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表題作侵せない繭

河森英士,33歳,弁護士で有名商社の社外監査役
景浦明彦,32歳,監査対象のプラント農場責任者

あらすじ

「……言えよ、オレのことを好きだと。欲しいって言え」 エリート弁護士と無自覚美人の大人の恋。
ひょんなことから有名商社の社外監査役となった弁護士の英士は、出向先のプラント農場で美貌の責任者・明彦と出会う。
掴み所のない明彦に翻弄されながらも、その美しい容貌と優しさに惹かれていく英士。
徐々にふたりの距離が縮まっていく中、車の故障で泊まったホテルで、英士は明彦に熱い欲望をぶつけ快感の渦に巻き込んでいく――。

※本作品は、紙書籍としてBL小説レーベル、アルルノベルス(ワンツーマガジン社)から発行された作品の電子書籍版です。予めご了承ください。

作品情報

作品名
侵せない繭
著者
かのえなぎさ 
イラスト
小池マルミ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
B-cube
電子発売日
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

攻め視点

弁護士・監査人×研究者。33歳と32歳のオトナめCP。立場上敵対関係にありながら、互いに相手の人間性に惚れてしまい、深い深い恋に落ちていくお話。表面上はそんなふうには見えないけれど、二人きりでいる時間がラブい笑。出会いからして仕事絡みなので、誤解やすれ違いが生じてしまう大人同士の関係です。

受けの明彦が天然魔性で、元エリート官僚が研究者に転身した大変魅力的なタイプ。ほんわかのほほんとしているけど、なかなか食えない。攻めの英士はセレブ育ち。一見いけすかないヤツかと思いきや、その鷹揚さと生真面目さに好感度UP⤴︎。優しさは備えているのに、すぐにカッとなるのが玉に瑕。

だいぶ前に読んだ時に受けがすごく好みだった記憶があるけれど、読み返すと結構女性的だなぁ。鍛えられすぎたのだろうか?でもやっぱり色っぽくて可愛いなーと思いました。英士の気持ちがわかる笑

受けの職場となっているプラントや明彦のお気に入りの場所など、飾り立てない情景描写が美しい。攻めが受けを求めてやまない衝動に戸惑い、性別を超越して愛しく思う情動が切なくてキュンとくる。

ちなみに自分がはじめに読んだのは紺野けい子先生イラストの紙媒体、電子媒体で読み直してレビューにしました。

お仕事ものとしても好きなお話です。

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