんて和章好きの私はちょっと期待したりもしたんですが、、ありません。。。

1

一顕と整のありふれた日常の短編集

一顕と整のその後が気になって、電子版を購入。

一遍が3分ほどで読了できる短編集だから、外出時にちょっと読む本にピッタリかもしれない。
一顕と整の二人が、雨の音で、思い出す話などの雨音に絡むあれこれ。

二人のやり取りには、著者一穂流の処世術集の一面もあると思う。
こんな時、どうかわしたら角が立たないか、など、参考になるのは特に一顕が詰まったときの内言場面。

整は、一顕が困ったり、焼きもちを焼く素直な性格が好きで、故意に一顕を追い込んで楽しむ捻じれた性格。

整は、同居していた幼馴染に告白して拒否された。
一顕は、同居していたかおりにセックスを拒否された。
そして、ひょんなことから整と一顕は、肉体の交渉を持つ仲になって、情愛は後から育まれたもの。
二人はいつまで仲良くできるんだろう?・・と愛育成中の二人のやり取りが、気になってしまう。
いつまでも仲良しでいてくれたらいいな。

2

再読したらしみじみと良かった。

一穂ミチ先生にハマって作品を一気によんだ時はそれほど印象に残らなかったのですが、最近読み直してしみじみ良いなあと思ったので感想を。

こちら「ふったらどしゃぶり」の続編。
「ふったら〜」は、なんていうことはない普通の会社員の2人がたまたまメールの誤送信で知り合い、色んな縁が重なって、怒涛のセックスからの不倫へ、というザ・メロドラマといった感じのお話でした。
こちらはその後の2人の日常エピソードの集成といった感じなので、ドラマティックな話を読んだ直後だと、淡々とし過ぎていると感じたのかも知れません。

でも改めて読んで見ると、一穂作品の中でも、ある意味一番平凡な二人の、ごく普通の生活だからこその、妙な生々しさというかリアリティがあって、(性交の描写の有無に関係なく)エロティックだなあと。

この手のスピンオフは、ラブラブな話、すれ違いや喧嘩からの仲直りなど、エピソードはある程度パターン化するものですが、この作品は、日常の話でありながらも、シチュエーションや視点、踏み込み方だったりが、この作品ならではなのもよいところ。
普通の人の普通の話を、テンプレと思わせずに読ませるのはさすがです。

色んなお話が掲載されているのですが、個人的に好きだったのは「恋をする/恋をした」「恋をした/恋をしている」。
一顕が結婚式の二次会の幹事をすることになったところ、整が新婦側の幹事のSNSを見つけたら、一顕に恋しているようで…という。
そこでヤキモチや浮気の心配といった展開になるわけじゃないところが新鮮だったし、その上でなんだかしみじみしてしまう話の展開も面白かったです。
同じ出来事を整視点と一顕視点の両方で読めたのも良かった!

他、突発的な京都旅行を描いた「LIFE GOES ON」も好みでした。
「世界には私と貴方だけ!」みたいな若い恋人たちとは違う、世界には他人が沢山満ち溢れている事を重々承知している二人が、旅とお酒の勢いでちょっとうかれ、相手に溺れている感じも素敵だったのです。

特別な二人の特別な物語も面白いのですが、平凡な二人の平凡な日常に潜むドラマとそのエロさをしみじみ味わえる作品もまた良いものですね。

2度目の方が美味しく感じた、スルメ的な作品でした。

2

これからはいいお天気

雑誌以外は電子書籍派なのでやっと読むことが出来ました。
2人はあの後、手巻きずしを食べたんですね。
ふったらどしゃぶりは一穂先生の作品の中では一番好きだし、OFF AIR と林檎甘いか酸っぱいかも良かったので期待しすぎたのか「思ったより・・・」と感じました。
会社員だと日常にそうそう変化ないし、結局同棲はまだしないようだし、人生面での変化のなさが物足りなさの原因かもしれません。
10年後や老いてからも一緒にいるというような会話をしているし、この先の2人のことも是非読んでみたいです。

2

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