民族BL×両性具有 「誰にも知られてはいけない」「僕のこの身体を――」

狼の花嫁(1)

ookami no hanayome

狼の花嫁(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
76
評価数
16
平均
4.8 / 5
神率
75%
著者
りゆま加奈 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
Dariaコミックス
シリーズ
狼は恋に啼く
発売日
価格
ISBN
9784866571935

あらすじ

狼×半陰陽新たなる民族BL、開幕

王と侍女の間に生まれたルーイは、ある理由で公の場に出ることも許されず、出来損ないの王子として育てられてきた。
そして、隣国に「女」として政略結婚することに。婚約をしたその晩、ゼスから正体を見破られてしまう。
国に帰されることを恐れたルーイは、自身が「半陰陽」であることを告白するが―――…。

待望の狼シリーズ、不器用な二人の愛の物語

表題作狼の花嫁(1)

ゼス、狼の国の王子
ルーイ・フィッダ、大国の第六王子

その他の収録作品

  • あとがき1
  • 少し未来の話
  • あとがき2

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数2

「狼シリーズ」、第三弾。

『狼は恋に啼く』『狼は花の馨り(全3巻)』に続く狼シリーズの3作目。

狼を従える王族と、彼らと番になる白鹿がいる。
という世界観は同じ。

前2作品は白鹿が主人公で彼ら目線でのストーリーが描かれていましたが、今作品は白鹿が主人公ではなく、狼の国の王子に嫁ぐことになる、隣国の王子・ルーイが主人公です。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






ルーイは大国の第六王子。
でありながら、部屋に閉じ込められ半ば幽閉される形で生きてきた。

なぜなら、彼の母親が従女という身分のため。
そして、ルーイが「半陰陽」だからだ。

父である王には冷遇され、彼の身体の異質性から周囲の人たちから「気持ち悪い」「王族の恥さらし」と言われ続けてきた。

そんな彼に結婚話が持ち込まれる。
隣国の狼を率いる国の王子との結婚。しかも、花嫁という立場で。友好関係を結びたいルーイの父親による画策で、しかも娘は嫁にやりたくないという勝手な理由から、ルーイに白羽の矢が立つ。

従女である母親の身を守るために、父親の指示通り、望まない結婚を受け入れるルーイだが―。

というお話。

とにかくルーイが不憫です。
「たかが」従女が王の子を産んだ、と蔑まれる一方、「半陰陽」という身体を持つルーイが、自国でどれだけつらい目に合ってきたのか。読んでいて涙腺が緩んで仕方ありませんでした。

そして、嫁ぎ先の狼の民の国でも。

実は、ルーイの夫となるゼスには番候補がいました。
それが白鹿のユルール。
ユルールはゼスの番になると周囲の人たちが思っていたこともあって、ゼスの妻となったルーイへの風当たりが強い。

大国の王女(と周囲の人たちは信じ込んでいる)で、しかも次期国王となるゼスの妻という事もあって、ルーイに直接言うことはないけれど、でもルーイに対して冷たい態度をとっている。そして、それをルーイも気づいているのがとにかく不憫で…。

自国。
そして嫁いできた国。

どこにも、ルーイを受け入れてもらえる場所はない。
けれど、ルーイには帰る場所もない。自国に残してきた母のために、ここで生きていくしかない。

そんなルーイの孤独と健気さに萌えツボが刺激されて仕方ありませんでした。

正直、狼シリーズは世界観が同じであるがゆえにどうしてもストーリーに既視感が出てしまうというか、斬新さがない。そのため、この新刊も買おうかどうしようかちょっと悩みました。

が、白鹿が主人公ではないという今までの既刊を大きく覆す設定で、非常に面白かった。

それと、ゼスの番候補だった白鹿のユルール。

狼であるゼスを失って、もしかしたら薄幸さん…?
と思いきや、全然違う。

終盤の、あのユルールのセリフの真意は…?

めっちゃ気になる~~!
良いところで終わっているので、早く続きが読みたいです。

気持ちの上ではまだまだ繋がっていないゼスとルーイ。
という事で濡れ場はほぼ皆無。媚薬を盛られたゼスが暴走してしまう、というシーンはありますが、それでも途中まで。

ゼスも良い人っぽいので、これから二人の関係がどうなっていくのか、そして、この二人にユルールがどうかかわっていくのか、続きが楽しみです。

民族BL。
狼と白鹿。
そして半陰陽。

バックボーンは盛りだくさんですが、それらがきちんと回収されていくストーリーでめっちゃ面白かった。次巻への期待を込めて、神評価で。

9

民族衣装に包んだ恋模様

本誌でも毎号追ってるのですが(雑誌は唯一これだけ)
待ちに待った1巻でした。

シリーズ5冊目になりますが、今回表紙の質感が素晴らしい!
ツルツルコートがされておらず、ザラザラとした荒い手触り。

これがこの作品の世界観とイラストととてもマッチしていて良いのですが、
見返しのイラストは反してツルツルコート!
憎い演出で素晴らしいです。

書き下ろしも沢山あり、あとがきもパート2まであり、更にカバー裏まであり、ペーパー2種(コミコミさんだったから)と大満足の1巻でした。

普段コミックスはほとんど電子ですが、こういう嬉しい演出があると紙で買いたい!買って良かったなあ〜!と思います。次巻の装丁も今から楽しみ。

本編のあらすじ、感想は下のお姐様がわかりやすく、且つ、素敵なレビューを書いて下さっており、私も激しく同じなので読んでください。
すべて代弁してくださっています。
(丸投げ状態のようですみません…)

攻め様ゼスの番候補だったユルールの不穏な動きでこの巻は終わってますが、本誌ではユルールの背景が明らかになりつつあり。
ユルールも切ない…。
ああ…待てない!

緻密で繊細な民族衣装に身を包んだキャラ達の切ない恋模様(王道万歳!)
おすすめいたします。

言いたいことだけのレビューですみませんでした…。

3

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