藻とカレーさんのマイページ

神作品

エキスパートレビューアー2023

女性藻とカレーさん

レビュー数29

ポイント数158

今年度24位

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まだ序章…だけどシャングリラは天国ね

はああぁぁ〜〜(どデカため息)
やや進展がありましたね。
でもまだ引き続きキュンキュンするやら切ないやら。
フィーがね、アポロをすっかり好きになっているようで。でもアポロにまだその気はなく。少しずつ気にはなっているみたいだけど。

ほんとに座裏屋先生作品は絵が細部まで隅々まで美しくて。
一コマ一コマ見惚れていると中身が入ってこなくて、何度も行ったり来たりするので読むのに時間がかかる。

売れっ子の小鳥ちゃんであるフィーがアポロのことを
「あんたの体はオスとして完璧だよ」
「おまけにこんなにフェロモン垂れ流してさぁ」
てすごい惚れ込みよう、口説き文句ですよね。
でもアポロはあくまでも仕事としての姿勢を崩さない。

フィーが悪夢で目が覚めて、二度寝できないと言いながら、アポロのベッドに忍び込んで眠っていて起きた時、ボーーとしていたのかわいかった。アポロにひっついていたら眠っちゃったんですね。

2人で飲みに行った帰り、別れる時、フィーがしばらくアポロの後ろ姿を見ていたのが切なかった。離れるのがさみしいのねと。
「…今日あんたと一緒に寝たい」
と言うフィーが棒立ちで、普段の小鳥ちゃんの色っぽさを意識しない素の姿を見せているようでこれまたきゅんとくる。
「…何もしねーから…いいだろ?」
もそうだし、アポロが手を差し出してくれた時のフィーの表情が…素でうれしそうでかわいい。
アポロが手を差し出すのって左手なんだな(1巻ラストも)

スリスリくっつき虫なフィーに萌え〜。さみしがりの甘えっ子なのね。好みの受けだわぁ。

オーナーとロイドが20年以上の恋人と知り、羨ましいと見るアポロ…男同士でもアリだなと認識されましたね!今はまだ自分のこととは思えなくてもw

アポロは妻に裏切られてに心にポッカリ穴が開いていると知ったフィーの
「…アンタのここ 今は誰もいないんだな…」
「じゃあ今ここには一人入れる空きがある…ってことなんだよな?」
の言葉にアポロは驚いた顔をしていたけど、どう思ったんだろ。
そんなことすら考える余裕がなかったてことかね。
そこにフィーが入りかけていると気づいた…ならうれしいな。

「一回だけ…嫁さんにするように触って」
「挿れなくても イかせてくれなくてもいい」
「いつもの仕事前の準備みたいなのじゃなくて…もっと本気のやつしてよ」
「してくれたら今日はもうホールには行かない アンタの言うこと聞く…だからアポロ一回だけ」
フィーのこのお願いがまた切ない。
ここまで言われたらさすがのアポロも応えますよね。
不安なことがあった後だし。

アポロに触れられてフィーが何度もアポロの名前を呼ぶのも萌え〜。
フィーの反応が…アポロを好きでしょうがないのが伝わってくる。
アポロにしがみついてねだって…いい感じのところで、やっときた!ここでちゅう〜〜!!
ちゅうはまだかな〜そろそろかな〜でもまだかな〜思っていたので、うれしい(キスシーン好きなので)

アポロは途中でやめるつもりだったろうけどフィーにねだられてやめ時を逃して…フィーはイかせてもらえてよかったね(アポロの手が離れないようにフィーはしっかり押さえてるしw)
ルール上はダメだから「二人だけの秘密」よね。
以降、この二人だけの秘密が増えていくのかな。バレたらクビ?かもだからヒヤヒヤものよね。
でも、ちゅうはOKなんだからもっとしてほしいところ。

とてもすばらしい体をしていると言うフィー、アポロのアポロはアポロンらしいので、2人が本気に恋に落ちて結ばれる時は大変なことになっちゃうだろうなと期待が高まります。
まだ先だろうけど。
座裏屋先生作品で、ここまで体の関係がないのって珍しいですもんね。

フィーに嫌な写メ送ってきたり、フィーの写真を撮りまくる奴や、条例の件…が今後からんできて、まだ先は長そうですね。

シャングリラは、フィー、アポロ2人にとっても理想郷なのではと思う。
フィーはそれまでは地獄のような世界にいて、シャングリラは逆に天国のように感じただろうし。だから他に行く所はないと言う。
アポロも妻に裏切られて生きている実感さえなくしてしまっていたところ、シャングリラに来てフィーと接して徐々に本来の自分、や、もっと本来のアポロになるのではないかと思う。

今後は不穏な展開はそこそこに、2人の甘々いちゃいちゃがひたすら見たいですw

最高に美しくキュンキュンくる

はぁ〜最高ですね。
ず〜っと読みたくてやっと読めて読む前から期待してドキドキしながら読んでやっぱり最高だなと。
絵が美しいのはもちろん、その美しさは細部まで完璧で。世界観、空気感までみずみずしい。

ページ数、文字量少なめなのに、一コマ一コマ美しいから見惚れてしまって、中身がなかなか入ってこないw
集中してガン見して、更にキュンキュンくるもんだから行ったり来たりして読んだので結構時間がかかった。
絵だけのコマも訴えかけてくるものが大きくて読み取るのに時間と集中力を要した。

日常の雑多な世界とは隔離された理想郷、シャングリラ。その理念がいい。平和で。小鳥ちゃんたちを大切にしているのがいい。小鳥ちゃん、という呼び方がかわいい。
こんな理想郷を実現させるオーナーやり手ですね。
そんなオーナーがシャングリラに一見似つかわしくないアポロをスカウトしたのが、後々まで効いてきそうでまたいい。当面、フィー専属にしたのもナイス。
冒頭のオーナーとアポロの会話からオーナーの人を見る目が相当なものだと思われ。

ノンケ萌えする小鳥ちゃんたちもかわいい。
アポロが最初に照明を消した時のフィーの反応、それを小鳥ちゃんたちと話す時もかわいかった。

人の手に本質を見出すフィーが、アポロに「今日はもう行くな」と掴まれた手首をぎゅっとしているところはドキッとした。
シャワーの後、部屋に戻って「アポロ?」と呼びかけるのも。
自分からもう帰っていいと言ったのにまだいてほしかったんだなと。
それを部屋の外で聞いていたアポロがまたやさしい。もう少し側にいてやればよかったと後悔しているのが、心が近付いていくようでいい。

座裏屋先生の受けは、しっかり男らしさがある上で、きれいでかわいらしさがあるのがとても好き。しなやかな体つきも。
私、お尻フェチでもないのに、座裏屋先生が描く受けちゃんのお尻がとてもきれいなラインでかわいい形ですごく好きだなと。
くびれた腰から美尻のラインが最高に好み。

フィーは人と距離が近いし甘えたりするけど、普段は男っぽくてかっこよくて、怒った時は怖いしね。それでも顔が崩れないのがいい。
一転、アポロに触れられる時とか幼い顔になるのが萌え〜。
アポロの部屋をそっと覗くフィーもめちゃかわ。

フィーがセ○クス依存症と言われるほどなのはそれがアイデンティティになっているのかなと。
生い立ちやトラウマのこともあり心を埋める意味合いもありそうだし、自分の体や技術に自信を持っていて相手を満足させられる、必要とされるとの自負があるだろうし。
シャングリラではそこに価値をおかれるから居心地もいいだろうな。

アポロは無気力で何も興味がなさそうな表情をしていたけど、フィーと接するうち少しずつ変化しているよね。
フィーを軽々と担いで歩くのは萌えた。受けを担いだり脇に抱えることができる攻めが好みなのでw

フィーはノンケに興味なさげだったけど、アポロのことが気になっていて、アポロはフィーにまだそんな感情はないけど興味を持ち始めていて、これがいつどうやってL展開になっていくのかドキドキする。

ただ、3つのルール
・男娼をイカせないこと
・挿入行為はしないこと
・絶対に恋に堕ちないこと
これがキツい。

このルールを守りつつ、2人が惹かれあっていくのかと思うとそれだけでキュンキュンですね。

アポロはオーナーを裏切らない誠実さがあるので、本気で恋に落ちて結ばれるのは2人ともシャングリラをやめる時かな。

ちなみに、無地の洋服ばかり選ぶアポロのセンスが好き。
アポロは読書家でもあるみたいだし、オーナーの話をよく理解する、そういう点もオーナーが買っているのかと。どんな本を読んでいるのか気になる。

ほんとのアポロ、恋愛に能動的で、情熱的で愛されるより愛したい、このダグラスの言葉を思い出しながらアポロが出してくれた手をとるフィー。
アポロの手からフィーは何を感じているのか。
グローブのような大きく厚い手、太くて長い指。
壊れ物を触るようにやさしく触れる手。
そんな手からアポロを感じて、本来のアポロに愛されたいとフィーは思い始めていると思うんだな。
からかったり、強がったり、アポロのことを知りたがったり、気を引こうとするフィーがかわいい。

2人がどう変化し、距離が縮まるのか2巻が楽しみ。

一度知ると女性とできなくなるという体のフィー。
実は情熱的なアポロのアポロはアポロらしい。
この2人が本気で恋に落ちて結ばれる時は大変なことになるだろうと今からソワソワしてしまう。だいぶ先になるかなと覚悟していますが。

余談だけど、ゲイだからノンケとはわかり合えないとか、親にカミングアウトできないとか、当て馬(本当の意味で)等々のBLあるあるが出てこないので、その点でストレスなく読める。またこれか〜とうんざりすることがない。

まさに「シャングリラ」な世界で美しい男たちの物語がピュアでキュンキュンくる。

腰乃先生、天才!!

腰乃先生、天っっ才ですね!!
いや〜、おもしろい、腰乃先生作品でいちばん、などさんざん聞いていたので期待していましたが、期待通り、や、期待以上でした。

オメガバが腰乃先生の手にかかるとこうなるか!?オメガバでさえ腰乃先生ワールド全開の手腕がすばらしい!!の意味がわかりました。

私が先生天才!と確信&大爆笑したのは、終盤、静香ちゃんがαたちに連れて行かれるのを見た横須賀が、静香ちゃんを助けに行く時の
・助けを求めるΩの踊り
・ちび静香ちゃんたちが「たーすけてー」「たーすけてー」と横須賀の頭の周りをズンドコ→ズンドコ→ズンドコ踊る
コマです。

今までの先生作品にもあった腰乃節ですけども、今回のはこれまでじっくり2人の状況と心情を描いてきて、静香ちゃんのピンチにやっと横須賀が α らしく?(彼にはバースは関係ないだろうけど)腹くくってかっこよく助けに行く場面で…
こ こ で !!
キレッキレの腰乃節かきたわぁ〜〜!!とおかしいやらすごいやら、大爆笑とともに腰乃先生天才か!!となりました。

こっからはもう!!怒涛のまさに腰乃ワールド!!
全部すごくて好きですが
・横須賀が静香ちゃん壁と自販機と自分の左足を壁にトンと後ろにくっつけて静香ちゃんをとじこめて守るとこ
横須賀かっけえええ!!
「何かされたら最悪、俺が殴られよう…」と絶対静香ちゃんを守ると覚悟しているのがほんとかっけええ!!

ここで横須賀が静香ちゃんが出て行かないようにお腹を押すのが、その後の横須賀に反応する流れにつながるのもお見事で。

その後、横須賀がロッカー室に静香ちゃんを連れて行くのも、その前の静香ちゃんのクリーニングを持って行く時にロッカー室に行ってるから、すんなり行けるというつながりがあり。

静香ちゃんが横須賀に反応している状態が、冒頭のお見合いパーティーで横須賀がなっていた状態だとわかる構成もすばらしい。

全体として、横須賀目線で進み、だんだん静香ちゃんのことや、Ωのことや運命の番のことがわかってくるつくりがいいんですよね。
横須賀はそれまでβだったわけだし、16歳だし、Ωを襲うなんて動物かよ、普通に好きになって結婚したい、とか思うの至極真っ当のことなんですよね。
その認識が、だんだん理解していくことによって変わっていく描写が腰乃先生らしくていい。

静香ちゃんはΩである現実を痛いほどわかっているから、しあわせになるためにはΩであることを受け入れて、番になれるαと出会うためお見合いパーティーに通い続ける。
そりゃ役所の人に全力応援されますよねw
行き遅れΩって言われてかわいそうに。
横須賀に、結婚して、嫁にして、マリーミーッ!必死にお願いするのもわかるし、ノーーーッ!!と断られてもめげずに「お友達から」と言ったの、それまでの相当の苦労を感じ取りました。

あと細かいとこで言うと、ドラ○もんのしずかちゃんのお風呂ネタ(静香ちゃんと子どもたちとの会話)が後に、横須賀に裸を見られた時にしっかり回収されていたのもおもしろい。

本作はほんと、よせては返すどんぶらこな構成。大小の伏線→回収が何重にも張り巡らせられながら話がおもしろく進むのがお見事だと思います(カバー下が冒頭のお見合いパーティーにつながるのも)

話が行ったり来たりで申し訳ないですが
横須賀に反応して苦しそうな静香ちゃんが、ただ人を好きになってつきあってふつうにしあわせになりてぇだけなのに、と本音を漏らすの、横須賀は静香ちゃんも自分と同じだと知ったはずで。
だから、のちゅうですよね。
ここからの静香ちゃんがかわいくてかわいくて。
横須賀がめちゃくちゃかっこよくてやさしくて。
いいわぁ〜〜と萌え萌え萌え〜ですよ。
16歳のこの前までβだった男の子が顔も腕まで真っ赤にして、静香ちゃんを助けようと抱っこしたり、ちゅうしたり、抜いてあげて抱き寄せたり…こんなん萌えんなっつう方が無理ですよ!(腰乃男子に感化されてこちらもキレ散らかしながら萌えを叫びたくなるw)

くたぁぁ〜となった静香ちゃんがまたかわいいし
そ こ で
横須賀が静香ちゃんにちゅうするのが!!
最大特大の萌えでございました(合掌)
ちゅうした横須賀が顔も指も真っ赤になって頭が??となっているのがまたかわいい。
静香ちゃんが唇を押さえて顔をばっと背けるのも。ぽやんととした静香ちゃんも。

その後、腰乃先生の専売特許のお互いキレ散らかしながら本音を言い合う展開がきて笑いましたけどもw
巣作りのくだり。
「援交」もツボって笑ったww

静香ちゃんが研修医というのも良い設定ですね。体験してきたこと、行動、考え方、言葉に説得力がある。

あと、メガネ先生がめちゃくちゃいいキャラ。
メガネ先生と言われて「メガネ?僕かな?」とひょうひょうとしながら、苦しむ静香ちゃんを前にどうしていいかわからない横須賀に「君は良い α だ」と暗示をかけるとことか。さすがバース研究の権威。

Ωが運命のαにはオーラ君(お団子)をくっつかせる発想もすばらしい!

いつも腰乃先生作品は擬音がユニークで大好きなんですが、静香ちゃんがルンルンで歩く時の「りっく♡ りっく♡」が特にお気に入りです。

横須賀が静香ちゃんのいいところを知って事情も理解してちょっと好きになりかけてるかな?てところで1巻終わり。
続きがめちゃくちゃ楽しみです。
何巻くらいまで続くんだろう。
横須賀がまだ16歳だから、18歳辺りまでは描かれるかな。
大人になるまで描いて下さるとうれしい(長編好き)

あと、勝手な個人的な印象ですが
腰乃先生はシャイでいらっしゃるのかな。
・シリアス、キラキラLシーンもどっぷり浸らずギャグやドタバタに転じていく。そこが好きだけど。
・キャラはセリフも心の声もめっちゃ喋るのに、あとがきや呟きの先生の言葉は少なめ…かなと(そこもステキです)

ヨネダ先生は特典リーフレットも神

「20072017」に収録されている過去の特典ペーパーのクオリティの高さ、萌えの凝縮具合に度肝を抜かれた私ですが、やはり今回もすごかった。

【面会】
府中刑務所にいる竜崎に聞きたいことがあり訪れた矢代と七原。
矢代に二度と来んな!と言う竜崎が、強がっているだけだからまた来てやったらどうですか?と七原。
「じゃ、お前が来てやれよ 俺より喜ぶんじゃねぇの?」と矢代。
「なんか…不憫すよね……」
「何で お前が落ち込んでんだよ?」
とまたしても竜崎のきもをてんでわかっていない矢代。竜崎不憫ww

【傷】
7巻、綱川邸で恐らく綱川を待つ場面の1コマ。
矢代「枝にでも引っかけたのか?その傷」
  「顔にばっか傷つくって箔でもつけたいのか?」
百目鬼「こんな傷で箔、つきましたか?」
矢代「多少 そ れ っぽくなってんじゃね?」
  「俺もつけるかな いちいちなめられずに済む」
百目鬼(かぶせるように)「やめた方がいいですよ」
矢代「あんでだよ」
百目鬼「綺麗な顔が台無しになります」
矢代「…あっそ」

個人的な感想。
矢代は百目鬼のかわいい顔に傷が増えていることが気になるよね。そりゃ気になるわね。
4巻でほっぺに傷がついた時のこともあるしね。

で、綺麗だと言われていつもそれを否定しない矢代ww
そして「あっそ」とか「ふうん」とか言っている時は内心喜んでいるのではないかというのが私の想像です。

大波前の静けさ…なのに持ってかれる

本誌でさんざん読んでいたわけですけども、単行本として改めて読むと…1コマ1セリフにいちいちドキドキしていかんです。
これはヨネダ先生作品全てにおいて言えることですが。
囀るでは神がかってさえいると思う。

ざっくり言うと、6巻後4年が経過し、離れていた矢代と百目鬼が再会してバチバチするまでが描かれた7巻。
言うなれば、こっから!なわけです。2人がどうこうなるのは。
なのに、2人がニアミスしたり、ふと思い出したり、再会までも焦らされながらドキドキやられっぱなしで。
ヨネダ先生は読者と将棋の勝負をしているよう、と例えて話されていたけど、私としては全敗なわけです。はあああ〜〜。
何回読んでもこんなドキドキ持ってかれる作品て他にあります?!や、私の中ではないんです。
完結していないけど、既に私の生涯No.1作品、殿堂入りなんです。
なので、細かい萌え、エモポインツを挙げ出すと全部になるのでそれは日々ツイッタで垂れ流しておりますが。

もういつも以上に何をどう言っていいのがからないレビューになりましたが、次巻が予想つかないけど倒れる展開になることは間違いないのに、その前哨戦である7巻でもうドッキドキでたまらん、とだけ言いたいです。

最高最高最高(涙)

いいぞー!アラタ!!
落ち込む宗純に恥ずかしいことでも、しっかり伝えてあげて、大事。
そうよね、宗純は昔からアラタがいればそれだけでいいんだもんね。
辛い時にお互いの気持ちを確かめ合う…そんな2人が大好きですよ。涙

一緒に実家に帰って、ギターを構えるアラタを見てきゅんとする宗純かわええ。
弾いてとおねだりして、アラタに見惚れるのも萌え〜!
その後、飛びついて、ちゅっちゅするだけでも萌え〜萌え〜!!(うるさい)なのに、キラキラしたお目目で「やばい 心臓の奥の方…ぎゅーんてきてる」てかわいすぎかっ!!

宗純がこんなうれしそうな顔をするのは久々でしょうね。
さすがアラタのギター!
宗純の原点。

周りの音がよく聴こえないと言う宗純が
「アラタのギターだけは聴こえたんだ ちゃんと…へんなの」
と泣き笑うの…そりゃアラタも抱きしめますよ。こっちもうるうるですよ。涙

なるほど!
1巻につながる過去の流れがわかったぞ。
1巻でふらっと帰ってきた宗純に詮索や干渉しないアラタの理由もわかった。

アラタの椎名呼びは、宗純からそうしてほしいと言ったのか。
いっこ謎がとけてほっとした。

ああ、アラタは昔、宗純を泣かせて別れたことを未だに思っていたのか。
だから、宗純のことを黙って待ち続けるんですね。いい男だ〜。涙

宗純が家にいなくて、まだ夢の続き、俺の罰はまだ続いてる、それだけだ、と思ったアラタが辛くて…でもすぐに宗純に会えて抱きつくの、良かったねと。
もうどこにも行かないと言う宗純に、半分だけ信じとくよ、のアラタもいい。

そこからは…もう、あーた、また萌え殺されそうですよ…
「泣いても勘弁しねぇから覚悟しろよ」
ゾクゾクする宗純
「やべぇ…カッコイイ…」
「好き♡ 好き♡ 俺 死んじゃうかも♡」
とアラタに抱きついてズルズル引きずられるの…こんなん萌え殺しにきてますよねw
いいんです!この続きがなくても、この会話だけで萌え死ねるw

おお!そしてPeg復活!!
宗純が伝えてからの、3人のリアクションがいい。

ゲリラライブに宗純父と駿英も来られてよかった。
駿英はブラコンで、宗純に
「どんな未来でもアラタがいなきゃ嫌だ」
と言われ、そんなこと弟に言います?とウケてるのかわいい。

で、新さんの代わりはいないから兄貴をお願いしますと頭を下げる駿英…ええ子や〜〜。涙
すかさず抱きしめるアラタも〜〜。

そうよね。サプライズでアラタがギター弾くんよね。
宗純が一緒にバンドやりたいって夢見てたことが一瞬でも実現するね。バンドじゃないけども。泣かせるね。
アラタを口説いた時の甚左のセリフがまた良かった。
あの時、捨ててきたのは椎名だけなのか?てやつ。
くぅ〜しびれる。

ステージ上での2人もまたこれ、萌え殺され案件ですよ。あーた。

で、アラタ、ギター左で弾いてるね。
1巻で左利きなのに、右手で弾く練習してると思ったんだけど。
4巻の最初の宗純の実家でも右手で弾いてる。
本気でやるべ!と本来の左手で弾くよう練習したてことですかね。

「椎名が一番欲しいものは お前が一番わかってんだろ」
甚左さ〜〜ん!!
最高のサプライズ!
最高の口説き文句!

わああああああああ
最最高高の見開きいいい。涙涙

宗純が欲しがっていたこと、2人で演奏することが実現して最高なんだけども、アラタがギターを好きだと、あきらめた捨てた気持ちを思い出せたことがまたすばらしい。
だって、この物語は宗純の話が中心ではあるけれども、アラタの話、アラタと宗純の物語でもあるわけだから。
と、ここ!!でそれを思い出させてくれるこの展開が!!すんばらしいですよ!先生!!
ブラボーーー!!!
(スタンディングオベーション)

で、演奏後、アラタに盛大に抱きつく宗純。
そら、客席もキャーー!!ですよw

「アラタの音 ずっと耳の奥 残ってて気持ちい…い」
………(声にならない)(私は萌え死にました。どうしよう死んでしまったら先が読めない。まだ終わっていないのに)

Pegに入るよねとアラタに言う宗純。
断られて
「アラタが俺以外とバンド組むなんて嫌だ」
はぁぁぁ〜また萌え死んだ。何度殺されれば気が済むのか(しやわせ)(Mではありません)

「嫌だけどアラタがギター弾いてくれたら我慢する」
はぁぁぁぁ〜かわいいかよっっ(何回目かわからない) 

そっからはもう何も言うまい。
最高最高最高ですよ。

2人のかわいらしい出会いも描いて下さって。
こんなすばらしい作品を世に送り出して下さりありがとうございます!!の大感謝の気持ちです。

あとがきによると、まだまだ描いていない設定があるらしく、番外編なんかそのうち出るかもと期待しちゃいますね。

私はアラタと宗純の2人が大好きなので、続編希望ですがw

アラタの物語でもある(表紙でわかるやろてw

バンドに誘ってきたメンバーに、試しに一緒に弾いてみてもいいよ、と言う宗純、なぜアラタに肩組んでひっつきながらなのか!!かわいいかよっ!!(こればっかりw)

これまでかっちょよ宗純のギターシーンの抑えめな演出がとてもいいと2巻までの感想にも書いたけど、バンドメンバーと初合わせのゲリラライブの見せ場も、すごい演奏だとわからせつつ、それでも最小限に抑えた描写なのがいい。
さじかげんが絶妙です!先生!!

甚左さんが椎名に惚れ込んだ瞬間の顔…笑った〜ww
ああいう笑いのキラキラはいいね。

で、宗純が作った歌詞〜ww
A・RA・TA♡
A・RA・TA♡
新たな恋の始まり〜
て、どんだけアラタ好きよ!
もうそういうとこよ!特大萌えですよ!大好きですよ!
で、みんな言ってるかもだけど、A・RA・SHIかよww

そして、アラタと3日話してないと泣く宗純、2年経っても変わっていなくてかわいいね!

や〜〜ん!!
リハ中にアラタが来たのを見つけた宗純がステージから飛び降りてアラタに抱きつくの萌え〜萌え〜!!
アラタもちゃんと察して抱きとめに行くの萌え〜!萌え〜!

2人を邪魔しようとする甚左に察しろと言う静ちゃん、いい人だ〜。

「帰る アラタに帰る〜」
かわいすぎるっっ!!
萌え殺す気か!私を!!

アラタがライブで演奏する宗純を見て、隣に立てなかった思いが蘇り戸惑ったけど、ライターとして
「俺はもう別のステージの上だ」
と思っているのがめっちゃいい。
自分を知って、自分のやりたいことをして、自分の人生を歩んでいる。

このアラタの人生も、先生が描きたかったことなんだろうなと、このシーンを見開きで鮮やかに描いていることで確信した(遅いけど)

宗純が難聴になって、へこむのはギターを弾けないのはアラタが好きになってくれた自分でなくなるからなんですね。
ギターが上手くなるよう練習したのも、アラタに自分だけを見てほしかったから。ギターが好きなのもあったろうけど。
ほんとにアラタが大好きなんだと思い知らされる。

で、ギターが弾けない自分はアラタと一緒にいるのが辛いって…アラタ大好きなのに一緒にいるのが辛いなんて初めて思ったことだろうな。

過去のアラタとはまた別の意味で、一緒にいるのが辛いと宗純も思うようになっちゃった。

椎名大好きな甚左がブレなくて毎回ツボるw
優ちゃんも癒しキャラだし、細身で変態ドラマーなのが好み。
静ちゃんは誠実でいい人で。
改めて、いいバンドですね。

萌え死ぬかと思ったw

宗純にいくらねだられても最後までしないアラタえらいな〜あの年齢でよく抑えられるなと思ったら、そりゃ葛藤があるわね。
宗純にギターは続けてほしい、でも一緒にいるのは辛い。
子どもみたいに泣く宗純がかわいそうで。一途にアラタが好きな宗純がかわいくて仕方ないわ。

アラタを追って東京に来たくて一生懸命勉強した宗純!
やっとアラタを見つけて
「なあ 怒ってんの?俺 押しかけてきたから?」
と子どもみたいな顔する宗純かわいいかよっ!!

2年も経っててアラタに彼女いるとか考えもしなかった宗純。
「…そんなの やだ」
と泣いちゃうの、かわいいかよっ!!

また、ちゅうをねだる宗純もかわいすぎかよっ!!
もう、萌えメーターふっきれそうなんですけどw こっから先があるんですもんね。
大丈夫かしら私。

もうね、お互いのことが大好きすぎる2人がめちゃくちゃ性癖なんですよ。
なので、2人ともイケメンでモテるのにお互い一途なのがたまらんたまらん萌えでして。
なかなか先に進めないw

痛いけど、絶対する!と言う宗純。
好きと言って、の宗純。
もうちょい こうしてて。朝も昼も夜もアラタとしていたい、の宗純。
たまらんたまらん!!

「逃げるのをやめて 選んだんだ」
いいセリフだなぁ、さすがアラタ。

一緒にバンドできないと泣く宗純が、アラタの気持ちを変えられないとわかっているのもえらいですよね。
すぐ泣いちゃうのがもうかわいいんですけど。

で、ずっと一緒にいるというアラタの言葉に
「もうどこにも行ったりしねぇ?」
がまたかわいい(もう、かわいいしか出てきませんすみません)

アラタも腹くくって、一生一緒にいると言ってあげられて良かった。

はぁ。萌え死ぬかと思った。
萌えツボ突かれまくりですもん。
改めてすごいなウノハナ先生。
これからもついて行きます!

1巻でも思ったけど、宗純がギターを弾くシーンが必要以上にキラキラしていたり、かっこよすぎないところがいいんですよ!!
これ、私にとってめっちゃ重要ポインツなんです。

なぜなら、ギターを弾いている、ギターが上手い、しかも天才的に、てだけでかっこいいんです。
なんなら宗純はギターを弾いていなくてもかっこいいんですからw

だから、あれ以上、かっこいい演出をしてしまうと小っ恥ずかしくなって、私は引いてしまうんです。
そこをウノハナ先生はうまいこと抑えて描いて下さるから、バンドもので恐れていた恥ずかしい思いをすることなく、ほお〜宗純かっけえぇぇぇ〜と純粋に思えて萌えさせてもらえておるのです。すばらしい!!

現在、アラタが宗純のことを椎名と呼ぶのは仕事柄かな。
呼び方を変えたきっかけが今後出てくるといいな。

3巻はPegの結成秘話ですかね。

あ、アラタのバイト先のライブハウスの店長、いい人ですね。

らぶらぶな2人に萌え〜!!

のっけから2人がらぶらぶでいいですね。
すぐ放浪しちゃう宗純に詮索したり束縛しないアラタが大人だなと。
アラタが帰宅しての宗純へのおでこちゅうとか萌え萌えです。

2人は幼なじみで、宗純からアラタが好きだったのか。
アラタも好きだったろうけど、態度に出ていたのは宗純だったのが萌えツボできゅんきゅんした。
手を出したのはアラタからだけど。そこも年上て感じでいい。

宗純の天才肌に黒い感情を自覚するアラタだけど、それを宗純にぶつけず勉強に向けてやり過ごすのが賢い人だなと思った。

気に入ったCDを怖い顔をして聴く宗純がツボww
アラタを好きな宗純がとにかくかわいい。
それが現在進行形でらぶらぶなのが最高ですね。
まだ1巻だけどw

中学生の宗純もかわいいけど、現在の大人で短髪な方が個人的には好みです。
アラタも長身黒短髪冷静メガネで好きなタイプ。
2人とも好みでお話も良いと最高としか言いようがないですね。
まだ1巻だけどw

アラタが好きだったフェンダージャガーを弾いていたアーティストて、カート・コバーンのことかね。

バンドものって、かっこよすぎて恥ずかしくなったらどうしよう…と実はちょびっと不安だったのですが、全くそんなことなかった!

ミュージシャンてだけでかっこいいんだから、かっこつけなくていいんですよ派なので。
更に言うと、かっこいい人はそのままでかっこいいんだから、かっこつけたらいかんのですよ派なので。
さすが、ウノハナ先生!と改めて思いました(偉そうにすみません)

最終巻まで一気に読みたいと思います。
あまりめんどくさいことや辛いことがおきませんように。
それだと盛り上がりに欠けるから難しいのかなと思いつつ。
楽しみに読みます〜。

切ないやら萌えるやらたいへんたいへん

完結していないので神に近い萌2にしていたけど…やっぱり神に訂正しました!

リリーが狼の姿になってマレーネを見つめる横顔の美しいこと!
ジャンルとして獣人とか苦手でしたが、ここまで本格的ならそんなの関係ないと思いました。
余談ですが、狼自体は美しく神秘的で大好きなので。
昔のSF小説、ウルフガイシリーズ(平井和正)にハマったクチです。

狼の姿でも、真摯な瞳でまっすぐマレーネを見るリリーがリリーそのもので。
ストンと座るのもとてもかわいい。
狼の聡明さとリリーの真摯さと繊細さが瞳に表れているなと感じました。

満月期が終わった朝に狼の姿で現れたリリーの意志をすぐに汲み取るマレーネは頭がいいしさすが。
「…本当、君には勝てる気がしないよ」
はいいセリフだな。
リリーのことを認めて敬意を感じるし何より愛情に溢れている。

マレーネの話を聞いて人間の姿に戻った時のリリーの表情が切なくて、またかわいい。
リリーに恋をしてしまったというマレーネの言葉を聞いて人間の姿になるリリーの気持ちが伝わるようで。
(どうでもいいかもだけど、狼から人間に戻る時は全裸かと思ったら服を着ていましたねw)

で、素直に
「あんたの話を聞くべきだった」
「あんたは悪くない」
「すまない…こんな所まで来させて…っ」
と言うリリー、いい子!

そこですかさず
「リリー 愛してるよ」
「愛しているよ 愛してる…」
これぞすばらしい攻め様マレーネ!

はぅ〜いいちゅうジーンだわぁ。
さすが座裏屋先生。
2人の気持ちが通じ合ったのがわかる。

マレーネが子どもの時、助けたのはキーファーだったのかと。
メンバーへの指示の出し方とか、とても頭の良い人のように見える。
(ふと、キーファーはもしかしたらコヨーテの父親?と思ったけどそれはないかなわかんないけど)

自分は傷を負うかもしれない、何かを犠牲にするかもしれない、その覚悟をしてリリーに会いに来たマレーネの覚悟たるや。
「…そんな事言うな 俺がなんとかする」
「俺がなんとかするっ」
のリリーが…かわいいかわいい。
「じゃあ…2人で何とかしよう」
「…2人で?」
「そう2人で」
はぁ〜いいわぁ〜(萌え萌え)

マレーネの頬に触れる手が震えながら
「だから…2人でいられるのは今夜だけだ」
とお誘いするリリーの瞳が切なくてかわいい。
(リリーかわいいしか言ってないw ついでに猫がリリーになつくのもリリーが猫を抱っこしたりするのもかわいい)

今更だけど、感じると犬歯と爪が伸びるのエロスですね。
涙が出ちゃうのも萌え〜!(鉄板!)

で、リリーが
「マレーネ 俺は…っ」
「俺は…」
とすぐに言えないのもかわいい。
「言って、リリーっ」
のマレーネもいいし
「…お前が好きだ」
のリリーーーーー!!(涙)
萌え〜かわいいかわいい〜。

ちゃんとまた
「リリー 愛してるよ 愛してる」
と言うマレーネ最高だし
「僕達はもう大丈夫だよ」
もうれしい。

が!
状況はそうではなく、2人が離れてしまうわけですが。
ドミニクとかガーランドの世話役?とか今後出てきてまだ混沌は続きそう。

にしても、屋上にいるリリーがかっこいい。
1巻の冒頭の姿からそうだったけど、絵になるわぁ。

あと、マレーネが普段の一人称「僕」なのにたまに「俺」になるのエロい。

はぁ〜何巻まで続くんですかね。
4巻が楽しみです。