おまけ付きRenta!限定版
身長差、体格差、身分差大 子供当主×おじさん家政夫
ショタもオジサンもあんまり興味ないんですけど、レビューの良さを信じて読んだらめちゃくちゃ面白かった〜!!
大志くんが全く12歳に見えないくらいしっかり者で(笑)
まぁBLか?って言われると、最終話に至るまでは「少年とオジサンが徐々に心通わせる同居譚」て感じが否めないんですが、最終話でちゃんとBLになるし、さらには描き下ろしでは完全にBLです!!
初っ端の監禁展開に関してはちょっと無理矢理感があるものの、それ以降はほんと素晴らしく、言葉選び・セリフ回しもセンスあるし大好きな作品になりました
BL界に入るまで自分がショタ好きなんて気付きませんでした。
特に生意気な子が成長していく過程はたまりません!
皆様もそうだと思います。
こちらの作品もそんな癖にギュンと刺さってくれました。
ひょんなことから超裕福な小学生のお守り的なことをすることになるお話です。
ありえないシチュエーションではじまるにも関わらず、自然な台詞回しのせいか、ストンとその世界に入れました。
とにかく、絵が美しい。
佇まい、と言えば良いのか、二人の静かな日常が美しく描かれています。
小学生時代から高校生へ一気に飛ぶので、その間のお話も是非読みたいものです。
元商社マンの征二郎は、面接先の有澤家で倉に閉じ込められ、有澤家の当主である有澤大志からいきなり「合格」と言われます。
征二郎は、半年前に商社を退職し、条件のよい勤務先を探していたところですが、有澤家での仕事は、大志の身の回りの世話、家事、家の修繕です。これまでハウスキーパーの経験も特にあるわけではなく、子どもが好きであるわけでもないのに、いきなり前途多難な日々が始まります。
大志は11歳にして有澤家を引き継ぎ、学校に通いながら有澤家の地代収入などの管理を行っています。
征二郎は何でも上から目線で命令してくる大志に、力と金だけでは人は動かない、人として対等でないと成り立たないと言います。大志の常に正しく、他人に弱みを見せないドライな生き方も、有澤家を守っていくために身につけなければならなかったのです。
全部の荷物を下ろして、何もかもから自由になりたい、そんな大志の気持ちや行動も、ふとしたときに征二郎が大志にかけてくれる優しい言葉も共感しながら読めました。
18歳になった大志と征二郎は、次の段階へ行きますが、20歳以上も離れているふたりのお付き合いは、また前途多難ですね。
かつらぎ先生、好きだなぁ〜
立て続けに三冊読んでみましたが、どれもとても面白かったです。
本作は、おじさんと少年の組み合わせ。
しかも、40代の元エリート会社員と12歳の小学生です。
歳の差、少なくとも28歳はありますよね。
ショタものですが、小さいうちは軽いキスだけです。
実業家の小学生・大志が家政夫として雇ったのが、失業中のお人好し征二郎です。
大志は初めから征二郎に惹かれていた感じですが、その辺どうだったんだろう?
大人っぽい大志は、恋愛に関しても大人だったのかな?
大志があまりに大人過ぎて可哀想になるほどでした。
本編は連載で読んでいたので何となく覚えていたのですが、まさか描き下ろしで二人のHが見られるとは思いませんでした。
大志がもう18歳なので、犯罪ではないです^^;
よくここまで待ったね、征二郎!
で、やっぱり受けは征二郎なのね。
二人の年齢差が大きすぎるので、征二郎の老が心配になるけど、出来る限り二人で幸せに暮らして欲しいです。
少年が不気味でした。。
笑顔がすごみがあって怖い。いや、だんだんと可愛くなってくるのですが、最初はおじさんの方が蔵に縛られて監禁されたり、それを見てにやりと笑う子供だとかが怖くて、第一印象があまり良くなかった。ので辛口の評価になっています。
有澤家は資産家なのに、茶の間でご飯とか、使用人を全員解雇とか、ちょっとあり得ない展開も興ざめの原因かな。
しかし中盤以降は二人が仲良くなり、家のために無理をしてがんばっている子供の素顔と、それをいたわり守ろうとするおじさんという関係性になってきて、そこからはすらすらと読むことが出来ました。
さすがに12歳なので本編では色っぽいことはないし、付き合うまでもいかないのですが、大きくなってからのHが巻末のおまけにありました。