僕のミューズ

boku no muse

僕のミューズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
54
評価数
14
平均
3.9 / 5
神率
28.6%
著者
かつらぎ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784199608322

あらすじ

超絶綺麗好きな青年と
天才ヴァイオリニストが奏でる、
五線譜のようなセンシティブ・ラブv
Charaコミックス初登場!!

度を越えた綺麗好きで、幼い頃から
クラシックオタクな清春。
ある日、ピアニストの兄の伝手で、憧れの
ヴァイオリニスト・相良律を家に居候させることに!!
今や海外を拠点としている天才ソリストで、
部屋にポスターを飾るくらいに大ファンなのだ。
ところが律はどうやらスランプらしく、
中々ヴァイオリンを手に取ろうとしない。
それどころか、やたらとスキンシップ過多で、
清春にアプローチをかけてくる始末だ。
恋愛に男も女もなく、気になったら即行動に
移すという律に対して、
綺麗好きを拗らせてしまったせいで
他人に触れられることすら恐い清春。
けれどそんな自分を変えたくて、
少しずつ律に歩み寄る努力をすることを
決意した清春だったけれど…!?

表題作僕のミューズ

相良律,世界で活躍する天才ヴァイオリニスト
四宮清春,クラシックオタクの写譜技術者

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき(カバー下)

レビュー投稿数3

恋が人を、音楽を、豊かにする

やっぱり、かつらぎ先生好きだな。
天才バイオリニストと潔癖気味な青年のほのぼのラブストーリーです。

ピアニストの兄に頼まれて、失恋して弾けなくなったバイオリニスト・律と同居することになった清春。
会って早々、律にアピールされるようになった清春はーー…

ゲイでもないのに、突然男同士の恋愛に発展する?という違和感があったのですが、実は二人の心の中にはずっとお互いがいたのだと分かりました。
律のバイオリンを聞いて世界が変わった清春と、幼い清春の言葉が心に残っていた律。
一言でいっちゃうと、多分お互いを変えるのはお互いでしかない二人なんだと思う。

潔癖は清春のアイデンティティじゃなくて、誰かに必要とされたい心の現れだったのだと感じました。
恋によってモチベーションが変化しちゃう落雁メンタルの律は心配だけど、恋が人を豊かにして音学を変えるっていうのは理解できた。

ゴールのない恋を、この先二人がどう育んでいくのか分からないけど、ゆっくり大切に温めていってほしいと思わせる優しいお話でした。
律のマネージャーは好きではなかったけど、清春の兄のキャラは大好きでした。ブラコン兄弟可愛い♡
描き下ろしがたっぷりあるのも良かったです。

2

音楽と新しい自分

かつらぎ先生は初読みの作家さんでした。

国際的なヴァイオリニストの律。
ピアニストの兄を持ち、綺麗好きな写譜(全然、そのようなお仕事の存在すら知らなかったです!)をする清春の話。

ストラディバリウスは、オーナーさんからレンタルしている場合も有るんですね~シェアすることも。
音楽家の方と縁がない生活なので、色々知らない事がわかって。
これはこれで、知識欲をくすぐられる。

律が、弾きたくなるモチベーションは帰国した日本に有りました。
それが、清春なんですよ。
清春は、潔癖。掃除をしまくる。
心の隙間を満たし、家族とは関係性を深める。だけど、他者は遠ざける。

律はおおらかで、散らかし屋さん。
あまりにも違う2人なのに、ヴァイオリン曲が2人を近づける。

清春、結構地味目なんですよ。初めは表情も固い。
律と過ごすことで、許せなかった事が許せるように変わっていく。
気持ちをちゃんと、伝えたり表情もはっきりしてくる。

派手さはないけれど、じっくりと丁寧なエピソードが積み上げられていくのが、良いです。
読み終わると、優しくなれる。
クラッシックを久しぶりに、じっくり来てみたくなりました。

律と清春のえっちは、自然な形で進みます。

清春のブラコンおにいちゃんの秋広。
楽しくて好きなキャラでした!

2

アンダンテに進む恋

初読み作家様でした。
派手な展開よりも、登場人物達の心理描写を丁寧に描いている、優しい読後感のある作品です。
作中のあちこちに音楽に関するものが溢れていてそちらも素敵。
世界で活躍する天才ヴァイオリニスト・律と、ピアニストの兄を持つ写譜技術者の清春。
2人の恋模様も描きつつ、お互いの内面を知っていったり、ゆっくりと成長をしたりするお話。

まさかBL作品で写譜技術者のキャラクターが見られるとは思っていませんでした!
作曲家が書いた楽譜を清書したり、楽器ごとのパートに分けて譜面を書き起こしたりするお仕事です。
ソルフェージュ(読譜や聴音など)能力が無ければ出来ませんし、採譜(耳で聞いて譜面に書き起こす)も出来るようなので、清春は音楽的知識がかなり豊富な人なのではないかな?と思われます。

ドイツ帰りの律という人が、長年を海外を拠点にして過ごしていたからか、ラテン系というか、とても明るくおおらかで感情表現豊かな性格なのです。
でもメンタル面では少し気弱な部分もある。
一方の清春は、真面目で、潔癖症とまではいかないけれど度を超えた綺麗好きで、穏やかでのんびりとした優しい人。
この性格の部分だけを見ると相性があまり良くなさそうだったり、律がぐいぐいと清春に向かっていってしまいそうにも見えますが、そんな事もなく。
恋の始まりが唐突でも、性格や気持ちが優しい者同士の組み合わせなのもあって、終始2人で歩幅をあわせて歩くようにゆっくりと関係を深めていきます。
お互いにお互いを否定しないというか、理解しようとする姿勢が強い2人なのが良かった。
気持ちをきちんと言葉にして伝えたり、当たり前にあって気が付かなかった本当に大切なものは何かを思い出したり。
内面がぐるぐるとしやすい2人でしたが、その分心の動きが丁寧に描かれていました。

律が清春の楽園に持って来た苗は花を咲かせ、その花が枯れない限り恋は続いていく。
ただ、かなりの遠距離恋愛ですし、この先の未来がどうなるのかは読者にも2人にも分かりませんね。
1冊をかけて本当にゆっくりと進んだ恋なので、律の言うこれからのプランもじっくりゆっくり、2人で手探りで一緒に考えながら進んでいくのではないでしょうか。
出来れば末長く一緒にいて欲しいなあ。

清春のお兄ちゃんの秋広がすごく好きなキャラクターでした!
そもそも彼の一声が無ければこの2人が出会う事もなかったはず。
律のマネージャーさんは有能なのだろうけれど、好き嫌いは分かれそうだなあ。

1

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