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表題作エゴイストの調教術

樋口ミノリ 元声優で経営者兼マネージャー
新倉悠也 相手を無意識で誘う魔性の声を持っている

作品情報

作品名
エゴイストの調教術
著者
六堂葉月 
イラスト
巴里 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784901579926
2.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

魔性の声はBLCD向き

受け様は魔性の声の持ち主、本人に全然その気もないのに相手をその気にさせてしまう。
そんな受け様が危うく男に襲われそうになった時に助けてくれるのが迫力のある
攻め様で、助けられたお礼を身体で返せと拉致されるように連れて行かれたのが
録音スタジオで、そこはアニメのアフレコや、ボーイズのCDを録音している。
攻め様は受け様を声優としてスカウトしたんです。
育ってきた環境のせいでかなりネガティブで、オドオドしてる受け様は、強引な攻め様に
誘われるままに悪魔の誘いのように声優になる事を承知してしまい、その日から
攻め様のマンションで同居する事になり、声優になる為の調教的訓練を日々課せられる。

調教と言ってもエロ調教では無くて、地味で臆病な受け様の性格調教みたいな感じ。
でも、実際にBLCDの声の出し方をする時に、恥ずかしくて話せない受け様に自慰を
強制するが、拒否されると攻め様は実践で教えようとして、受け様の声に煽られ
スタジオでヤッてしまうのです。
お互いノンケ同士なのですが、ヤッた後も攻め様の言動や行動に変わりなく、まさに訓練
でも受け様は攻め様に心を寄せてしまう。
攻め様の為にも声優への道を努力しようと奮闘する。
普段は絶対君主と召使みたいな関係で、肉体関係が出来ても甘さのカケラもないのですが、
攻め様は可愛がりたいのに受け様の為に厳しくしてる感じです。
攻め様の飴とムチで受け様を声優にする為に調教して、受け様もどんどん成長していく。
攻め様と出会った事で、未来を自分の手で切り開いて行くようになるお話でテンポが
良くてとても読みやすい作品でした。

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